見えない世界を実感して

　☆　忽然と消えた置きもの
　初めてご指導を受けるとき伺った時、先生の机の上に、シッカリ
した木の枠の中に、ガラスの中に動く物が入っている珍しい置物が
あった。好奇心旺盛な私はすぐ興味を持ち「これなんですか？」と
伺った。すると「これは外国のもので、邪気を避けるものだから
あなたに上げるよ。カウンセリングルームに置けば役立つからね」
と、気前よく下さった。それからカウンセリングルームに置いて
あったが、孫が病気で入院しその原因が分からず、そのため
しばらく入院しそうだ。私は何時か頂いた置きものを孫の病室に
持って行くことにした。どうせなら霊能者でもある先生に、パワー
を入れて頂こうと思い、ご指導を受けに行く日にバックに入れた。

　ところがお願いするため、バックから出そうとしたが、ない！
確かに入れたはずだけど、粗忽な私なのでもしかしたら家に忘れた
のだと思い、家に帰り探したが見つからない。
　そんな小さいものではないので、どこかに紛れこむはずはないが
次の日もいくら探しても見つからなかった。
　「不思議でならないのです。バックも途中で開けなかったし、こんな
ことがあるのでしょうか？」と電話でお話した。
　すると「あるんです、そんなことは」と先生は即座におっしゃって
突然物が消える現実があることを、詳しく説明して下さった。
　先生は著書の中で「見える世界は５０％見えない世界も５０％」と
書いているが、私それは確かかもしれないと感じていた。
　でも、自分で体験してみて、そんな現実があることをハッキリ
認識でき、不思議だが受け入れざるを得なかった。