ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

映画「アイリス・アプフェル!」を見て

2016年06月26日 | えっせー
 これは94歳ニューヨーカー、現役で美術や、ファッションの
仕事をしている女性を、約4年間かけて撮影した記録映画だ。
 「ジャラジャラした感じのアクセサリーとファッション」は大変
ユニークで、私はちょっと驚いた。
 しかし独自の才能を発揮し、誰におもねることなく、事業を成功させ
また高齢になっても、自由にのびのびと、また超忙しいく、仕事を楽しん
でいる生き方が素晴らしいと思った。
 このドキュメント映画は、アメリカの超一流メディアからは、「傑作」
「最高」「必見」と絶賛されたとか。94歳まであの激しさで現役でいる
ためには、相当な心身の自己コントロールが必要だと思った。
 杖こそついていたが、背筋はまっすぐに伸びて、後ろ姿はとても
老人とは思えないほどとてもカッコ良かった。


 「人生100年代」と言われつつある現代は、現在後期高齢者
(75歳以上)で元気な人は100歳まで生きると予想されている。
 現在でも100歳で現役でご活躍されている方が多いのは、本当に
頭が下がる思いだ。先日友人に聞いた話では、世田谷区の高齢者体操
の会では、90歳以上の参加者が表彰され、12・3人もいたそうだ。
 唯何となく長生きはしたくないと思うが、生きている限り自分に
正直で、自由に、できればいつまでも人様のお役に立ちたいと思って
いる。この映画は世界的に高齢化している現代には、生きる目標が持てる
ために、大変役立つと思った。でも「もうこのままで十分幸せ」と感じて
いる高齢者には関わりないかも・・・人生は一度しかないとしたら
私はいつも燃焼して生きていたい。この映画はそんな意味でも、大変
良い刺激になった。

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