miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.629 「最貧前線」

2019年10月30日 23時26分09秒 | 2019年の観劇記録
2019年10月27日(日) マチネ 大和市文化創造拠点シリウス やまと芸術文化ホール 1階 4列 シモテ端

「最貧前線」吉祥丸もついに最終地・やまと芸術文化ホールへと辿り着きました。
私は水戸・三茶・大和と3カ所3公演だけでしたが、もっと増やしておけば良かったと後悔orz

舞台から離れて(もしくは2階席で)観てみたかった、とかゼイタクな悩みなのだが、このセットに関しては仕方ないかなw
大楽はシモテ端だったので、カミテ端にキャストが寄ると遠いのなんの。

アドリブ満載だった~。
砲術長さんが指示を出す腕立て伏せ、回数が増えてる!
それと船倉の無線士コーナー(?)
見習いのはじめが手紙を添削してもらうシーン、「手」と「毛」。大楽はシモネタに走った無線士さん!
「おまえ、もう(下の)毛は生えたのか?」とかww
それをちゃんと返す旺志郎くん!
無線士さん「俺は毛に敏感なんだ!」ってば!
その後、通信長が来てカンヅメのシーン。
「宗教上の理由で食べられないのです、ヒンズー教なので」ってば!
さらに通信長に向かって「あ、艇長さん!」振り向く通信長…「バカが見る~」♪
もうやりたい放題です(*^_^*)

吉祥丸の船員達は強い信頼感で結ばれている。
船長は機関士の力量を認めていて、必ずやってくれると信じているし、水兵の上村が船から落ちた時にウソをついて助けようと、あうんの呼吸で漁労長とコンタクトを取る。
舞台上の吉祥丸が人力で動いているのとシンクロするような気にもなる。

八千代丸の水葬シーンは胸が熱くなり、コンソリ対決のクライマックスシーンは胸が躍る!
帰還が決まって吉祥丸がぐるっと舞台上を回転し、舳先がシモテへ向かう時の勇姿。
ラストシーンの艇長、軍服を脱ぐと一回り以上小さく見える…
今までで一番 風間くんの感情がほとばしっていたように見えた。

カテコは船上から降りてきた段階で既にオールスタンディング。
暖かい拍手で劇場が包まれた。
内野さんの挨拶から始まり、脚本の井上さん・演出の一色さんが壇上に呼ばれ、キャストと抱擁や固い握手。
一部のスタッフさんも舞台上に。特に吉祥丸を動かしてくれていた黒子のスタッフさん達、お疲れ様でした!
初舞台で爆泣きの旺志郎くん。
ベンガルさんの肩のチカラが抜けた挨拶も良かったです。
ソツない挨拶がサスガの風間くん。おウチ帰るまでが遠足です、的な?(超意訳w)
内野さんの挨拶で〆て、吉祥丸に最大級のお手々ヒラヒラが贈られ、素晴らしいカーテンコールが終わりました。

再演してくれたら嬉しい。キャスト変わりなく、もちろん吉祥丸も同じで!
そしたら次は2階席のチケット取りますw

命の大切さ、戦争という大きな流れ。こういう舞台を若い世代に観て欲しい。
「きれい事すぎる」という意見もあったようだが、「演劇」という枠組みの中で、少しでも他者と意見を通いあわせる何か、または自分自身に問いかける何が起きるキッカケになっただけでも良いのではないかと思った。

No.628 「ラ・マンチャの男」

2019年10月30日 22時02分32秒 | 2019年の観劇記録
2019年10月26日(土) ソワレ 帝劇 1階 S列 シモテサブセン

セルバンテス/ドン・キホーテ=松本白鸚、アルドンザ=瀬奈じゅん、サンチョ=駒田一、アントニア=松原凜子、神父=石鍋多加史、家政婦=荒井洸子、床屋=祖父江進、ペドロ=大塚雅夫、マリア=白木美貴子、カラスコ=宮川浩、牢名主=上條恒彦、他。
脚本=デール・ワッサーマン、作詞=ジョオ・ダリオン、音楽=ミッチ・リー、訳=森岩雄/高田蓉子、訳詞=福井崚、振付・演出=エディ・ロール(日本初演)、演出=松本白鸚、音楽監督・指揮=塩田明弘、他。

今年上演50周年を迎えたミュージカル「ラ・マンチャの男」。
以前観劇したのはいつだったかと検索してみたら初回は1997年(おいw 22年も前!)、2回目は2005年(それでも14年前)でした。

客席の年齢層が高い…。そして前楽。
オーバーチュアあんな風だったかなぁ~とか思い出しながら、案外色々な場面やナンバーを覚えているものだと自分でも感心する(^_^;)

昔観た時よりもドン・キホーテが発するセリフが染みるようになった気がする。
白鸚さん・上條さんも随分とお年を召されたなぁ…
でも歌になると凄く味わい深く、またツヤもある歌声になる。

もはや立ち回りは一種の様式美のようでもあるがw

アルドンザの瀬奈じゅんさんが男前なのよ!
アントニアの松原凜子さん♪ この作品はアントニアの持ち歌が少なめなのが残念orz
サンチョ駒田さん。ご主人大好き感満載~
カラスコ博士の宮川浩さんも久しぶりに拝見。

1幕休憩ナシなので始まるとあっという間に終演。
カテコが大変盛り上がり、キャスト揃って「見果てぬ夢」を。さらに白鸚さん単独・英語歌唱もありました。
シオタクターの指揮も良し!

そろそろ白鸚さんもこの作品最後か?とのウワサも聴きましたが、次回再演はキャスト一新なのかな~。

素晴らしき大千穐楽!

2019年10月27日 23時04分00秒 | その他いろいろ





シリウス、綺麗で新しくて大きな劇場でした!
「最貧前線」無事に大千穐楽を迎えました。
3回しか観劇できませんでしたが、素晴らしいキャスト、スタッフさん達のチカラが相乗効果になり、とても見応えのある、かつココロに響く舞台になったと思います。
カテコで内野船長が演出の一色さんと脚本の井上さんを舞台上に呼んで、お二人からも挨拶あり。
爆泣きの旺志郎くんにヤラれました(泣)
溝端くん、旺志郎くん、ベンガルさん、風間くん、内野さん挨拶。
風間くんサスガのMC力w
あと、舞台に上がれるスタッフさん達を讃えられたのが良かった!
主役と言ってもいいくらいの吉祥丸を動かしてくれていた黒子のスタッフさん、有難うございました!
大千穐楽に行けたのは久々だったので、そこかしこに色々なファンが集結しているのが懐かしい感じ。
お世話なった内野友の皆様、有難うございました。また次回、元気でお会いできますように…


いよいよ

2019年10月27日 08時57分00秒 | その他いろいろ
昨日は久しぶりに「ラ・マンチャの男」観劇。


前楽だったからかカテコ盛り上がって、キャスト皆で「見果てぬ夢」、さらに白鸚さんが英語バージョンを歌って下さいました。
終演後ロビーで北大路欣也さんをお見かけする。
そして観劇歴23年にして初の素敵な体験してきました!
詳しくは書けないんですが(汗)脇汗が出まくりのアワアワ。
いや、有難いです。ホントに。
色々な御縁に感謝。

今日はこれから大和市文化創造拠点シリウスにて「最貧前線」大千秋楽を見届けて参ります!
吉祥丸も最終地に帰港します!



No.627 「ジーザス・クライスト=スーパースターinコンサート」

2019年10月14日 23時38分23秒 | 2019年の観劇記録
2019年10月14日(月・祝) マチネ 東急シアターオーブ 2階 7列 センターブロック

ジーザス・クライスト=デクラン・ベネット、イスカリオテのユダ=ラミン・カリムルー、マグダラのマリア=ジョアンナ・アンピル、ヘロデ王=成河、カヤパ=鈴木壮麻、ペテロ=テリー・リアン、ピラト=ロベール・マリアン、シモン=海宝直人、アンナス=アーロン・ウォルポール、他。
作詞=ティム・ライス、作曲=アンドリュー・ロイド=ウェバー、演出=マーク・スチュアート、音楽監督=八幡茂、美術=岩本三玲、指揮=若林裕治。

舞台は約2000年前のイスラエル。
ひとりの人間として、神や民衆との間で苦悩するジーザス(イエス・キリスト)と、ジーザスに仕える弟子の一人でありながら、裏切り者として歴史にその名を刻むことになるイスカリオテのユダ。
民衆の間で人気を高めるジーザスに対し危険を示唆するが、ユダの心配をよそに民衆はジーザスを崇拝していく。
ユダヤ教の大祭司カヤパは、大衆の支持を集めるジーザスに脅威を感じ、他の祭司たちとジーザスを死刑にしようと企てる。
そして自分の忠告を聞かないジーザスに思い悩むユダは、祭司たちの策略により、とうとうジーザスを裏切り、祭司たちに居場所を教える。
神の子としての自分と、人間としての自分との狭間で思い悩むジーザス。
遂には弟子や民衆の裏切りによって捕えられ、十字架にかけられたジーザスは、自分の運命に対する神の答えを問いただしながら息絶えるのであった…。
(あらすじは公式HPより)

この豪華なキャスト陣!
千秋楽に観劇出来て何よりでした。
普通はコンサートやライブは「番外」としているのですが、これは充分に演劇として通用する舞台でしたので、連番付けました。

鉄パイプを組み合わせたセット、途中の色々な所にバンドメンバーが散らばっていて、キャスト達も歌いながら登ったり降りたり。
ヘロデ王は一番高い位置から下を眺め、時に一緒に口ずさんだりノったり、水飲んだりと小芝居(?)色々してました。

は~ラミンユダのパワフルかつカリスマ性の塊!(カリスマってw)
マグダラのマリアを演じたジョアンナさんのボデーが気になって仕方無い、とか(おい)
カヤパ壮麻さんが本領発揮!低音ヴォイス!(壮麻さんファンの友が凄く喜んでいた♪)
それとピラトのロベールさんもイイ!
シモン海宝くん勿体ないくらいだーー!

モチのロンでジーザス役もデクラン・ベネットさん…凄い。ムチ打ちの所などムチの音とライティングだけで打たれている所を表現しているのだが、表情だけでジーザスの痛みを感じられた。
普通の青年だったけど民衆の扇動に駆り立てられ祭り上げられ その後地獄へ落とされた。今でもそんな事良くある…そう感じたジーザスでした。

ヘロデ王の成河くんは一瞬で観客をトリコにしたと思う!一瞬天魔王かと思ったがw

いやぁ客席もアツアツで、オープニングからスタンディングして手を上げノリノリで踊りまくる1階席前方の方々。
「ゲッセマネ」や「スーパースター」などビッグナンバーはショーストップ。
また指揮の若林さんが解ってらっしゃるのよ♪

カテコは4回くらいあったかな~
最後は客席にいた演出のマークさんが舞台上に上がり、みなさん並んで。
あと日本人キャストだけ前に出て、という粋な計らいもありました。

観に来られて良かった…。
WOWOWさんで放送されるかしら。是非ともお願いします。

No.626 「オイディプス」

2019年10月14日 23時10分05秒 | 2019年の観劇記録
2019年10月13日(日) ソワレ シアターコクーン 1階 C列 シモテブロック

オイディプス=市川海老蔵、イオカステ=黒木瞳、コロスのリーダー=森山未來、クレオン=高橋和也、テレイシアス=中村京蔵、操縦士=谷村美月、羊飼い=笈田ヨシ、他。
原作=ソポクレス、翻案・演出=マシュー・ダンスター、翻訳=木内宏昌、美術・衣裳=ジョン・ボウサー、振付=シャーロット・ブルーム、照明=勝柴次朗、音楽=かみむら周平、他。

「父を殺し、母を娶るであろう」という恐ろしい予言から逃れるため、放浪の旅に出た古代ギリシャ・コリントスの王子オイディプス(市川海老蔵)は、旅先のテーバイで他国の脅威を退け法の秩序を取り戻した英雄として請われ、王となる。
オイディプスは先王ライオスの妃イオカステ(黒木瞳)を妻に迎え安寧な日々を送るが、ほどなくしてテーバイ中に疫病が蔓延する。コロスのリーダー(森山未來)を中心に、オイディプスに助けを求めるテーバイの市民たち。オイディプスは国を救うために神託に従い、先王殺害の犯人を捜すが、やがて明らかになるのは恐るべき真実だった…。
残酷で悲劇的な運命がオイディプスに襲いかかる…。
(あらすじは公式HPより)

1幕モノ1時間50分。
近未来なのかな…
不思議なセット。コンクリート打ちっ放しの空間でシモテにはロックの掛かる大きな搬出口のような扉、カミテ壁にはこちらも大きめの出入り口、奥には数段高い所にガラス張りの部屋、その上にはオイディプスとイオカステの寝室。寝室は隠れるように出来ていて、その隠している吊り壁に映像が映せるようになっていた。オイディプス達が さながらユーチューバーのように会見映像を動画配信していたりw

汚染された外の世界があるようで、大きな搬出口から入ってきた市民達(=コロス)は皆防護服を着ていて、入ってくると衛兵に除染される。
カミテの奥には皆が崇め奉る神様がいるらしく、神々しい光に市民達が跪いて神託を請うのだった。
キャストも皆スーツやら普段着で。
だから原作では馬車でも この舞台上では車になったりする。

森山くんのコンテンポラリーなダンスが見られただけでも良しとしようか(^_^;)

ライオスを殺したのがオイディプスだと観客は皆知っているので、犯人がわかっている推理ドラマを見るような印象を受けた。
海老蔵くんのオイディプスはセリフが少し歌舞伎っぽいかな~
スーツ着ているから王っぽさが余り無かった。
イオカステって何歳でオイディプスを産んだのだろう…随分若い時でないと(^_^;)
クレオンの高橋和也さんが次期王としての威厳とタダシイ採決をしてくれたのが良かった。
あとテレイシアス(予言者)の中村京蔵さんが場を締める。

全てを知ったオイディプスは自らの目を突いて失明し、愛する妻は自殺、幼い娘達を置いて追放処分へ。それはライオスを殺した罪として、自らが定めた罰による報い。
追放されるシーンで毒々しかったハズの外から、ドアを開けた瞬間に明るい花吹雪が舞い散り、テーバイが安心して住める新しい街となり、新時代の幕が開いたのだと感じた。

日常の有り難さ

2019年10月14日 21時48分11秒 | その他いろいろ
無事に行って帰って来られた。
「日常」有り難い。
電車の中から濁流で一杯の利根川や隅田川、そこかしこで水がたまっている様子が見てとれた。

我が家地方で2本流れている川の1つが、堤防まであと2メートルくらいまで差し迫っていたとtwitterで読んだが、すんでの所で決壊や流出をせずに済んだ。
もし水害があれば、やれ観劇だの出かけるだの言っている場合では無かった。

被災された皆様にお見舞い申し上げます。

たいふ〜ん!その3

2019年10月13日 13時29分00秒 | その他いろいろ
いやー。怖かった!
夜9時30分頃に警戒レベル4が出て、避難しなくちゃ!と用意してあった緊急持ち出し袋ワチャコラして。
もう寝ていた父に声掛けたら「行かない」…
はー。でたー。
置いて行く訳にいかないし、そんな事言う父を置いていけない、と母も言うし、しかないので自宅待機。
しばらくすると落ち着いてきたので避難しないで終わりましたが、次に何かあったら自分の身は自分で守ろうかと思います。

一夜明けて被害の詳細が出てきましたが、堤防が決壊したり住宅や車が浸水したり、橋が流されてJR両毛線は小山行きの一部が運休です。

若干強行ですが、東武の特急が動き出したので行ってきます…

No.625 「最貧前線」

2019年10月12日 22時38分18秒 | 2019年の観劇記録
2019年10月6日(日) マチネ 世田谷パブリックシアター 1階 E列 センターブロック

水戸公演に引き続いて世田谷パブリックシアターで観劇。セットの横に余裕がある(^_^;)
今回前方席が多くて、普段ならとても有り難い!と思うのだが、このセットに関しては2階席か3階席から見たかった、とゼイタクな悩みが。

吉祥丸の乗組員達の熟され方が良くなってきていて2回目の観劇ながら引き込まれた。
前回気づいてなかったのか、吉祥丸の左右にパネルが出る所があったり(より船の中央部分がキワだつ)、船倉の通信室のシーンでは切り取るように上部も隠されていた(なんか水戸では上が開いていたような気がするのだが、気のせいなのかw)
水戸公演で感じたダイナミックな船のハミ出しさえ無かったが、それでも見応えはあった。
船を動かすスタッフさん、本当にお疲れ様です。
ぜひ大和の大千秋楽では舞台の前に出てきて一緒にカテコで労いたいんですけど、どうですかね?

無線士と通信長のシーンで、溝端くんがマッチのナカミをぶちまけてしまい、佐藤さん演じる千田が「後で拾っておきます」とアドリブ。
カンヅメの下りも毎回アドリブなのね♪

たいふ~ん!その2

2019年10月11日 22時37分17秒 | その他いろいろ
各鉄道会社の計画運休状況が発表され、ワタクシの脚であります東武鉄道伊勢崎線の特急は13日午前中運休が決定。もう1本の脚でありますJR両毛線、さらにその先の高崎線or湘南新宿ラインも運休が決定…
ということで13日のお昼くらいに都内に着く事は出来なくなりました。

各舞台公演も中止や公演時間の変更など対応があるようで、今の所12日は軒並み中止に伴う払い戻し等がアナウンスされています。

13日はどうなるのだろう…
どのみち行けないから公演中止の方が金銭的には多少有り難いのだが。

今日、会社帰りにスーパーに買い物に行ったら、カップ麺・パン・インスタントご飯等売り切れ続出。他の野菜や生鮮食品も、いつも以上に売り切れが多かったです。
そしてガソリンスタンドには長蛇の列!

会社も雨漏り対策で濡れてはイケナイものは、なるべく大丈夫そうな所へ避難させて来ましたが、連休中不安だな~。

どうなるのかしら…超巨大台風。