チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

御節料理

2010年12月11日 10時19分23秒 | 日記
デパート・ホテル・コンビニ・料理屋
まあまあ賑やかなおせち料理のお誘い
値段を見るとほとんどが3万円以上ね

どんな詰め合わせをするのかは
昔は婦人誌を参考にしていたが
今はこれかなーー

御節はもともと宮中で正月三が日は神々と同じものを食べる
と言うしきたりだとか
新年を迎えて縁起のいい食べ物が主役

また御節料理はお正月だけではなく
五節句に作られるもの
基本的に神棚に供えてその後頂くと言うのが筋

チャコちゃん先生の母はそうしていたので
ヤハリその遺伝子を継いで居るが
実家では祝い肴三種に
お膾や昆布巻き卵焼き、紅白のかまぼこ、きんぴら
と質素なものだったが

結婚後はあれやこれや作りすぎて
すっかり自分が疲れた

そう元に戻るのが良い
祝い肴三種は
田作り
ごまめ
数の子
それに黒豆
いづれも豊作と子孫繁栄、魔よけの食べ物だ
それにお餅があれば十分

魔よけは黒なので
お正月に黒紋付を着るのも意味がある

あんなに贅沢なものを作らなくても
祝い肴に黒豆と餅があればお正月は来る
もっとも西のほうは牛蒡が良く使われている

お雑煮は五色にするのも慣わし
白の餅、青の春菊、赤の人参、黄色の柚子、黒の椎茸
これも地方で具の種類が違うけどーー

今年はおせち料理の原点に戻ろうと思う
お正月にその歳の神様を迎えて祝うと言う本来の姿にーーー
コメント
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