miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.292 「蛮幽鬼」

2009年10月18日 23時16分53秒 | 過去の観劇記録
2009年10月18日(日) 昼の部 新橋演舞場 2階 3列 37番

伊達土門/飛頭蛮=上川隆也、京兼美古都=稲森いずみ、方白/刀衣=早乙女太一、稀道活=橋本じゅん、ペナン=高田聖子、音津空麿=粟根まこと、稀浮名=山内圭哉、遊日蔵人=山本亨、京兼惜春=千葉哲也、サジ=堺雅人、他。
原作=中島かずき、演出=いのうえひでのり、音楽=岡崎司、他。

遠い昔。
各地の豪族支配から、ようやく一つの政権が出来上がりつつある島国・鳳来(ほうらい)の国にまつわる物語。
鳳来の国の若者四人は、国をまとめる精神的支柱として果拿(かだ)の国の国教“蛮教(ばんきょう)”を学ぶために留学している。その中の一人、京兼調部(きょうがねしらべ)が暗殺され、同行の伊達土門(だてのどもん)【上川隆也】が無実の罪により監獄島に幽閉される。土門は、濡れ衣を着せた稀浮名(きのうきな)、音津空麿(おとつのからまろ)への復讐を誓う――
10年の歳月が流れ、脱出を試みようと牢獄の壁を掘り進めていた土門は、両手足を鎖に繋がれた男【堺雅人】がいる牢へたどり着く。土門に助けられた男はサジと名乗り、復讐に協力することを誓ってともに脱獄する。
鳳来の国の都。蛮教を持ち帰った浮名と空麿は、教義を自分たちに都合よく作り変え、彼らの父親たちと共に権勢をふるっている。
一方、都のはずれでは、飛頭蛮(ひとうばん)が唱える“蛮心教(ばんしんきょう)”へ人々の支持が集まりつつあった。蛮教に疑問を抱く大王の妃、美古都(みこと)【稲森いずみ】は、彼女を護衛する刀衣(とうい)【早乙女太一】を伴い飛頭蛮のもとを訪れる。この飛頭蛮こそかつて美古都と将来を誓い合った土門であった。
そして、宮中では、蛮教と蛮心教の教義をめぐって、飛頭蛮と空麿は教義問答をすることとなる…。
(あらすじは松竹HPより)

3年降りの新橋演舞場です。
昼ご飯は「蛮幽鬼」特製弁当っす。「幽」のマグロ炙り丼いただきやした。

アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」をモチーフとしたお話。
しかしまぁファリア神父の代わりが殺人鬼だったらどうだろう…という設定でして(^_^;)
その殺人鬼が、笑顔がチャーミングな堺雅人ときたもんだ。
穏やかな笑顔を全く崩すことなくバッタバッタと人を斬っていく様は、かなりオソロシかったです。

上川さんは「表裏源内蛙合戦」以来ですんで、割と最近(?)ですね。
そのときも歌があったんで、今回安心して観られました。
立ち回りも美しいです。長い白髪を振り乱しながらの殺陣。
堺さんの立ち回りって結構珍しいかと思うのですが(「新撰組」では殺陣してましたかね?)、非常に優秀な殺人鬼っつーことで、ヒョイと相手を交わしていく感じです。
早乙女くんの立ち回りシーンでは拍手が起きました。ファンっぽいオバ様方が結構いたっぽいです。
彼の殺陣は舞を舞うように美しいですが、美しすぎる気も。
舞女役の方白はもの凄く綺麗で、ホント女の人以上ですた(^_^;)
稲森さんは後半の大君(おおきみ)になってからの方が良かったです。
じゅんさん、まさか新橋演舞場でコール&レスポンスするとは思わなかった(笑)
笑かしていただきました♪
劇団員の高田聖子さん&山本カナ子さんの両姉さん方もサスガ。
客演の山本亨さんと千葉哲也さんがウマい。

ともかくタイトルが出る場面はメッチャかっこよくて、鳥肌たってしまいました。
場面転換はスクリーンの多様で飽きさせないし、盆の回し方も絶妙です。
1幕目がちょっと長かった印象があります。
それと花道使いが少なめだったかな~
岡崎さんの音楽、ビシバシはまってました。

幕間はNさんオススメの小倉アイスもなかを。
パリパリの皮がウマーッ。
プログラム2300円。高し!デカし!(橋本じゅんさんへのコメントを内野さんが書いてらっしゃったので、それだけでもまぁいいか…)

ドラマ「JIN-仁-」第2回

2009年10月18日 22時26分58秒 | TBSドラマ「JIN-仁-」
幕末の江戸へタイムスリップしてしまった仁(大沢たかお)は、謎の男の正体がかの英雄・坂本龍馬(内野聖陽)であることを知り、あ然とする。
そんな中、江戸の町では「コロリ」という名の死の伝染病が、再び猛威を振るおうとしていた。江戸が“死の都”になることを恐れた西洋医学所の頭取・緒方洪庵(武田鉄矢)は、佐分利祐輔(桐谷健太)の口から仁の体得している進んだ医療技術について聞きつけ、橘家を訪問。仁に、「コロリの治療法を指導してほしい」と頭を下げる。だが、「自分がこの時代で生きることは、誰かの運命を変えてしまうことになるのかもしれない」と不安を抱きはじめていた仁は、「コロリという病気を知らない」と嘘をつく。
その矢先、咲(綾瀬はるか)と共に訪れたタエ(戸田菜穂)の家で、喜市(伊澤柾樹)が激しく嘔吐し倒れてしまった。コレラに苦しむ人々の姿を目の当たりにした仁は…!?
(あらすじは公式HPより)

若干お祭り気味だった初回より、さらに良い感じに締まってきたような気がします。
なんとまぁキャラが立ったドラマなのかっ!
殆どドラマ見ない私ですが(内野さんが出演されたのは別としてw)←コレをさておいても面白い!!

また喜市ちゃんに泣かされた人多いのではないでしょうか(T_T)
嘔吐下痢でツライ時に、「先生損したね…」なんて。

仁もまた、悩み抜いてました。今この時代にコレラ治療しちゃったら、完全に歴史塗り替えちゃいますからね。
咲ちゃん、武家の娘は走っちゃいかんのじゃなかろうか(汗)
非常に行動的な娘御ですなぁ。
緒方洪庵役の武田さんが「一つ聞いてもいいですか?」と仁に質問するシーンは、若干金八先生を思い起こさせ(笑)

で、今回かなり龍馬クンが活躍しとりますw
屁こいてます(*^_^*)←勝先生笑っとりますた
野風に うっとりぽ~です♪
「豪放磊落」って、こういう お人ぢゃなかろうかいな?
ますます龍馬にしか見えない内野さんです。
次回は治療の手助けまでするんですか??

視聴率:16.4%