ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

ヨーガの変化

2014年04月21日 | えっせー
ヨーガの変化
 私のヨーガスタジオは一度づつでもレッスンに参加できるが、今日は昨年まで
インドに住んでいて、首都デリーにあるシバナンダ、アシュラムへ時々レッスン
に通っていたという人が参加した。「シバナンダ・アシュラム」は、ガンジス河
の上流域のヨーガの聖地にもあるが、ビートルズが修行したそうで、有名な
アシュラムらしかった。大昔指導者ばかり20人ぐらいで、そこに宿泊して修行
するはずで行ったが、雨の中寒い門前で4時間も待たされ、結局宿泊できず
近くの粗末なホテルに泊まり、早朝毎日通った懐かしいところだった。
 Sさんはスポーツクラブでやっているヨーガは、とても疲れると言っていたが
私も同感で、あれは単なる運動にしか過ぎないと思う。
 


 
本当のヨーガとは、瞑想、呼吸法があり、アーサナ(ポーズ)は、緊張と
リラックスを交互に行う方法だが、瞑想も、呼吸法もリラックスもほとんど
ないのが実情なようだ。運動は筋肉の緊張と収縮のくり返しだが、ジムで
やっているヨーガは明らかにそうだと思うと、Sさんと意見が一致した。
 そう言えば、5年前に私は修行したリシケシの、ヨガ二ケタンのレッスン
に参加したが、昔私が修行したヨーガとは明らかに違っていた。
 ヨーガも時代とともにだんだん変化してくるのだろうが、今日本で行われて
いるヨーガの大部分は、昔のヨーガとは違っているのは確かだと思う。

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