2007年6月23日(土) ソワレ 帝国劇場 1階 T列 48番
バルジャン=橋本さとし、ジャベール=阿部裕、エポニーヌ=笹本玲奈、ファンティーヌ=山崎直子、コゼット=富田麻帆、マリウス=小西遼生、テナルディエ=三谷六九、テナ妻=田中利花、アンジョルラス=原田優一、他。指揮=塩田明弘。
かなりな「ベガーズ・オペラ」キャスティング(笑)
1階A席も足宙ぶらりんだったのが床が高くなって、安定して観られるようになりました。
何年前からだったか記憶が定かでは無いんですが、ブロードウェイのユニオンに影響されて短くなっていた場面や演出が復活してます。
ちょっと懐かしくなりました。
でも一番変わったのはバリケードのシーンですかね。ガブローシュのナンバーが特に。
下水道のシーンも変更有り。テナ死体抱えて登場→テナ歌→バルジャンがマリウスを抱えてくる。が、テナ登場→バルジャンがマリウスを抱えて→テナ歌。になってました。
橋本バルにちょっと萌ぇましたw。ボロバルジャンも良いですが、市長様の衣装がね~♪歌も演技も、もっと公演数が増えれば馴染んで来ると思います。かなりいいです。
最後のシーンで、コゼットに「最後の告白」を書いた手紙を渡す手が震えていて、オペラ覗きながらジーンと来てしまいました。「彼を帰して」も父性溢れる包み込むような優しい歌。
バリケードでもう少し活躍してください(汗)
阿部さんはグランテール役で相当常連さんでしたが、今回初のジャベ役。1幕目は余り心にぐっときませんでした(汗)が、2幕目バリケードでバルジャンに逃がされる辺りからは魅力的です。
笹本エポは、このキャスティングの中では古参になっちゃうんですね。やはり場数を踏んだだけあって、安心して歌も聴けるのはいいですよ(*^_^*)
山崎ファンテ。雰囲気はとても良いです。岩崎ファンテを彷彿とさせる見た目。ちょっと歌声が弱い。
コゼットの富田さん…どうしてコゼット役は皆あんなにアニメ声になっちゃうんでしょうかね~。
小西マリウス。ごめんなさい、今まで観たマリウスの中で一番ダメでした(^_^;)
歌は歌えてるんですよ。でも感情がまるで乗ってない。
三谷テナは見た目Good!歌もソツなく、私の中では歴代上位のテナでした。
テナ妻田中さん、相変わらず濃いーですね(笑)
原田くんのアンジョ。若いな~。若いっていいな~。歌声もいいな~。
今後も期待大。
今回のレミ、オーケストラが全体的に軽い感じがするのは気のせいでしょうか?
それからバリケードのシーンでグランテールのマイクが一瞬死んでた。
阿部さんも「自殺」の時に一瞬歌詞忘れた??
↓1階ロビーにあった「司教館」の衣装展示。
さぁ入りなさい~ 表は寒いぃ~♪