miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.334 「大人は、かく戦えり」

2011年01月23日 22時06分03秒 | 過去の観劇記録
2011年1月23日(日) マチネ 新国立劇場・小劇場 A1列 14番

大竹しのぶ、段田安則、秋山奈津子、高橋克実。
作=ヤスミナ・レザ、演出=マギー。

大竹&段田のウリエ夫妻と、秋山&高橋のレイユ夫妻。
ウリエ夫妻の息子とレイユ夫妻の息子がケンカし、ウリエ夫妻の息子が歯を2本折られるという件で、ウリエ夫妻の家に集まり対応を検討している所。

最初は礼儀正しく穏便に済まそうと2組の夫妻はしているけど、だんだんと本性(?)丸出しの言い合いに。酒まで入って収集つかず(笑)

もー面白いのなんの!80分休憩なしの舞台、ほぼ笑いっぱなし。
この4人のガチンコ舞台、さすがですw
やはり大竹しのぶさんのキレ具合が堪らないですな。
秋山奈津子さんの体当たり演技もスゴイっす(ええッ ゲ○ってばっ!←もちろん偽物ですけど…)
高橋さんは弁護士の役で、ずっと携帯電話が鳴りっぱなし。そりゃ奥さんもキレるってもんです。携帯を取り上げて花瓶にブチこむ所は爆笑!!
段田さんも八方美人な夫役を好演。いやいや、こういう一件温厚な人ほど怖いっていう(^_^;)

3対1になったり、2対2になったり(夫同士、妻同士だったり…)クルクルと言い分が変わり、スピーディな展開。

美術も美しかった(松井るみ)。赤と黒がオシャレなウリエ夫妻の応接間。

だらだらだら

2011年01月22日 16時30分31秒 | その他いろいろ
まだ充血中ですだ。
なるべく眼を使わないように…
無理ってもんです(笑)

自宅PCを使わないように
TV見る時間を少なく
とか。

ま、ぼちぼちと。

明日 観劇予定ありですのに。
しかも来月 自分も仕事も忙しいのに。

だんだん年齢が上がっていくにしたがって
身体がギシギシ言っています(^_^;)

red_eye

2011年01月17日 21時32分57秒 | その他いろいろ
昨日の夜から左目が充血中です…
ちょっと違和感あり。
仕事 中抜けして眼科行ってまいりましたが原因不明(^_^;)
とりあえず炎症を抑える目薬もらい、しばらく様子見です。

うさぎ年だからでしょうか(笑)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

チケ取りに手こずった「国民の映画」無事ゲット。
e+&ぴあ先行ハズれ、一瞬KAATへ行っちゃおうかとも思いました(爆)
でもe+2次で引っ掛かった~w
よかったパルコだ♪

そして新感線「港町純情オセロ」も取れた~。
新感線FCメールを間違って消してしまい、うさこさんに転送してもらったのであった。
感謝感謝。
あーまだ「日本人のへそ」取れたか不明だな(こまつ座先行申込み)
他にも気になるのウヨウヨ。
今年は40公演突破しちゃう?!

無理が祟ると…

2011年01月14日 22時33分52秒 | その他いろいろ
なんか最近、病気で降板とか代役とか多いような気がしません?
色んな所で無理が祟ってるんでしょうか~
休まれる俳優さんは無念だと思いますが、観に行く立場からすると…orz

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

それにしても今年の冬は寒い!
明日から「今年一番の寒波」だそうで。
世界的な気象も大荒れです。

ひさびさ親分!

2011年01月12日 23時20分41秒 | その他いろいろ
DVD持ってるのにNHK BS-2の「あかね空」見てしまった…(*^_^*)
傳蔵オヤビン かっこいいよ~ん。
あのチラリズムが何とも言えないのよねw
そりゃ永吉さんの腹掛けやら ふくらはぎやらも素敵ですけど(笑)
豆腐をまぜる木杓文字を自宅にまで持って帰って風呂場で練習していたというエピソードを思い出しましたですよ。

明日はWOWOWで「クヒオ大佐」もあるのだな。

No.333 「十二夜」

2011年01月10日 22時19分01秒 | 過去の観劇記録
2011年1月10日(月・祝) マチネ シアターコクーン 1階 L列 6番

ヴァイオラ(男装してシザーリオ)/セバスチャン=松たか子、オーシーノー=石丸幹二、オリヴィア=りょう、マライア=荻野目慶子、サー・トービー・ベルチ=大森博史、船長/アントーニオ=真那胡敬二、役人=小西康久、ヴァレンタイン=酒向芳、フェイビアン=内田紳一郎、キューリオ=片岡正二郎、サー・アンドルー・エイギュチーク=片岡亀蔵、マルヴォーリオ=串田和美、フェステ=笹野高史、他。
作=W.シェイクスピア、翻訳=松岡和子、潤色・演出・美術・衣裳=串田和美、音楽=つのだたかし。

双子の兄妹セバスチャンとヴァイオラの乗った船が嵐に遭い、ヴァイオラはイリリアの海岸に打ち上げられる。彼女は消息の分からない兄を死んだと思い、身を守るために男装してシザーリオと名乗り、イリリアの公爵であるオーシーノに小姓として仕えることにする。
オーシーノは伯爵の娘であるオリヴィアに恋をしていたが、彼女の兄の喪に服したいという理由で断られ続けていた。
オーシーノは、オリヴィアに自分の気持ちを伝えてくれるよう命じる。密かにオーシーノに淡い思いを抱いていたヴァイオラはその命令に苦しむが、小姓としてその勤めを果たす。ところが、オリヴィアは使者としてやって来たシザーリオに心を奪われてしまう。
一方、ヴァイオラがてっきり死んだと思っていた双子の兄セバスチャンは、別の船の船長アントーニオに助けられており、彼と共にイリリアにやって来ていた。
オリヴィアにはオーシーノの他にも求婚者がおり、オリヴィアの叔父トービーの遊び仲間であるアンドルーもその一人だった。愛しいオリヴィアが公爵の小姓に熱を上げていると聞いたアンドルーは、トービーにそそのかされてシザーリオに決闘を申し込む。シザーリオは仕方なくその決闘を受けたが、そこにアントーニオが割って入り、シザーリオのことをセバスチャンだと思い込んで決闘を止める。ヴァイオラはアントーニオが自分の事をセバスチャンと呼ぶのを聞いて、兄が生きていることを知る…。
(あらすじは公式HPより)

どこか乾いた南米の匂いのする、海岸の浜辺。遠くから楽団が、楽しいような悲しいような旋律を奏でながら近づいてくる。浜には仮設の舞台が用意され、そこで繰り広げられるのは「十二夜」のトリビュートのような作品だった(劇中劇と捉えても良いのだろうね?)
非常に哀愁に満ちているんだけど、決して悲しくはなく、常に「人」が探し続けていくであろう『もう一人のカタワレ』についても深く思っちゃうような感じでした。

松さんの2役w
ヴァイオラが男装してシザーリオは、男の子に隠した乙女が垣間見えて可愛かった。双子の兄セバスチャンになれば、もう完全に男子である。しかし意図したことだとは思うのだが、セバスチャンはちょっと幼すぎないか? りょうさん演じるオリヴィアがぞっこんになり、やがて結婚を決めるまでの“大人の”男だろうか…
2幕ラスト、双子が再会する場面は「あっぱれ」である。最初こそ衝立を使ったものの、後は観客の想像力をフルに働かせ、プラス松さんの佇まいで『魅せる「2役」』の使い分け。んん~でも松さんにキレイなドレスも着せてあげたかったわ。
オーシーノーの石丸さん、久々に普通(?)の歌声!さすがの上手さ。そしてお得意のサックスまで披露。その上入浴シーンまでっ。オリヴィアへの恋に身を焦がしてたワリには、シザーリオが実はヴァイオラだと知ると手のひら返し(笑)←諦めは早いほうが身のため…かな。
あ、あの歌は「グリーンスリーブス」のメロディーだよね?松さんと石丸さんでミュージカル、どうでしょうか?(観たいわー)
オリヴィアのりょうさん、細っ!!強っ!!(爆)オーシーノーの求婚には目もくれず、シザーリオにぞっこんです。恋する女は大胆ねw
マライアの荻野目さん、明るい。そして悪知恵も働く。
サー・トービーはいたずらっ子がそのままオヤヂになった風。マルヴォーリオやエイギュチークをいぢりまくり。
亀蔵さんのエイギュチーク、とっちゃんぼーや風髪型&衣装がラブリーです。
アントーニオって、セバスチャンにお世話以上のLOVEアリ?(「エレファント亭」で、あ~して こ~して… いやいや。腐女子な考えは置いておこう)
マルヴォーリオは演出の串田さんです。にわとりですか…。まったく ついてないですな(私的には「NINAGAWA十二夜」の時の“鬱金色”が思い出されて仕方なかった…)
フェステの笹野さん、あの味わい。「イソギンチャクとサザエの恋物語」も切なかった~。こういう道化役、本当にお上手です。

舞台上にもミュージシャンが出たり入ったり、ジャグリングもありーの。
素敵な舞台でした♪

明日は成人の日

2011年01月09日 22時40分48秒 | その他いろいろ
我が市では今日が成人式でしたよ。
自分が成人になった時を思い出しました。
「20年降り」とか言う雨の降る寒い日でした。

そんな時代もあったねと(笑)
あと数年で2回目の成人式が来ちゃうけど…
私は相変わらず舞台を観に行くでしょうw

でもって明日はシアターコクーンで「十二夜」でっす。
なんか面白いらしいので楽しみ♪

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

最近歳のせいか、体力の無さか、1泊の荷物を持つのが辛くなってきた(^_^;)
小さいキャリーを買おうかどうしようか悩み中。
かなり軽いポリカーボネート製のも出て来たしね。
問題は普段置いておく場所だーorz

料理通信2011年2月号

2011年01月06日 23時17分09秒 | ウチノなお仕事
ん~ケーキが美味しそうw
とノッケから違う(?)ページに興味津々

「料理通信」2011年2月号(定価980円)
写真(モノクロ)1ページ、インタビューが1ページ。
なぜかフォークとスプーンを持ち、「かまわぬ」柄の浴衣姿。
しぶいッすね~。

シゴトハヂメ

2011年01月05日 23時07分17秒 | その他いろいろ
10日間の休みも終わり、仕事始めです。
は~ぁ。研修の内容はどこへ行ったやらorz

いかんいかん!

がんばろ

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

我が家の朝の定番、日テレのズームインが3月で終了とのこと。
寂しいぞっ。
他の局は騒がしすぎてイマイチ好きになれないけど、ズームはトメさん時代から見てるので、残念。
そうなるとズムサタも終わっちゃうのかな?
しばらくは朝のリズムが崩れる…

No.332 「時計じかけのオレンジ」

2011年01月03日 22時27分39秒 | 過去の観劇記録
2011年1月3日(月) マチネ 赤坂ACTシアター 2階 G列 22番

出演=小栗旬、橋本さとし、武田真治、高良健吾、山内圭哉、ムロツヨシ、矢崎広、桜木健一、石川禅、キムラ緑子、吉田鋼太郎、ほか。
原作・脚本=アンソニー・バージェス、上演台本・演出=河原雅彦、音楽監督=内橋和久。

近未来のロンドンの町。コロヴァ・ミルク・バーにアレックスを首領とするピート、ジョージ、ディムの4人組がいる。バーの外、ジャンキーをよってたかって、殴る、蹴る。さらに別の少年たちとの乱闘。棍棒、チェーン、ナイフが飛び交う。ナッドサット語を駆使し、街を席捲するアレックスたち。
アレックスらは作家アレクサンダーに出会う。彼らは作家に猿轡をすると、目の前でその妻を殴りつけ強姦する。アレックスはかってのミュージカル「雨に唄えば」を唄いながら、作家とその妻に乱暴ろうぜきの限りをつくし、コロヴァ・ミルク・バーへ。そのときアレックスの心を捉えた音楽、それはベートヴェンの第九交響曲。世にも美しい音楽に心を奪われるアレックス。
アレックスは有頂天だった。仲間でも気に入らなければ、いきなりナイフで刺したりする。そして、次の襲撃場所は猫好きな一人暮らしのブルジョワ夫人の家。アレックスは夫人を殺害してしまった。警察の襲撃。仲間は逃げ、アレックスは逮捕され刑務所送り。刑務所の牧師のもとで賛美歌を歌う日々。
ある日、内務大臣が視察にやって来た。それがきっかけで、新開発の人格矯正法「ルドヴィコ療法」の実験材料にアレックスが選ばれ病院へ引き渡された。その療法とは、暴力や性に対し完全に無力な人格を植え付けるというもの。ドクター・ブロドスキーのもと、アレックスは注射を打たれ、体はがんじがらめに固定された。そして、眼球が飛び出さんばかりにクリップで目蓋をこじあけられ、見せられた映像は膨大な残虐描写フィルム。BGMはアレックスの愛したベートーヴェンの第九。アレックスは目を閉じられない。
実験は成功し、羊のようにおとなしくなったアレックスが家に帰ると両親の冷たい仕打ちが待っていた。家にはジョーという間借り人が住みついてアレックスの代わりになっていた。また、かつての仲間達は今では警官になっていて、アレックスを半殺しの目にあわせた。アレックスは今では暴力恐怖になっており、反撃することもできないのだ。
半死半生の体でやっとたどり着いた家は皮肉にも作家アレクサンダーの家だった。あの事件で妻は死に、彼は不自由な体になっていた。アレクサンダーはそうとうは知らずアレックスを親切に介抱してやった。やっと落ち着いたアレックスはナッドサット語をしゃべりだす。アレクサンダーはそれを聞いて、真相を悟る。この男だ!と。反体制の作家アレクサンダーは「ルドヴィコ療法」の記事は新聞で知っていた。その実験の男が、自分たちを不幸のどん底へ突き落とした犯人だったとは!政府攻撃と自らの復讐に燃えるアレクサンダー。二階にアレックスを閉じ込め、ベートーヴェンの第九を大音響で聞かせる。アレックスは苦痛に耐え切れず窓を突き破って飛び降りた。……
この事件で窮地に立った政府は、マスコミ攻撃をかわすため、手を打った。アレックスを人格矯正以前の人格に戻す治療を施したのだ。
大音響で流れるベートーヴェンの第九に陶酔し、不適な笑みを浮かべるアレックス。
「これで俺は元に戻った」…。だが、本当にそれでいいのか??
(あらすじは公式HPより)

↑ていうか、あらすじって(爆)
ほとんどこのままなんですが…

舞台は台形になっていて、カミシモが大きな鏡。正面奥には上から下までイメージメッシュ(スライドできる可動式)。イメージメッシュの2階部分には生バンドが。
とにかく映し出される映像はまぶしく、音楽は大音響&パンクで耳が痛いし、内容は上記の如くなので、なんか思考回路停止状態でした(^_^;)
客席使いも少々アリ(2階席からは見えないんですけど~)
私的には間違いなく『2階席で良かったよ』的。歌詞が聴き取りづらい。
あーもちろん同名の映画も観てないよー(笑)原作も読んでないよ~。

小栗くんのシリを観るのは2回目だな(「カリギュラ」以来だ~)生着替えシーンがあります。そして、休憩時間(20分間)にも仕掛けあり。ずっと観ていたい人は、上演前にトイレを済ませましょう。小栗くんは休憩出来てナイ…よねぇ。
「人格矯正」させられて、世間に戻ってきても負の連鎖というか自業自得というか、身から出た錆なんだろうけど、救われないなぁ。特に両親との再会シーンとか。
さとしさんのドクター・ブロドスキーは、ちょっとイメージが粟根まことさんキャラだった(笑)←マッド・サイエンティストな感じが。休憩時間に入る時のセリフもいいねぇ。
武田真治くんの演じた作家アレクサンダー、2幕中盤で歌うまで全然解らなかった…。あとジョー役ワロタ(なぜにちょっとオネエ系??)。
石川禅さんの牧師(酒におぼれてる)。やっぱり歌は流石っ!彼が一番まっとうな人っぽいけど…
キムラ緑子さんの女性研究者&ブルジョワ夫人(すぐ殺されちゃうが)怪演。
鋼太郎さんは歌もあるし!権力第一の内務大臣役。アレックスは権力の道具にすぎない。

2幕後半、“あれ?終わり”的な感じがアリの、その後もアリの。
うう~ん。なんか不思議な舞台。

それと、場面転換時の白いカーテンなんですが。ちょっと安っぽいんだよねぇ。
せっかく近未来っぽい作りになってるのに残念。
セットごとスライドできるんだから、あのカーテン要らないような気もするが(^_^;)

入場待ってたら、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんと、緒川たまきさんを発見しました。お花も沢山きてたなぁ。