チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

舞台観賞

2008年11月25日 11時56分19秒 | 日記
つれづれのメンバー12人と
「三丁目の夕日」を明治座で見る
なにせ
20代から80代の年代混合グループ
舞台は昭和33年から43年
という年にはまだ生まれていない人がいて
「そうそう、そうそうだったわね」
という人たちと
「へーあんなミシンがあったんだ」
「テレヴィも面白い形?」
「知ってる歌が少ない」
「懐かしい歌ばかりね」

などなどモノと自分の青春をかさねて
血沸き肉踊り状態

劇中の歌をハミングしたり
手拍子で楽しんだり
私達の周りが舞台と一緒になって楽しむと
劇場中が沸いてくる

終わって三田佳子さんの楽屋に
和綴じのメモ帳にみんなの感想を書き記し
それを渡す
「嬉しい、後でゆっくり読むわね、本当に嬉しい」
一人ひとりのきもの姿を褒めてくれる
「ナカタニさん乗ってたわね」
「わかった?みんなで楽しんだの」
「それが一番嬉しい」

「着物姿は会場が華やぐね、ありがとう」
とご主人の高橋さんもニコニコ

心地よい興奮のままお茶
其処へ言葉にいつも気をつけている田村さん
「ねえあの時代パフオーマンスという言葉は無いわね」
とダメだし
「おんぶ紐もあれはないわ」
と陽子ちゃん
子供の頭が座っていないときは亀の子という頭を固定するもの
頭がしっかりしたら晒を使う

「そんなんだ、お二人にお聞きすればよかったわ」
とチャコちゃん先生

「でもおしゃれなお洋服はあの通りで懐かしかったわ」
と衣装はどうやら合格

「それにしても喪服姿の三田さん息を呑むほど美しかったわ」
「ところであのときの帯は?」
元大手の呉服屋の女将さん
さすがに鋭い
「実は訪問着に締めた袋帯の裏です」
「なるほど、ぼかし具合が染では出せない落ち着きがあったものね」

楽しみながらも
見るところはきちんと見ているつれづれ仲間
味があって楽しい仲間ですわ

来年のつれづれは一月二十四日(土曜日)
年齢性別国籍不問
ドレスコードはあなたを輝かせるものならーー。
コメント
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