ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

今まで生きてきた道 24回

2006年09月17日 | 
今日は梅丘のお祭りです。そのため夫はその手伝いに駆り出され
 お昼も夜も外食ですので、わたしはとても心配です。
外食は美味しいけれど、塩分も脂肪分も糖分も多いし添加物も
含まれているからです。わたしは「旦那がいないと楽でいいわ」
と喜んでいる奥様方の気持ちがわかりません。
 夫がいないためスタジオに来ていた娘を誘って飲んでいたら
我が家の4階に住む息子が下りてきて、また三人でおしゃべり
しながら楽しく飲みました。我が家はいつもこんな状態ですが、
だから今朝は少し寝坊です。


 ☆ 催眠法でさまざまな症状が改善される
 催眠状態は脳波がシーター波(もっとも暗示やイメージに反応
しやすい)になり、潜在意識が高まっていますので、いつも自分を
抑圧している理性的な部分が(新皮質)眠って、本能的な心の部分
(旧皮質)が活発に働きます。そして批判的な気持ちがなくなり
誘導者の暗示の言葉に大変素直になり、そしてイメージも描きやす
くなります。また大変心地よく、その受身的なそのリラックス状態は
わたしの経験ではおそらく他のどんなものより、恍惚とした感覚では
ないかと思います。
 またイメージ体験も、実体験も判断できない潜在意識は、描いた
プラスイメージを素直に受け入れるため、現実にそのイメージどお
りになることが多いのです。ですから、緊張症、乗り物酔い、対人
恐怖症、などあらゆる症状に効果的ですが、目標や願望などの達成
や、性格改善などにも即効的に役立つのです。
 
 またアメリカの高名な精神科医ブライアン・Lワイス博士が書かれた
「前世療法」は、深い催眠状態に誘導すると、自分が生まれる前の前世に
たどりつくことがあると述べておられます。
 実は大分以前ですが親しかった精神科医が「催眠をかけていたら
前世がでてきたが、元はドイツ人だと言うから驚いたよ」と言ったこと
を聞いたこともありますので、事実かもしれません。
「前世療法」はPHP研究所から文庫で出ているはずですので、興味
のある方はぜひ読んでくださいね。
 催眠法はいろいろな分野でも活用されている、実は科学的な心理療法
なのです。

 ☆ 催眠法を指導して
  わたしが心理療法を始めたきっかけはは「催眠療法」でしたが
しばらくしてからその弊害に気がつきました。それはクライア
ントに依存心が生じてし、なかなか自立できないということに
気がついたことでした。
 それは何かあるとわたしを頼って、すぐにまた来会することを
くり返すのです。つまり催眠法は「指導者の暗示の言葉だけに
頼る受身的なイージーなもの」ですので、一度良くなっても持続
性がないことに、ハッキリ気がついたのです。
 そのため自己催眠法であり、医学が元でできた自律訓練法を、
催眠的な誘導法で取り入れ、現在でもそのように指導して
います。受身的な催眠法はある意味では大変効果的で、乗り
物酔いが一度の誘導で直ったり、また緊張症や好き嫌いがすぐに
治ったりする事例があります。最近の指導例では憑依現象の
女性が、見事に立ち直ったことなどもあり、その驚異的な
効果に感心しながらも、最近わたしはあまり積極的には取り
入れてはいません。
 
 なぜなら今までわたしもその技法を勉強して、前世療法も何度か行い
ました。クライアントが「フランスの兵士だった」「大昔で動物の皮のような
ものを着ていた」「森の中のお城にいた」などと話すことの不可解さに
実はとまどっているからです。前世療法は催眠を深くして、そのイメージの
状態をこちらが聞きだす方法ですが、私はやはり「本当なのだろうか?」と
抵抗感があり、イマイチ真剣になれないからです。














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