谷風便り

つれづれなるままに
よしなし事を、書きつづります

房総のむらは花盛り

2007年04月08日 09時38分44秒 | Weblog

 4月6日(金)陽気に誘われ久しぶりに千葉県立房総のむらへ出かけました。
 房総のむらは、龍角寺古墳群のある「風土記の丘エリア」と、江戸時代後期から明治初期における房総の商家・武家屋敷・農家などを再現した「ふるさとの技体験エリア」があります。

 これは、昔なつかしいのどかな田舎の風景、気持がゆったりし、日頃のストレスもどこかへいてしまいました。


 どこを歩いても桜、菜の花、水仙、それに小さな野草が花を付け春を謳歌していました。


 下左の写真は、蟹殻掛けです。
 蟹殻掛けは、
 安房郡鋸南町吉浜の漁師さんの家の入り口に災厄除けとして飾られているそうです。タカアシガニの甲羅に鬼面のような顔が墨で描かれております。
 右の写真で木に巻きつけれれているの綱は、辻きりです。
 印旛郡本埜村龍腹寺の村人が毎年1月8日地蔵堂に集まり、ムカデを形どった毛羽だった太い綱を3本作り、綱の中ほどに龍腹寺のお札を挟んだヌルデの枝と榊、篠竹を差し、村の三箇所の入り口に吊るし五穀豊穣を祈るそうです。


 下の写真(ポスター)が「房総のむら」の入り口に貼ってありました。
 左は、旧学習院正堂(重要文化財)でKIRIN創立100周年記念キャンペーンのテレビCMのロケ時のもの。
 右は、商家を再現した町並みで、テレビ朝日ドラマスペシャル「ミヤコ蝶々ものがたり」ロケ(昭和4年設定)が行われた時のものです。


 下の写真が、その旧学習院正堂です。


 房総のむらには、たくさんの古墳があり、それぞれに番号がつけられております。
 下は、101号古墳です。この古墳は、6~7世紀の古墳で周囲に埴輪が配置され築造当時の姿を再現しています。


 春の暖かいひざしにめぐまれ、春を満悦できた一日でした。  
 参考
 所在地は、千葉県印旛郡栄町竜角寺1028番地
 入場料 一般300円  高・大学生150円  65歳以上・中学生以下無料
 ここも、65歳以上の高齢者は入場無料でした。ありがたいことです。

コメント
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