ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

回想法を体験して

2014年10月21日 | えっせー
 世田谷区の広報で65歳以上の区民のために、「うつ予防のための回想法の講座」
が開かれ、その体験と1回目が開かれ、私も知識はあったが体験のため参加した。
 三軒茶屋で行ったが、参加者は男女同数位で20人ほどだった。
回想法は認知症の治療法としても取り入れられ、たとえば、子供の頃のこと、住ん
でいたところ、友人達、家族のことなど、すべてが昔の思い出につながるものを
想起させる方法だ。「内観法」と似ているが、実際にそれを体験して、過去を振り
返らずに、いつも前を向いている人間にはちょっとと思った。
 両隣りに座っていた男性も、私と同じように感じたらしい。
次の週から6回のセミナーが行われるので、その参加者を募るためだった。
  
 世田谷区では19年前から一年に2回、高齢者を対象に無料で開いているようだ。
参加希望の方は配布された用紙に記入して下さいと言われ、また「参加する方は
手をあげて」と先生に言われたが、手を挙げた人はわずかのように感じた。
 一クラス8人だそうだが、はたして集まるのかしらと思ったが、私は一度で
十分だと感じた講習会だった。でもその人の持つ性格、また自信喪失の人などには
効果はあるとは思った。しかし現代の高齢者は、昔の老人と違って「昔は良かった」
などとあまり言う人はいないと思う。認知症の治療法として、また人によっては確かに
役立つことだろう。と感じた「回想法講習会」だった。
 

二日間の勉強

2014年10月20日 | えっせー
19日、20日と続けてある研究会と、私が所属する学会に参加して、十分
学んだ。何時まで仕事を続けるためには、最先端の知識や情報が欠かせない。
 でも、家を二日間続けて空けることは、主婦にとっては大変なことだ。
まして外食ゼロの我が家では、夫のために食事は2食分は準備しておくが
もっとも心配なのは、毎日治療のために飲んでいる薬を飲まないことだ。
 6月学会に出席したとき、懇親会と二次会に出て電車の中で携帯をみたら
夫が救急車で入院したことを知った。
 
市ヶ谷で電車を飛び降り、タクシーで東京医療センターに駆け付けたことを
思い出し、二度とも早く帰った。夫はすでに眠っていたが、きちんと薬は
飲んでいた。アルツハイマー型認知症と診断され、治療を受けてから4年余り
過ぎた。短期記憶はまったくできないし、以前より少しずづ手がかかるようには
なったが、日常会話は普通にできる。
お陰様で体調もすっかり良くなり、早朝一人で起きて身支度して、ペットを連れて
ウオーキングに出かける夫の存在が有難い。
私は、いつまでも今の状態でいて欲しいと願っている。

パリの夢を見て

2014年10月19日 | えっせー
 昨年末にクリスマスシーズンのパリへ、誘われて思いがけなく行った時の
ことだ。その日は「モンサンミシェル」へ行くために、オペラ座の近くの
デパート「ギャラリ・ラファイエット」の前で、まだ暗い早朝に集合した。
 その時見たクリスマスシーズンの、ファンタスティックで夢のある、ショー
ウインドーがとても素敵だった。
 確かテーマは熊さんだったが、いくら見ても飽きないほどで、沢山あったが
集合時間のため、多分その半分位しか見ることができなかった。
 その時全部見ないで残念だったと、悔んでいる夢を見て友人に電話した。
すると、昼間オペラ座へ行った時前を通ったら、ものすごい人だかりで、とても
見ることができなかったのだと聞かされた。
 

あの日はまだ暗い早朝だから、誰もいないでゆっくり見られたのだろうが、今
でも全部見たかったと思っている。
 私は行きたい国は全部行ったが、やっっぱりヨーロッッパが好きで、パリ
は個人旅行3回、ツアーで一度行ったけど、何故こんなにも胸が痛くなるほど
また行きたくなるのかしら?方向音痴、言葉もダメ、淋しがりで臆病、そんな私は
絶対に一人では行けないのに…「でもまた行きましょう」と言ってくれる友人が
いるからかも知れないが…夫を置いて海外へ行けるだろうか?と考えたが、でも
可能性は無きにしも非ずと、ちらっと考えたが、またいつか、何とか都合を付けて
パリへ行きたいとしみじみ思った。

あまりにも多い不思議な一致

2014年10月18日 | えっせー
 ☆ 久しぶりのかつ丼なのに
 先日豚肉のひれ肉を一本買い、半分は一口かつで食べたが、多すぎるので半分
は冷凍した。昨夜急に「明日のお昼にかつ丼にしよう」と思った。
 コロモを付けたが、二人で食べるには余りにも多すぎたので、娘に「お昼に
かつ丼一緒に食べない?」と声をかけた。
 娘と三人で食べたかつ丼は美味しかったが、ほんとに不思議なのは、娘が
小学生時代からだが「今日は00が食べたい」と思うと、その日の夕食は
必ず食べたい料理だったそうだが、昨夜もテレビで見て「カツ丼食べたいな」
と思ったのだそうで、私の電話に驚いていた。
 実はそれだけではなく、大昔彼女が大学生の時に、私が初めてハワイへフラ
ダンスのレッスンに行ったが、その時一緒に連れて行った。
 
 私はフラダンスに使う羽根がついた、「ウリウリ」を二人で選んで買った
それからしばらくして、私がウリウリがなくなった夢を見た同じ日に、娘は
それを探しに行った夢を見たそうだ。
 今まで不思議なことは数知れないが、どうも二人は前世から繋がっている
ような気がしてならない。多分前世では娘が親で、私が娘だったのかも知れない。
 何故なら私はあまりに幼稚で頼りないらしく、娘はいつも「ママは私の妹み
たい」と絶えず言っていて「もっとお母さんぽいママが良い」とも、よく
言っていた。娘は子供の頃から、確かに私よりシッカリしていて、我が家
では母と娘が、まるで逆なような状態だ。
 そんなことも前世からの縁だろうか?世の中不思議なことがたくさんある
ようだが、もしかしたら我が家もそうなのかも知れない。

 一生自分の歯で食べるために

2014年10月17日 | アドバイス
 先日友人が「歯茎は腫れて痛かったが、治ると思って歯科医院へ行かなかった」
そうだが、次の日ようやく行ったら、お医者さんがびっくりしたほど、まるで
ピンポン玉のように、歯茎が腫れていたらしい。
 麻酔をし切開して膿を出したそうだが、ものすごく痛かったようだ。
私は25年以上前に「咀嚼学会」で、歯についていろいろと学んだので、かなり
知識はある方だ。歯は体の他の器官に備わっている「自然治癒能力は全然ない」
ので、異常を感じたら、すぐに歯科医に行って、治療することがベストだ。
 
 この年齢にして、入れ歯、差し歯が一本もないのは、それなりに毎日丁寧に
ケアしているからだ。現在は「80歳で歯を20本残そう」運動が行われている
が、おそらく私は80歳になっても、すべての歯が揃っていると思う。 
虫歯はあるが、少し歯が気になると、すぐに歯医者さんに飛んでいくので
いつも二回位で治療で終わるし、生まれてから「歯の痛み」は唯の一度の
経験がない。と言うことは、生まれつき歯が丈夫らしい。
 毎日自分の歯をケアしている方法を、ご紹介してみましょう。

1 30年以上前にインドのアシュラムで、「歯茎のマッサージ」を習ったが
  その時「歯が丈夫な人は、歯茎がダメになって一度に何本も抜ける」と
  聞かされた。そのため、それ以来「歯茎をきれいな指でこする」やさしい
  マッサージを一日も欠かしたことがない。
2 歯間ブラシを2種類使って歯の間をきれいにする。
3 その後に、細い管の先から水が勢いよく出る器具で、歯の間を洗い同時に
  歯茎も刺激する。
4 電動歯ブラシで磨く。(3・4とも25年以上前から使用)
5 歯茎のマッサージ。・
6 舌のマッサージ。
7 歯の根元の毛細血管を、指先で刺激する。 
 
 現在は「口腔内の状態は全身に影響する」と言われ、その知識がある人が
増えた。認知症も歯がない人がリスクが多いと言われるのは、咀嚼は直接
大脳を刺激するからだと思う。またよく聞く話だが「入れ歯を入れると、何を
食べてもあまり美味しくない」そうだ。
私は何年か前美容歯科でホワイトニングをしていたが、あまり歯に良くないと
聞いたので、止めてしまった。
 今歯は上14本、下16本あるが、下の歯が多過ぎるのだろうか、結婚して
から親知らずが生えて、きれいだった歯並びが、気がついたときには、下の
 前歯が少しギザギザしてきた。
 
そのため、あまり美しいとは言えないが、今でも歯茎がきれいなピンク色で
昨年からは3カ月に一度、必ず歯のチェックとクリーニングをしている。
 そのお陰かお知り合いの口腔外科の「医学博士斎藤道雄先生」創案の
口腔年齢チェックでは、30歳代以下と採点されて、ちょっと嬉しかった。
 毎日まったく休みなくお世話になる大切な歯、もしもあなたが若くても
大切にしてくださいね。昔のコマーシャル「芸能人は歯が命」、別に芸能人で
なくても「大切な、大切な歯」、一生自分の歯だけで食べられるように注意
しましょう!それには日頃のケアが、最も重要であることをお忘れなく。


指導しやすくなった、私のカウンリング・ルーム

2014年10月16日 | えっせー
  ☆ 大きな鏡の効果
 ピアノを搬出してから、そのスペースいっぱいに大きな鏡を張った。
今まで長年、ダンススタジオの壁面のL型一面に張った大きな鏡の前で
指導したり、踊ったり、自分のレッスンをしていた。
 でも事情があり、その場を貸してしまったが、大きい姿見があるからそう
変化はないと思っていた。ところが、全然勝手が違って、娘のアドバイスで
そうなった。もしも違和感があったらと気になったが、部屋も広く見えるし
明るくなり、とても素敵になった。
    
 これなら「姿勢矯正、歩き方、表情、立ち方、しぐさ、声など」、スタジオ
と同じように、「好感度を高めるルックス面の指導」も、効率よくご指導でき
るとすっかり嬉しくなった。
 これからは心理面だけではなく、さまざまなキャリアを持つ私だけにしかでき
ない方法を、より積極的にとりいれ、効果的にご指導したいと思っている。
 無論自分のレッスンも最高にやりやすかったが、前日すごく立派な胡蝶蘭を
いただいたが、それが鏡に映えて美しかった。
 今朝もカウンセリング・ルームをのぞいたら、朝から嬉しくてウキウキした。
 

生きていくエネルギーそれは瞑想

2014年10月15日 | えっせー

 瞑想の習慣がついて早や30年以上過ぎた。
ヨーガの指導者として、究極の瞑想状態を習得したくて、何年間も求め求めた瞑想。
 それはインドの聖地リシケシのアシュラムだったが、ダンス教師で夜型だった
生活が一変して朝型になり、それは現在でも継続している。
 心理カウンセラー、ヒーラーとして、さまざまな「セルフコントロール法」を
習得したが、やはりその根幹は瞑想だと思っている。
※ アシュラムのメディテーションホール
   
 瞑想をして良い状態は、聴覚が突然鋭くなり、今まで全く聞こえなかったさまざま
の音が聞こえてくる。鳥のさえずり、人の足音、電車の音、遠くを走る車の音など。
 20年ほど以前突発性難聴炎になり、左耳はそれ以来耳鳴りが絶えたこともなく
聴力も落ちている、でも、そんな時は突然耳がよくなるから、不思議でならない。
 瞑想状態は身体的な感覚がほとんどなく、魂にエネルギーがチャージされる
ような気がする。瞑想で私の心身の健康は保たれているのだと思うが、すると
心の奥底から感謝の気持ちが湧きあがってくる。今日もまた朝から幸せな気分だ。
  ※ ガンジス河の上流域美しい清流
  

  ※ その頃咲いていた花
  

能里子のワンポイントアドバイス

2014年10月14日 | アドバイス
 お早うございます。東京は夜中に吹き荒れていた台風は過ぎ去り、今朝は
とても良いお天気です。まだこれから通過する地方も被害がないように祈り
ながらこれを書きました
 
 ☆ いつまでもシャープな頭に
 昔はIQが高ければ、頭がよいと言われていましたが、IQで主に分かるのは
記憶力、推理力、判断力などで、入学試験、入社試験などには大変有利な資質です。
 しかしIQが高く、たとえ頭脳明晰でもその人が必ずしも、幸運だったり
幸せな人生を過ごせたりするとは限りません。
 賢く生きるためには、人間関係が最も重要ですが、それは心の機微に敏感で
思いやりや優しさがあり、相手と協調したり共感できる順応性、また状況判断が
素早い、努力できること、プラス思考などの要素が欠かせません。
 それが「心の知能指数」と言われる「EQ」です。
 
 また頭には「基礎回転数」がありますが、それはその人が本来持っている頭の
回転速度です。たとえば、何か問題を解決しなければならないときに、今まで
脳の中に蓄えてあった記憶や、情報などを、集中力を高めて、それらを思考に
結び付け、素早く臨機応変に対応ができること。
 その脳の力を「基礎回転数」と言います。
脳は40代以降にもっとも衰えるのは記憶力ですが、たとえ記憶力が衰えても、年齢
とともに、これまでの経験の積み重ねがあれば、ますます成熟していくそうですよ。
 記憶力や暗記力や、記名力が衰えても、絶えずいろいろ学び、考えて、フル回転して
いれば、それらは必ず役に立つのだと、希望がもてますね。

 さらに「結晶性知能」という言葉もあります。
これは今まで学習したことや、経験などから、年齢とともに感性や、思考力
洞察力などが高まることを言います。
 ただ何となくとか、ボーっと生きていては、心も体も老化するのは自明の理。
いつもビビッドに生きていたい私は、あまり優秀でない頭脳を、どうすれば
活性化できるかと、絶えず新しい情報を得て、学んだり、経験したりしでいます。
 「最近物忘れが多くて」と嘆いている方、まだまだ脳が成長する「基礎回転数」
や「結晶性知能」を高めるために、いろいろなことにトライしてはいかがで
しょうか!?すると、あなたの人生が、きっと心豊かになることでしょう。

久しぶりに夫と楽しく飲んで

2014年10月13日 | えっせー
 台風が関東にも押し寄せるようだが、今のところは全く影響がない。
でも友人からのメールで、定例の火曜日のシニアスクールが、早や休講に
なったと連絡が入った。
 我が家の夫は大分元気になり、昨夜は毎日の定量より「もう少し飲みたい」
と久しぶりで言ったので、私も同調して、ワインを開けた。
 こんな気分は久しぶりだが、夫が元気になったのがとても嬉しかった。
ときどき私は「私達は後何年一緒に暮らせるのかしら」と思うことが
ある。どんなに愛し合って結婚しても、一緒に死ぬのはまず不可能だ。
 だから残された期間をできるだけ、楽しく仲良く暮らしたいと、私は
いつも思っている。認知症が少しずつ進行しているのは感じるけれど、日常
会話はまったく以前と変わらなくできるので、それが何より嬉しい。
 最近ほとんど一日ソフアーで横になっているが、でも、今日も早く一人で
起きて身支度し、ペットを連れてウオーキングに行った。
 こんな平凡な日常を糸を紡ぐように大切にして、これからも寄り
添って暮らしたいと、しみじみ感じた。


毎日新聞を読んで

2014年10月12日 | えっせー
☆健康志向はどの世代も変わらない 
海外や、国内で起きている、悲喜こもごものさまざまなニュースが、毎日
報道されている。その他に、日常的な心温まる出来事や、ほのぼのしたこと
感動できること、人生相談、読者の投稿など、毎日新聞を読むのがとても
楽しみだ。
 私が最大の関心があるのが、書籍や雑誌の広告だが、それを見ると世の中で
何が求められているかが、明確に感じ取れると思う。
 政治情勢、人生を模索している人達の「生き方」、趣味の分野などさまざまだが
何と言っても、変わらないのは「いかに美しく、健康でいられるか」と言うテーマ
だが、これは年代を問わずに、もっとも求められているのだろう。
 
 まして超高齢化社会の現代だから、私たち高齢者達も、他力本願ではなく
自力本願で健康を守り、次の世代にあまり迷惑をかけることなく、理想的には
介護を受けずに死を迎えたいと考えている。
 私自身は長生き願望は全然なく、いつ死んでも良いと思っているが、死ぬまで
元気でいたいから、毎日いろいろ努力をしているが…
 老後はたた趣味だけで生きるのは、もはやアナクロだと思う、自分の健康を守る
ために、「何らかの方法を実行し、それを継続すること」が必要な現代だ。
 世田谷に住む私の同世代前後の友人や、知人達はそんな意識を持っている人が
多いような気がするが、努力は必ず報いられるので、たとえどんな些細なことでも
気長に続けることを、ぜひお勧めしたいと思っている。


 


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