miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

No.594 「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」

2019年01月14日 23時05分56秒 | 2019年の観劇記録
2019年1月14日(月・祝) マチネ 東京芸術劇場 2階

ピエール=井上芳雄、ナターシャ=生田絵梨花、エレン=霧矢大夢、アナトール=小西遼生、ソーニャ=松原凜子、ドロホフ=水田航生、マリア=はいだしょうこ、バラガ=メイリー・ムー、マーリャ D.=原田薫、アンドレイ/ボルコンスキー老公爵=武田真治、他。
音楽・詞・脚本・オーケストレーション=デイブ・マロイ、訳詞・演出=小林香、振付=原田薫、音楽監督=前嶋康明、美術=松井るみ、他。

19世紀初頭、モスクワ。貴族の私生児として生まれたピエールは、莫大な財産を相続したが愛のない結婚をし、その人生にどこか虚しさを抱えながら、酒と思索に耽る毎日を送っていた。ピエールと親交のある、若く美しい伯爵令嬢ナターシャは、婚約者のアンドレイが戦争に従軍し寂しさを募らせていた。そんなある日、美しく魅力的な男アナトールと出会ったナターシャ。その誘惑に抗えず遂には駆落ちを計画する。だがそれは失敗に終わり、アンドレイとの婚約も解消されてしまう。
一方、ピエールは妻エレンの不倫を知り、不倫相手のドロホフに決闘を申し込む。かろうじて勝利するものの、意味の無い命を賭けた闘いに、ますます鬱屈した気持ちを募らせていく。
虚しく生きる男と全てを失った少女、2人の運命はやがて重なり―。
(あらすじは公式HPより)

「戦争と平和」は当然読んだことなく(^_^;)
漏れ伝えてくる観劇済みな方のあらすじと、劇場で頂いた人物相関図と、「100分で名著」のざっくりあらすじのみorz

ストーリー自体は余り難しいことは無かったが、曲が!難しすぎる!
初見では追いつけない、色々と。
それと劇場の構造(すばらしいね~美術!さすが松井るみさん)
かなり張り出し舞台にして奥の通常舞台部分を田の字型に区切り、各仕切り内に「コメット・シート」を配置。中央ややシモテよりを中心にした通路。奥には螺旋階段と扉。
張り出し舞台部分は3つに分けて、カミテとセンターにオケ(センターにはピエールの小部屋もあり)シモテ部分には客席。
また舞台上の星の照明がキレイ!おおきな彗星も物言うキラキラ加減で良し。
色々なキャストが色々な所でアレやコレやを演じているので目が落ち着かないw
開演前には2階席にもキャストが登場して客席を暖めてくれた。
これは本当に観客あっての作品だな~。

芳雄ピエールが1幕ほとんど引きこもりで(^_^;)
酒びたりだし勉強しまくりだしマトリョーシカをふきふきして並べたり!お菓子食べたり!寝転んだり!
コメットシートの皆様と乾杯してみたり。
2幕もマトリョーシカを今度は戻して(めっちゃ気になる!)
でも歌になると!本領発揮!「塵と灰」素晴らしかった。
2幕ラストのナンバーも演出・照明と相まって感動を覚えました。

ナターシャ生田ちゃん。うむ。この難曲揃いのミュージカルでよく頑張っていたと思う。
霧矢さんとの対比が出ていた。白と黒、みたいな。
ピエールとナターシャがもう少し親密(?)な関係になって終わるのかと思ったら、そうでもなく終わって若干置いてけぼり感があったが、原作の2巻くらいまで、ということなので、まぁそんな感じなのだろうorz
エレンのナンバー「シャルマンテ」(チャーミング)素敵♪悪女っぷり全開
アナトール小西くん。見た目は良しだが歌はもう一歩かな(^_^;)
ソーニャの松原凛子さん!歌うまし!友人であるナターシャを思う気持ち。
マリアのしょうこ姐さん、あまり印象に残らなかった…
バラガのメイリー・ムーさん歌うまし!存在感すごい。ナターシャ誘拐シーンの「トロイカ」盛り上がった!
マーリャD.の原田さんもいいわ~
2役を演じたシンディ。老公爵www ロンパース(^_^;)

もう少し予習した方が良かったのか、耳を鍛えておくべきか…
しかし次回はもう千秋楽。これが予習になってくれる事を祈る。

開演中に地震があって若干びびるorz
カテコでもそれに触れて、「地震があったり彗星が墜ちてくるかも知れないしw」と座長挨拶。
「新成人おめでとー!」と言っておりました。
終演後に芸劇前広場に新成人たちが たむろしてました。


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1 コメント

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Unknown (miniyoshi)
2021-08-01 12:01:50
塵と灰良いですね🎶
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