朝のウオーキングをしてきました。暑いですね。ご自愛下さい。
さて本題です。
小生、セミの幼虫は深夜土から這い出し羽化するものと思っておりました。
インターネットで「夕暮れ時から午後8時前に土から這い出し羽化する。」ことが分かりました。
そこで、8月始めごろから夕暮れの時間帯、我が庭で「セミの這い出した穴」・「抜け殻」のあるところを探しました。
下左がセミの這い出した穴です。1円玉と比べて見てください。かなり大きな穴です。 右は羽化直後のセミです。
8月9日ついにその日が来ました。
下左写真のセミが穴の近くを歩いているではありませんか。見ているとアジサイに登り葉っぱの裏で動かなくなりました。
そこで、アジサイの枝を切り、家に持ち帰り観察することにしました。
待つこと2時間、右の写真のように背中が大きくなり羽化が始まりました。
待ちに待った羽化の瞬間です。
少しづつ身体が下方に抜け出してゆきます。この姿勢が合理的なのでしょうか。
羽化が始まり約30分身体を起こし、殻から完全に抜け出しました。そして羽が少しづつ伸びてゆきます。
羽は完全に伸びましたが、ご覧のようにまだ白っぽい色をしております。
それから1時間、羽に色が付いてきました。間違いなくあぶら蝉です。これがこの日撮った羽化最後の写真です。
下の写真のように二匹同時に羽化の様子を見ていたのです。
最初のセミの幼虫を見つけてから羽化まで時間がかかったので、庭に出てさらに幼虫がいないか探したところもう一匹見つけたのです。
後から見つけた幼虫は3分遅れで羽化してゆきました。一番上の羽化直後の写真もその時庭で見つけ撮ったものです。
最後の写真を撮った後、室外にセミを出し就寝しました。
翌朝5時30分頃見ると殻だけ残し旅立っていました。羽化後1週間の命と聞いております。精一杯自然を謳歌してもらいたいものです。
旅行の記事とどちらを先に投稿しようかと迷いましたが、お盆休みのお父さん方が子供さんに「神秘的な羽化の様子を見せる」参考になればと先に投稿しました。
2~3日頑張れば幼虫を見つけることが出来ると思います。
なお幼虫に触ったり、ショックを与えると羽化が上手く出来ないことがあるそうです。 やさしく慎重に扱ってください。
セミの羽化いいですね。
私もアゲハの観察をしていますが、なかなか
育つまでいません。
きっと、鳥に食べられたりするんでしょうね。
1度見たいものです。
昨日椋鳥が変な飛び方をしていました。丁度頭の上で油蝉を捕まえていました。何年も地中にいて一週間の命。なのに鳥の餌食に・・・。ものの哀れを感じます。