帯を締めるとき
手先を左にするか
右にするか
コレは
関東関西で違う
これだけはいまも区別があるので
面白い
さて
チャコちゃん先生は
左手先を左にして帯を締める
先日30年締め続けている
光琳椿と光琳海棠の丸帯を
椿の季節になったと思い締めた
タナカ
「チョット帯が破れている帯代えて出かけてください」
「あらほんと目立たないわよ」
「そういう問題ではないでしょう」
と厳しい
この帯は黒ボカシの地に
光琳椿を手描きしたもので
先代の笠仙の会長が
「なんといっても光琳はお品がいいからね」
と光琳の図案集を見ながら
いろいろ話し合いながら決めた懐かしい帯
都合
光琳梅、柿、蔦、紅葉などなど
次々帯におさまった
どんなきものにも本当に良く映える
よく取り出して締めているうち
黒の染料は風化も早いので
ボロボロになったらしい
では着替えに帰ろうと思っているとき
セキド
「手先を変えればいいのではないですか?」
「そうだ」
タナカと顔を見合わせる
「へーいいとこに気がついたわね」
「そんなのきものを着ている人の常識です!」
いわれてしまった
きもの暦4、5年の若造に教えられたワイ
うれしいねえ
手先を右にして締めなおしたら
また新しい感じがする
これでまた何十年と締めるつもりかしらね
チャコちゃん先生は
手先を左にするか
右にするか
コレは
関東関西で違う
これだけはいまも区別があるので
面白い
さて
チャコちゃん先生は
左手先を左にして帯を締める
先日30年締め続けている
光琳椿と光琳海棠の丸帯を
椿の季節になったと思い締めた
タナカ
「チョット帯が破れている帯代えて出かけてください」
「あらほんと目立たないわよ」
「そういう問題ではないでしょう」
と厳しい
この帯は黒ボカシの地に
光琳椿を手描きしたもので
先代の笠仙の会長が
「なんといっても光琳はお品がいいからね」
と光琳の図案集を見ながら
いろいろ話し合いながら決めた懐かしい帯
都合
光琳梅、柿、蔦、紅葉などなど
次々帯におさまった
どんなきものにも本当に良く映える
よく取り出して締めているうち
黒の染料は風化も早いので
ボロボロになったらしい
では着替えに帰ろうと思っているとき
セキド
「手先を変えればいいのではないですか?」
「そうだ」
タナカと顔を見合わせる
「へーいいとこに気がついたわね」
「そんなのきものを着ている人の常識です!」
いわれてしまった
きもの暦4、5年の若造に教えられたワイ
うれしいねえ
手先を右にして締めなおしたら
また新しい感じがする
これでまた何十年と締めるつもりかしらね
チャコちゃん先生は