miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

黄金週間らしい

2010年04月29日 23時22分55秒 | その他いろいろ
世間サマは「ごーるでんうぃーく」とやらに突入したみたいで。
長い所では12連休ですって? 多くは7連休??
そんな中、なぜか我が社は4連休(5/2~5/5)。
しかも“昭和の日”の今日も仕事、5月1日メーデーも仕事。
まったくもってorzでつよ…

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

第13回日刊スポーツ・ドラマグランプリ助演男優賞
受賞おめでとうございます~!!

テレビ朝日ドラマ「臨場」(2010)第4話:似顔絵

2010年04月28日 22時53分19秒 | テレビ朝日ドラマ「臨場」
ダム建設の不正入札への関与が疑われていた元議員秘書・中西の変死体が、ホテルの一室で発見された。一ノ瀬の見立てでは、首つり自殺。だが、倉石は、わずかな吉川線などの痕跡から他殺と断定する。
立原は、第一発見者で中西を追っていた捜査二課の柳井から事情を聞くが、事件当日の早朝、柳井のもとに中西の居場所を知らせる密告の電話があったという。部屋に残されたものと同じ銘柄のタバコを吸う柳井に、立原はささやかな疑惑を抱く。
ホテル・ハウスキーパーのあゆみが、中西の部屋から出ていく女性を目撃していた。似顔絵を描かせ、手配しようとした矢先、柳井は立原に似顔絵の女性は「自分の女房だ」と告白する。
柳井の妻・香奈恵は中西と不倫関係にあったこと、当日中西の部屋を訪ねていたことを認めたが、殺人については否認する。
倉石らは現場の状況に疑問を持っていた。犯人は部屋の指紋はふき取っていたが、吸っていたタバコはそのまま、グラスの指紋も残したままだ。さらに倉石には、タバコの箱の銀紙だけが捨てられており、ラップがないことが納得できない。新しいタバコを開けるには、ラップを切り、銀紙を破る必要がある。そのラップだけを犯人は持ち去ったというのか…。
また一方で、倉石は、香奈恵につながった似顔絵が気になった。
あまりに、似顔絵が似すぎている・・・・・・その謎とは一体?
(あらすじと写真は公式HPより)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

奥貫薫さん(三原あゆみ)、川野太郎さん(柳井昌一郎)、宮本裕子さん(柳井香奈恵)と、とてもいいキャスティングだったと思います。
特に奥貫さんの復讐を内に秘めた不幸顔(失礼か…)。
ハウスキーパー同僚の山本道子さんも良かったw

群馬県の新規ダム事業…(あ、八ツ○ダムじゃなかった・笑)に絡む事件、と思わせておいて実は不倫の成れの果てかー。
立原くんもだいぶ倉石さんのこと、解ってきたじゃんか。今回随分頼りにしてたしね。
あのホテルの部屋って、事件後何日くらいそのままキープされるのでしょうか?
バスルームも大きかったし、新宿だから相当な値段の部屋だな(^_^;)

留美ちゃんも一ノ瀬くんも、自分達から部屋に証拠探しに来ました。それを見つめる倉石さんの暖かい表情が印象的です。
そんな一ノ瀬くん、来週捜査一課へ…

柳井が署にカンヅメになるシーンで、カップラーメン一個手渡される所がワロター。足りないべ!
また五代ぶちょーは床屋です。今日は髪の毛切ってました。
毎回思うのだが、さんの顔、黒すぎじゃね?聞き込みで外回りばかりの設定かなぁー

視聴率:16.9%

☆ ☆ ☆ ☆ ☆



↑白いたんくとっぷ、超ヤバす♪ この二の腕と大胸筋、どう考えても腐女子対策としか思えん(笑)


↑次回(5月5日は休みのため、5月12日放送予定)は「犬のお父さん」こと北海道犬のカイくんがゲスト(?)出演w

No.304 「レベッカ」

2010年04月24日 23時39分15秒 | 過去の観劇記録
2010年4月24日(土) マチネ 帝国劇場 1階 U列 24番

マキシム・ド・ウィンター=山口祐一郎、「わたし」=大塚ちひろ、ダンヴァース夫人=シルビア・グラブ、フランク・クロウリー=石川禅、ジャック・ファヴェル=吉野圭吾、ベン=tekkan、ジュリアン大佐=阿部裕、ジャイルズ=KENTARO、ベアトリス=伊東弘美、ヴァン・ホッパー夫人=寿ひずる、他。
脚本・歌詞=ミヒャエル・クンツェ、音楽=シルヴェスター・リーヴァイ、原作=ダフネ・デュ・モーリア、演出=山田和也、指揮=西野淳。

2008年シアタークリエで初演された「レベッカ」。今回の再演は“大劇場バージョン”とかで、生オケが入って音的には確かに良かったです。
しかしセットが… あれで良いんでしょうかね? クリエの方が、まとまってた気がするんですけど。
カーテンに映るレベッカの影とか、いらない気もするしー。
スクリーンに実写の海などの背景が映るのは余計なお世話感アリ。
さらに開演前&幕間、クリエの時はグリーンの照明がとても幻想的だったのになぁ。
いかにもお屋敷があるマンダレイを彷彿とさせて。

ちひろちゃんはとても成長しました。最初のオドオドっぷりもいいですが、マキシムと秘密を共有して強くなっていく様が良かったです。
祐サマはね、ほんと衣装が良くお似合いで、特に紺のジャケット、白いパンツ姿なんかホレボレするぐらい素敵です。
歌も相変わらずバズーカっす。動きは…(以下自粛)ボートハウスに近寄ってしまった「わたし」を怒鳴ってしまい、引き留めようとする仕草がツボってしまい、耐えますた。
ちひろちゃんとのキスシーンとかデュエットは、ちょっとクロロック伯爵&サラが頭をよぎってしまいました(教授も息子もおるでよ)
やっぱりシルビアさんのダンヴァース夫人だよねー。超こわっ!
ラストの火災シーン、前の時はもう少しタメがあったように感じたのですけど… あんなものだったのかな?
禅さんのフランクは今回もイイ人っぷり、そしていい声♪
吉野さんは、こういう役やらせたらピカイチだよねー。ダンスシーンの足さばきも軽やか。
ベン役は、初演の治田パパに代わってtekkanさん。
ベアトリス伊東さんとちひろちゃんのナンバー「女は強くなる」は少し力強さが少なかった気もする。
ヴァン・ホッパー夫人の寿さん、今回も「アメリカン・ウーマン」でパワフルっす。

記念撮影…

2010年04月24日 23時30分00秒 | その他いろいろ





あと7日で一旦休館となる歌舞伎座。
記念撮影してきました。
同じ事を考えている人の、何と多いこと。
絵を描いている人もいました。
名残惜しいですね…

新しい歌舞伎座は2013年完成予定とか。
3年後も無事に観劇続けていられますようにw

テレビ朝日ドラマ「臨場」(2010)第3話:未来の花

2010年04月21日 22時33分43秒 | テレビ朝日ドラマ「臨場」
留美が毎朝出勤時に挨拶を交わしている近所の主婦・朝子の夫・内田寛の変死体が自室ベッドで発見された。倉石らの見立てで寛は胸を包丁で刺されていたが、凶器はなく部屋の中に滴下血痕もなかった。つまり犯人と思われる人物が、血の滴る包丁をぶら下げて歩いた可能性もないということになる。
坂東の報告によると、事件当日、朝子は土曜休みの夫を自宅に残し、零時過ぎに息子の隼人とヒーローショーに出かけ午後3時過ぎに帰宅。夫の遺体を発見し、110番通報している。被害者の財布、台所の包丁が1本なくなっており、犯人が持ち去ったらしい。報告を聞いた倉石は他殺と断定、立原も「帳場を立てる」と宣言する。
そのとき、ふと朝子の顔を見た留美はささやかな疑念を抱く。立原の「帳場を立てる」という声に朝子は小さくため息を漏らし、顔が和らいだように見えたからだ。見間違えでなければ、どういうことなのか?
その後の捜査で前川という内田の証券会社の元同僚が浮上した。かつては内田家と家族ぐるみで付き合っていたらしいが、前川はリストラ、内田は上司に取り入り助かったとか。しかも内田は前川のことを告げ口し、リストラの原因を作ったと噂になっているらしい。リストラが原因で内田家近くの自宅も手放している前川。内田を殺害する動機は十分だ…。
しかし、前川はすでに自殺していたことがわかった。となると、第一発見者の妻・朝子が容疑者に…。
解剖の結果、滴下血痕が発見されなかった理由が判明した。その理由を聞き、「現場にはもう一人いた」とつぶやく倉石。滴下血痕を残さず包丁を引き抜けた秘密とは、そして倉石のつぶやきの意味とは?

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

倉石さん登場シーンの爪楊枝くわえ姿がすてきーw
パンジーを見つめる優しい視線も♪
検察官室で倉石が見ていたファイリングの表紙に書いてあった文字、内野さんの直筆に良く似てたような気がする…
まー池津さんが出てきた段階で真犯人と睨むべきですた(^_^;)

リストラ・鬱と現代社会では毎日のように沸いて出てくる問題で、不景気が長引いている今現在、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
他殺に見せかければ保険金が入る… 幼い子供、ローンの残った家、借金。もしこれ現実にあったら、確実に奥さん犯人になっちゃいそうです。

ヒーローショーを見に行った倉石さんがマヂ楽しそうですた。
あ、五代マユゲぶちょー今日も床屋っすか。ひげ剃ってる時に喋らないほうが身のためだと思われまする。

視聴率:16.7%

テレビ朝日ドラマ「臨場」(2010)第2話:封印・後編

2010年04月14日 22時43分21秒 | テレビ朝日ドラマ「臨場」
大型スーパーの警備員をしていた沢木の他殺体が自室から発見された。遺体のそばには、自殺した警察官・谷本の警笛が! 倉石の見立てによる死亡推定時刻と、谷本が自殺した日も一致する。   
谷本は沢木を殺害し、その後に自殺したのか?
沢木が警備員として、谷本の娘・絵梨華を万引きの現行犯で捕まえていたことがわかった。巡回中だった谷本の部下・奥寺がその事実を知り、迷いながらも谷本に伝えたという。
沢木殺害の現場に落ちていた警笛が谷本のものと確認され、凶器と思われる灰皿からも谷本の指紋が検出された。谷本への疑惑の色が濃くなるが、捜査会議に乗り込んだ倉石は「俺のとは違うなぁ」と谷本犯人説を否定。元鑑識の谷本が犯人なら現場に指紋を残すはずがない、というのが倉石の言い分だった。とはいえ、娘の万引きを通して沢木と接点があった谷本を、容疑者から外すわけにはいかない。立原と倉石は激しく対立する。
事件当夜、沢木のマンション近くで谷本を見たという目撃者が現れた。さらに絵梨華を見たという証言も…。立原らは絵梨華を連行し取り調べに当たる。
一方、倉石は事件当夜の谷本の行動を改めてチェックする。そこから見えてきた一連の事件の真実とは?
(あらすじと写真は公式HPより)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

オマエが犯人かよっ!
つーか何か、弱いなぁ… 動機が。
勤務記録とコンビニの防犯カメラ映像等から、奥寺に辿り着く課程はなかなか良かったと思うんですけど。
沢木が絵梨華を脅す理由とか(目的はカラダなのか?←深読みしすぎっすか)もなー。
警察官のムスメだから?
それと谷本さん直伝のノート、昔っぽくなってたけど、マーカーの色とか鮮やかすぎっすよw
五代さん(マユゲぶちょー)また床屋いってるし。床屋がカレー代わりかしら。
絵梨華が倉石に押しつけた金魚の袋の水、その後増えてた気がする…
それにしても絵梨華の髪とメイク・服のギャップが(爆)
クラちゃん宅に飼われることになった金ちゃん。話かける声がシブくて萌ぇー(その水槽に入れない方が良いと思われ)
板東刑事こえー(笑)一緒に聞き込みしていた女性刑事って誰~?
谷本さんは随分携帯を使いこなしていたのね…
娘の赤ちゃんの頃からの写真を、機種変しても持っていた事になるわな。
「人は一人で生きてるんじゃねえ」んですね。倉石さん。

視聴率:18.6%


↑やっぱりブラック・ジャックの実写版を演じて欲しいと思ってしまうショットですた♪

かるちゃーしょっく

2010年04月12日 22時09分09秒 | その他いろいろ
土・日と2日間、芝居三昧っすw
両公演とも感想UP済み。

で、日曜日は終演後速攻帰宅し、「わが家の歴史」3夜目を見る。
ドラマ全体の出来としては、ゴチャゴチャしすぎだわ登場人物大杉だわ、イマイチでした…
頑張って見たのは内野さんが出演するのもありましたが、ロケ地として我が桐生市が結構使われていたからですた。
3夜目ラストの運動会。桐生市の旧・北小学校で撮影されたんですよん。

内野さんは思ったより登場シーンが多くて良かったw
升田幸三という人が急に身近になりました(笑)←それまで全然知らなかったのに
公園でタバコ吸ってるダラしない格好と、将棋に勝ってインタビューを受けている時のギャップが♪
着物姿も相変わらず似合うなー。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

土曜日、銀座で久しぶりに洋服でも買おうかと、H&Mを冷やかし(笑)、ZARAで購入。
アバクロにも初めて入ってみました… 二度と入らねー。
酸欠になりそうですたよ。クラブっすか、あそこ。
階段も照明も匂いも、店員さんのおねーちゃん&おにーちゃん、さらには上半身ハダカのマッチョメン(腹筋6つ割れ)を含め「かるちゃーしょっく」です。
イナカ者なのね(←エリザの曲調で読んでください)

追悼・井上ひさし氏

2010年04月12日 21時30分17秒 | その他いろいろ
日曜日の朝、訃報を聞いてショックでした。
井上ひさし氏の死去。

楽しい中にも深く考えさせられる、そして戦争とは何ぞや?と思わせてくれる、そんな作品を沢山拝見することができました。
もう初日が遅れることは無いのですね。
もう新作の戯曲が上演されることは無いのですね。

どうぞ天国でゆっくりと芝居を練ってください。
ご冥福をお祈りします。

最後の新作になったのは「組曲虐殺」でしょうかね?
この作品の初演を蹴って別なモノを見に行ったのを少し後悔しとります…

私が観た井上作品です。
・きらめく星座
・ムサシ
・太鼓たたいて笛ふいて
・表裏源内蛙合戦
・道元の冒険
・人間合格
・薮原検校
・私はだれでしょう
・天保十二年のシェイクスピア
・箱根強羅ホテル

思えば「箱根強羅ホテル」で内野さんが出演してくださらなかったら、こんなに井上作品に触れていなかったかも知れません。
蜷川さんとのタッグも印象深いですが、「こまつ座」で上演される、終演後に心がほっこり温かくなるような作品が好きでした。

No.303 「戯伝写楽」

2010年04月12日 21時16分36秒 | 過去の観劇記録
2010年4月11日(日) マチネ 青山劇場 1階 O列 3番

斉藤十郎兵衛=橋本さとし、おせい=大和悠河、鉄三(後の葛飾北斎)=葛山信吾、浮雲=ソニン、与七(後の十辺舎一九)=東山義久、太田南畝=岸祐二、喜多川歌麿=小西遼生、鶴屋喜右衛門=コング桑田、蔦屋重三郎=山路和弘、他。
作=中島かずき、演出=荻田浩一、音楽=立川智也。

寛政5年(1793)師走。
喜多川歌麿の美人大首絵が大人気の江戸に、己の絵で一儲けを企む男がいた。
男の名は斉藤十郎兵衛(橋本さとし)。
十郎兵衛は歌麿(小西遼生)と、版元・蔦屋重三郎(山路和弘),時の文人・大田南畝(岸祐二)の酒宴にずかずかと乗り込み、自分を売込む。生業は能役者という十郎兵衛の絵の未熟さは言うまでもないが、妙な愛嬌に、酒宴は続く。
結局、売込みに失敗した十郎兵衛。
唯一の友人・与七(東山義久)と共に繰り出した盛り場で、不思議な女・おせい(大和悠河)に出会う。流れの絵描きと名乗るおせいの描く絵の独特な息使いは、とても余人には真似が出来ない、と直感した十郎兵衛は、おせいの絵で一儲けを企むのである。
翌日、蔦重の店に顔を出す十郎兵衛。
十郎兵衛が差し出す絵を見た蔦重は、その迫力に驚く。そして歌麿以上の才能の発見に内心ほくそ笑み、十郎兵衛に大金を与えて新作を頼むのである。
「雅号は…写楽だ。写すのが楽しいと書いて写楽。東の島・東洲斎、東洲斎写楽!」
瞬く間に半年が過ぎた。
寛政6年、『五月興行の役者絵』大判28枚が刷り上がる。
東州斎写楽、その名は一夜にして江戸中に知れ渡った。
吉原でも写楽の絵は評判で、歌麿、老舗の版元・鶴屋喜右衛門、歌舞伎役者中山富三郎らが集まり、突然現れた写楽の話で酒宴は盛り上がる。
そこには、最近人気一番の花魁、浮雲(ソニン)もいた。
人の心を見事に映し出す、写楽の絵に恐れを感じる浮雲。
一人の男・鉄蔵(葛山信吾)がやって来る。勝川派の絵師で、勝川春郎という雅号を持つ鉄藏だが、行き詰まって旅に出ていたのだ。写楽の絵を見たとたん、顔色を変え、座敷を飛び出す鉄藏。
八丁堀界隈。十郎兵衛は自分の家の近くにおせいの仕事場を用意した。それを知っているのはおせいの身の回りの世話を焼く与七のみ。絵を描くことにしか興味をもたないおせいには、充実した毎日だった。
そこに現れる鉄藏。 旅の途中で数日をおせいと共に過ごした鉄藏は、座敷で見た絵の筆の主がおせいと気づき、忘れられない女の行方を捜していたのだ。
久しぶりの再会に、激しくおせいに詰め寄る鉄藏。
運命の糸に操られるように、蔦屋が現れ、十郎兵衛、与七もやって来る。
「この五人だ。五人で江戸にでっけえ写楽の絵を描こうじゃねえか」
「写楽」の名声はいよいよ高まって行く。
そして、それはまた写楽の絵によって己の生き様を見極めた花魁・浮雲の運命をも変えて行くのである。
「写楽」の行く末には何が待ち受けているのか。
十郎兵衛、おせい、浮雲、そして若き日の十返舎一九・与七、後に葛飾北斎となる鉄藏、喜多川歌麿、蔦屋重三郎ら、時代に生きる者たちが「写楽」という激流にどう立ち向かうのか…。
(あらすじは公式HPより)

ん~
まったく心がウキウキしなかった…。
なんだか全体的に惜しい感が一杯で、久しぶりに残念モードに突入してしまいました。
ナンバーはラテンポップ調や多国籍風の割とイキオイのある曲調が多かった。セットは簡素、舞台上カミシモにバンドあり。

希代の浮世絵師・写楽が本当は女性だったら…という発想は面白いと思ったし、橋本さとしさん(劇中ではウマヅラの設定らしい)、ヅカを退団して間もない大和さん、さらには新感線座付き作家の中島かずきさんだし。でも一体化したらビミョーだった。

さとしさんの歌は流石だし、よく聞き取れました。写楽のオモテの顔としてのジレンマも。
大和さんは、歌とセリフのギャップが激しかった。あと表情が少し堅い。
絵を描くことでしか生きていない、絵の中にポワ~ッと漂っている感じはあったけど。
葛山さんは、後の葛飾北斎。おせいを愛しながらも、自分の描く絵との余りの差に、この人もジレンマを抱いている。
ソニンちゃんは吉原一の花魁・浮雲(に見えないが…やはり背の小ささか?)。自分の中の本当の気持ちをおせいに描かれて、生きたいように生きた結果、事件を起こしてしまう。だがその事件が、おせいや十郎兵衛そして「写楽」というユニットに大きな影響を及ぼしていく。
東山さんの与七は、どうしてこのユニットに参加することになったのかが良く分からなかった。すべて作品の肥やしとばかりに、おせいと十郎兵衛の世話をしている。
山路さんは写楽の浮世絵の版元(出版元)である蔦屋。おお、また歌が上手くなってますね。
小西くん演じる喜多川歌麿、この人が演じる役は、何だかいつもイヤーな役が多いのね(私が余り好きじゃないのもアリ?)

カテコも盛り上がっていたけど、拍手する気が起きなかったなぁ。
舞台挨拶もあった(チケットが余り…)。さとしさん、岸さんと東山さんにムチャ振り。