miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

秋祭りin佳境、かつマニアック

2015年09月30日 22時29分07秒 | その他いろいろ
内野的「秋祭り」絶賛開催中なのですけど…
そろそろ追いつかない状態です(^_^;)

まずはスタダさんの記事(こちら
さすが写真が素敵です!





いつも思うんだけど、結構初秋にベロア生地のスーツ、多くないですか?
内野さん汗かきだから、きっと暑いだろうな~とか考えてしまいます(笑)

それとペーパー類が2誌。
●「元気読本」10月号(09/30(水)~配布)
※配布場所についてのお問い合わせ:オアシス(株)TEL.03-5847-0212

こちらは病院や診療所、薬局などに置かれているフリーマガジンだそうですが、マニアックだわ(^_^;)
実際見たことないし…

●イオン会員誌「mom」(10/01(木)発行)
※ご購入は下記URLもしくはお電話で→http://www.aeon.co.jp/creditcard/service/mom/
TEL.0120-223-212


見開きの見本がネットに出てました。
こちらは年間購読しか受け付けてないようです。
またもやマニアックなw

あと公式にはまだ出てませんが、明日TOKYO MXテレビで生放送の番組に出演されるようです。
ま、見られないですけどね。

saku-sakuやん♪

2015年09月29日 22時37分23秒 | その他いろいろ
えーと結局iPhone6Sに機種変しましてw
ゴールドの64GBにしたら、19日に予約したのに25日の受け取り初日に来ました。
さっそく手続きして家のPCにとってあったバックアップ入れて(なにしろコレばかりやってたわ・汗)

おお~画面きれい!本体はちょっと重い!
ネットさくさくやん♪
懸念の会社内でも4G LTEが!(今まで良くて3G、悪いと1xまたは圏外…)

替えてよかった~
ポイント+下取り+クーポン使用など含んで7万円切ったし。
au WALLET作ると1万円入るってorz
作ったけど使い道あるんかいな(^_^;)

まだ使い方がよく解らない機能もあるけど、そのうち。

No.494 「NINAGAWAマクベス」

2015年09月27日 22時26分13秒 | 過去の観劇記録
2015年9月27日(日) マチネ シアターコクーン 1階 1列 カミテブロック

マクベス=市村正親、マクベス夫人=田中裕子、バンクォー=橋本さとし、マルカム=柳楽優弥、ダンカン王=瑳川哲朗、マクダフ=吉田鋼太郎、門番=沢竜二、魔女1=中村京蔵、魔女2=神山大和、ドナルベーン/小シーワード=内田健司、老人=青山達三、魔女3=清家栄一、他。
作=ウィリアム・シェイクスピア、演出=蜷川幸雄、翻訳=小田島雄志。

なんでも17年降りの再演とかで…
風の噂(笑)では「スゴイ」という事しか聞いておりませんでした。

劇場に入った途端に目に入る、舞台一杯に作られたプロセニアム・アーチは仏壇!
おばばが2人、客席を通って仏壇の前に座り、手を合わせて仏壇の戸を開け、スタート。
このおばばはカミテ・シモテの張り出した袖舞台の所にずーーーっと座ってて、1幕はお弁当(ラップにくるんだおにぎり?)食べたり、ゆで卵食べたり、水筒(ステンレス!)からお茶飲んだりしてます。
仏壇なんで段差もあるし、場面転換時は紗幕にもなる障子がまたいい感じですよ。
特に幕開きの魔女3人のシーン(魔女は女形で姫の衣装だしw)やバーナムの森(満開の桜だったが)のシーンは幻想的だった。

そしてまたもや苦行(?)の1列目。近い…orz
キャスト落ちるんじゃないかと心配になるし、兵士の鬨の声なんかグワッと迫力満点、客席を通れば振動が響くし、舞台の全体は全く見えずにせっかくの美しい美術も半減してしまうよ~

今年はマクベスの当たり年なんだろうか(謎)見る度にアタマの中は「メタルマクベス」満載になってしまい(笑)、またもやメタマクの凄さを思い知るという!

市村さんのマクベスは舞台に近い、ということもあってか迫るものはあるけど、やはり“重ねた年齢は正直”といった感じ。手の甲とかがね~。なんか痛々しいのよ。あと小心者感も強いかも。
夫人の田中さんはいつものスタンスなんだけど、熱量は感じないけど触るとヤケドするわよ、って(^_^;) 袴とか着物の裾の捌き方が大変そうでした。
バンクォーのさとしさん!ああ勿体無い~!いい役なのになぁ。早めに死んじゃうし(-_-) マクベスと連れだって、馬(ヒトウマ)に乗って出てくるんだけど、何故か私のアタマがスパークして(笑)その馬は橋本じゅんさんに脳内変換されたのでした(くろまき♪←違w)
マルカムの柳楽くん。たぶん舞台で拝見するのは初めてかな?ヘタレだけど、だんだんとマクベスへの復讐心で王としての貫禄がついてくる… 野性的なお顔立ちがギラついてて、なかなか舞台映えしますね。
ダンカン王の瑳川さんが!いい王様なのに!始まってすぐに伝令が来て戦場の報告するんだけど、もうこのシーンから「敵は地獄へ行ったのだ~な~」ってヲイ!そりゃメタマクの上條さんの歌ぢゃないか。
マクダフの鋼太郎さん。ちょっと声が掠れ気味?(何やらお疲れのご様子とか)でもいつもの爆音セリフでした(ツバ飛びまくり)
2幕、シーワードの所で様子をうかがっていたマルカムの所へマクダフが「挙兵しましょう!」と来る所で、妻子を殺されて嘆くマクダフという重要なシーンがあるのだが、鋼太郎さんの袖のヒモ(「袖括り」というらしい)が刀の鞘に引っ掛かってしまい、取ろうとしたけど取れないアクシデント。
どうするのかハラハラして観ていたが、そのまま突き進んだよ(これが気になって私の集中力が欠けた事も事実)
魔女の一人、長女にあたるのだろうか…魔女1の中村さんはさすが歌舞伎の人!(「勘定奉行」CMの人だった!)口跡が良い。

ただ席の関係もあり?か解らないけど、心が震えるほど感動しなかったんだよね~
もちろん色々と素晴らしい所もあるんだけど、ラストの立ち回りなんか、やっぱり刀がぶつかる音とか、ハデな演出(新感線等)を随分と観てきたので、物足りなさもある。17年の歳月には抗えないモノがあるよね…

テレビ朝日SPドラマ「ザ・ドライバー」放送決定!

2015年09月24日 22時27分17秒 | ウチノなお仕事
テレ朝公式





●内野聖陽のアイデアがきっかけ 構想3年、平成の“トラック野郎”誕生
俳優の内野聖陽の何気ないアイデアから生まれたオリジナル脚本のスペシャルドラマ『ザ・ドライバー』が、10月11日(後9:00~11:10)にテレビ朝日系で放送される。
『臨場』(テレビ朝日)、『とんび』(TBS)などのヒット作品で個性的なキャラクターを演じてきた内野が、元エリート銀行マンのトラックドライバーという、これまでにない型破りなキャラクターに挑戦。京都から宮城・気仙沼まで1000キロを爆走しながら、一人の少女との心の交流、巨悪との対決をとおして、ある家族の再生を描く。
ドラマ誕生までの経緯について、内野は「そもそも僕がプロデューサーに、2人のトラック運転手が車の中でアホトークをし、そこに時々追憶劇がたまに入ってくる、みたいな話って面白いんじゃない?と、無責任に言ったことが始まりだったんです」と明かす。その内野の話から3年の月日を経て、ドラマが完成。
「何気ない話を、プロデューサーが徳永友一さんという素晴らしい脚本家を見つけてきて膨らませて下さり、当初の企画とは思いもよらないモノになって返してきた。これはしっかりやらなくちゃ、と思いました」と内野。脚本を担当した徳永氏は、2005年にドラマ『電車男』(TBS)でデビュー。『BOSS』、『海の上の診療所』、『水球ヤンキース』(いずれもフジテレビ)など、数々の話題作を手がけてきた。
本作で内野が演じる主人公、“上(じょう)さん”こと近衛上一郎は元エリート銀行マン。曲がったことが大嫌い、つい正論を振りかざしてしまう性格が災いし、サラリーマン生活を全うすることができず、トラックドライバーに転職。相棒の田畑公平(塚本高史)とともにトラックを運転し、日々京都の料亭に食材を搬入している。
しかも、銀行員時代と変わらずスーツを着てネクタイを締めてトラックに乗っており、その姿は“異質”そのもの。こうしたキャラクター設定について内野は「映画『トラック野郎シリーズ』に登場するトラック運転手とは違うイメージのキャラクターで攻めたい、と思っていた」という。「へ理屈ばかりの堅物、外見はクールだけど内実はすごく温かい、いわゆるツンデレみたいな男が面白いんじゃないか、と話していたら、そのとおりになっていまして、これまでにない人情悲喜劇が作れるんじゃないかと思い、演じさせていただいています」。
上一郎と公平が勤務する「舞妓トラック株式会社」の社長で、自身も元芸姑であり、置屋の女将も兼業している並子役に若村麻由美。二人がひょんなことから出会う一人の孤独な少女・結衣役に渡邉このみ、結衣が通っていた保育園の保育士・玲奈役に南沢奈央、ホステスで結衣の母親・涼子役に中越典子、そのほか北村有起哉、中村俊介、平幹二朗らが共演する。
何の因果か、結衣の両親を探して京都から一路、気仙沼へとトラックを走らせることになった上一郎と公平。その気仙沼で、上一郎は保育士の玲奈に一目ぼれ? やがて京都で母親を見つけるが、そこには少女を孤独な境遇へと追いやった複雑な家族の事情が浮かび上がってくる。京都を主な舞台としつつ、気仙沼でもロケを行い、ロードムービー的な要素も盛り込まれている。
内野は「人が人の気持ちを感じて動いていく姿を描く作品は、今なかなかないですし、シンプルなものだけが人の心を動かすのではないか、と思えるドラマ。家族で気楽に見られるようなあったかい作品になっていたらうれしい」と熱い思いを語っている。
(オリコン)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

●構想3年!内野聖陽発案の「ザ・ドライバー」が放送
「臨場」('09年ほかテレビ朝日系)や「とんび」('13年TBS系)などで個性的なキャラクターを演じてきた内野聖陽が、元エリート銀行マンのトラックドライバーという役どころに挑むドラマスペシャル「ザ・ドライバー」(テレビ朝日系)が、10月11日(日)に放送されることが分かった。
一人の少女との心の交流、巨悪との対決を通して、ある家族の再生を描く同作で、内野が扮(ふん)するのは主人公“上(じょう)さん”こと元エリート銀行マンの近衛上一郎。曲がったことを嫌い、つい正論を振りかざしてしまう性格が災いし、サラリーマン生活を全うすることができなかったワケアリな人物だ。
トラックドライバーとなってもワイシャツにネクタイという銀行マン風のいでたちは健在。相棒の田畑公平(塚本高史)と共にトラックを運転し、京都の料亭に食材を搬入している。
彼のモットーは、元銀行マンらしく「契約で決められた新鮮な品を契約した期日までに届ける」ことで、頑固なまでに自らの仕事を正確にやり抜く姿勢は、相棒の公平を時にへきえきとさせるが、2人は固い絆で結ばれている。
今回の「トラックドライバーを主人公にしたドラマを」という案は、内野がテレビ朝日のプロデューサーと話している時に生まれたんだとか。その内野の話からドラマとして完成させるまで、実に3年の月日を要し、今作が誕生した。
上一郎と公平が勤務する「舞妓トラック株式会社」は、京都の元芸者で置き屋のおかみ・並子(若村麻由美)が社長を務める運送会社。事務所には上一郎らトラックドライバーに混じり、舞妓(まいこ)や芸者も時折顔を見せるなど、普通の運送会社にはない艶やかさがある。
しかし、運送会社と置き屋を仕切る並子の性格は男勝りで、あくまでもわが道をゆく上一郎でさえ、黙らせるほどの強烈な物言いが売り。ドライバーの男たちはもちろん、舞妓、芸者を巧みにさばき、彼らから厚い信頼を得ている。
内野いわく「若村さんは京都弁も勉強してくださったので、僕らははんなりといじめられている(笑)」とか。そんな並子の下で、なぜ元銀行マンの上一郎がトラックドライバーとして働くようになったのか。2人の意外な関係も、このドラマの独特の個性となっている。
ユニークなキャラクター、舞台設定が目を引く同作は、上一郎と公平のコンビがひょんなことから一人の孤独な少女と出会うところから始まる。何の因果か、少女の両親を捜して京都から宮城・気仙沼へとトラックを走らせる上一郎と公平。
上一郎は、気仙沼で少女が通っていた保育園の美しい保育士・玲奈(南沢奈央)に心引かれてしまう。“酒に酔うと感情丸出しのばか男になる”という単純な性格を公平によって巧みに利用され、イヤイヤだったはずの少女の母親を探す“仕事”を引き受けてしまう。
やがて京都で母親を見つける上一郎だが、そこには少女を孤独な境遇へと追いやった複雑な家族の事情が隠されていることも判明。複雑に絡み合った心の糸を、上一郎は解きほぐすことができるのか。
出演は内野、塚本、若村、南沢のほか、渡邉このみ、中越典子、北村有起哉、中村俊介、平幹二朗ら各世代の実力派俳優が集結。重厚な演技で作品に厚みを加えている。
内野が周囲に翻弄(ほんろう)されて見せるコミカルな姿や、人情味あふれるストーリーなど、注目ポイントが盛りだくさんで、序盤から見る方の心のエンジンもフルスロットルになりそうだ。
あらためて内野は「僕がプロデューサーに、2人のトラック運転手が車の中でアホトークをし、そこに時々追憶劇がたまに入ってくる、みたいな話って面白いんじゃない?と無責任に言ったことが始まりだったんです。何げない話を、プロデューサーが徳永友一さんという素晴らしい脚本家を見つけてきて膨らませてくださり、当初の企画とは思いもよらないモノになって返してきた。これはしっかりやらなくちゃと思いましたね(笑)。
ドラマの核になるのは『家族』。離れ離れになっていた家族が再生する物語なんです。ほっこりとした人情話のような部分があって、家族の話として見られるところが見どころ…、このドラマのツボではないかと思います。家族で気楽に見られるようなあったかい作品になっていたらうれしいなと思っています」と、作品の魅力をアピールした。
(webザテレビジョン)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

●47歳・内野聖陽が没落エリート トラック運転手なのにスーツ!?
俳優の内野聖陽(47)がテレビ朝日系ドラマスペシャル「ザ・ドライバー」(10月11日、後9時)に主演する。
元エリート銀行マンのトラックドライバー近衛上一郎(内野)が、宮城から京都へ食材を運ぶ約1000キロの道のりを通して、少女との交流や家族の再生を経験する人間ドラマ。3年前に内野が「2人のトラック運転手が車の中でアホトークをし、そこに時々追憶劇が入ってくる、みたいな話って面白いんじゃない?」とプロデューサーに提案したことからドラマ化に至った。
上一郎は元銀行マンらしく、運転中もスーツにネクタイ姿の個性的な人物。運送会社に拾われたという設定があるだけに「“没落エリート”とイメージして演じました」。家族の再生もテーマとあって内野は「家族で気楽に見られるようなあったかい作品になっていたらうれしい」と話している。
(スポーツ報知)

★ ★ ★ ★ ★

ということで!数ヶ月前にウワサになっていたドラマがついに公式発表っす!
トラックドライバー?
どこかで聞いたような(^_^;)→ヤスさんではw
少女とロードムービー?(現代では一歩間違うと・汗)→映画「ペーパームーン」を思い出した。

このトラックに乗る写真なんですけど、「とんび」の番宣で「ぴったんこカンカン」に出演したときに


ていうシーンがあったワケですよ。
この時に「トラック乗りの役でドラマか映画に!」ってワタクシ発言しておりました♪
まぁ“構想3年”という事ですんで…(^_^;)

林檎の反乱リターンズ

2015年09月23日 22時06分42秒 | その他いろいろ
iPhone6Sを予約したんだよね…
バックアップをPCに取ったんだよね…
iOSを9にアップデートしちゃったんだよね…

あー。

今朝既に遅かりしorz

林檎マーク出たまま起動せず。

ただの黒い箱~

今日は仕事だったから、帰宅してすぐバックアップの復元から始まりの…
先ほどまでかかって何とか使えるまで漕ぎ着けたけど!

なんかイマイチ復活度合いが(^_^;)

アプリ、Eメールアドレス、サファリのアドレスとかは戻ったんだけど写真はどこへ行ったのかしら…
はームズイ。

2度目の反乱もアタマ使うわー。

遅ればせながらフリペ祭り+α

2015年09月22日 22時24分17秒 | ウチノなお仕事
ちょっと遅れましたが現在入手できるフリペはゲットできたので、まぁ皆さん既に見知っているとは思いますが防備録も兼ねてUp。
(ちなみに以下3誌と海難新チラシの写真はクリックすると大きくなります。おそらく文字も読めると思われます)

●TOHOシネマズマガジン


●紀伊國屋書店 キネ旬フリーペーパー



●月刊ローソンチケット


と以上3誌は映画「罪の余白」でしたが「海難1890」も既に動いております。

●新チラシ(2ツ折)




●前売り特典
特製ブックレット+限定3000名(全国先着)映画シンボルマーク刺繍入りトルコ製タオルハンカチ付きw

↑イナカのイオンなのに前売りはムビチケ(^_^;)



またいいタオルなんだわ(笑)これは公開初日に持っていくべき必需品になりそうです。
それとブックレット!まるで本プログラムかと思う程の素晴らしい仕上がりでございます。
読み応えがありますよー。

No.493 「國語元年」

2015年09月21日 22時15分05秒 | 過去の観劇記録
2015年9月21日(月・祝) マチネ 紀伊國屋サザンシアター 1列 センターブロック ほぼセンター

南郷清之輔=八嶋智人、南郷光=朝海ひかる、南郷重左衛門=久保酎吉、秋山加津=那須佐代子、高橋たね=田根楽子、御田ちよ=竹内都子、江本太吉=後藤浩明、築館弥平=佐藤誓、広沢修二郎=土屋裕一、大竹ふみ=森川由樹、裏辻芝亭公民=たかお鷹、若林虎三郎=山本龍二。
作=井上ひさし、演出=栗山民也。

明治七年、東西の話し言葉がテンデンバラバラだった頃。文部省官吏の南郷清之輔に「全国統一の話し言葉を制定せよ」という命令が下った。
この日から、南郷家は、お国訛りをめぐって大騒ぎ。なにしろ、清之輔は長州出身、妻は薩摩の生まれ、そして妻の父は誇り高き薩摩の隼人健児。そこへもってきて、三人の女中たちは、江戸山の手言葉、下町のべらんめえ、羽前米沢のズーズー弁。おまけに車夫は遠野弁、そして書生は名古屋弁。さらにそこへ威勢のいいお女郎さんが河内弁で怒鳴り込み、あつかましいお公家さんが京言葉で居候を決め込む。まさに南郷家の言語状況は、日本の縮図。
こうして清之輔は、話し言葉の全国統一の前に、まず我が家のお国訛りによる大混乱におそわれる。そこに強盗に落ちぶれ果てた会津の士族がのっそり押し込んできた!!
カタコト英語しか喋れないピアニストの奏でる幻の「小学唱歌集」にのせて展開する、言語学的な悲喜劇の末、ついに清之輔が辿り着いた「文明開化語」とは一体どんなものだったのか!?――。
ことばづくりは国づくり。 藩のことばを統一しなければ、近代日本ははじまらない。ことば、ことばと大格闘!
(あらすじはこまつ座HPより)

またもや1列目…(なんと次の観劇も!)どうしたものか(^_^;) ある意味苦行に近いorz
寒いは視線外せないわ全体が見えないわ(特に場面転換時のスクリーンとかキツイし)

方言って凄いな…。群馬も少しはあるものの、この舞台を観たら全然無いに等しい位か?と思ったよ。
だって殆どのキャストのセリフが何言ってるか解らない(^_^;) なんとなくこんな風かな?とニュアンスや身振り手振りで解る、といった程度。
しかし皆それぞれの「お国訛り」を愛しているんだよね~

八嶋さんの清之輔はもう可愛そうな位の中間管理職。上司からは怒られてばっかりだけど歴史に残るであろう「全国統一話し言葉」や「小学唱歌集」の仕事を全身全霊を傾けて全うしようとしている。時には空回りもするし、清之輔を助けようと虎三郎やちよが行う行為は大きなお世話だし(かえって良く無い事態を招いてるw)使用人達から愛されてるの~ いい人なんだよ。だからラストはほんと切ない。
メガネかけてない八嶋さんは珍しい(この事はアフタートークショーでも話題になった)
顔芸というか八嶋さんが醸し出す雰囲気が合っていたと思う。
朝海ひかるさんの光(みつ)さん、薩摩おごじょでゆるやか~な雰囲気(ある意味KYな所アリ)婿養子でもある清之輔を大事に思っているのが良く解る。結構二人ラブラブなんだよ♪ふんわりした感じにみえて実は芯が通っていて、きちっと「奥様」でした。しっかし顔小さいね。現代的な身体のバランスなので若干浮いてる感もあるけど、歌は流石。倒れるシーンが多いせいか(?)ヒザに何か巻いてました。
久保さんの重左衛門はもう典型的な薩摩隼人!曲がったことは大嫌い!もちろん薩摩がバカにされたりしたら大変な騒動に。
女中頭の加津さんを演じた那須さんが素敵。仕事のできる人でアタマの回転も早いスーパー家政婦(違?)色々とツラい経験を踏んで南郷家の女中に。
たねの田根さん(お♪)下町のべらんめぇ言葉。クチが悪い(笑)昔は吉原で飯炊きやってた、という設定。
ちよの竹内都子さんはニセモノの清之輔という男に騙されて逃げられ、大阪から探しに来たというパワフルなお女郎さん。彼女もまた悲しき運命の持ち主。世話になった清之輔の為、上司の元へ直談判しに行くのだが、自分の身を売ってでも…と思ったけど邪険に扱われ、あろうことか書生の中に放り込まれ手込めにされた模様。
太吉さんはアメリカ帰りでほぼセリフはちょっとの英語。主にピアノ。
弥平の遠野弁も分かりづらかったw ふみのズーズー弁、愛らしいわ~
修二郎は南郷家に居候している書生。写真が大好きで事あるごとに一家の集合写真を撮ろうとするのだが、その度に邪魔が入ってなかなか上手く撮れない。その写真が場面転換時にスクリーンに映し出される。
公民(きんたみ)のたかお鷹さんが!もーね、バカ殿かっ!って思うくらい凄いっす(^_^;) ほんとに公家なの?ほんとに学者なの?ただ酒が呑みたいだけぢゃないのかっ!
かわいーし笑えるし厚かましいし、たかお鷹さんビバ!である。
ついこの間も観た感じの山本龍二さん演じる虎三郎。登場は押し入れからだよw 誰だよ!って思わずツっこんでしまった(汗)
泥棒なのに至極真っ当な考えの持ち主。清之輔に対して正論を言うのだけど、確かに正論なのだが… 清之輔には痛い言葉ばかりだった。

清之輔が考える「文明開化語」は絶対ダメだろ、と思うス(笑)
劇中に出てくる「小学唱歌」も実際に紆余曲折があって今の歌詞に決定された経緯があるらしく(ウィキの受け売り)今も昔も何か“モノゴト”が決まるまでには色々な変化や軋轢を経て落ち着いていくのだな。

終演後10分程度の休憩を挟みアフタートークショーへ。基本土日祝しか観劇できない私には滅多に出会えないトークショー。
司会はこまつ座の井上麻矢さん。ゲストは八嶋さん・朝海さん・竹内さんのお三人が衣装のまま登場です。
観客はかなりの数の人が残っていました(パッと見、8割以上だったな)
八嶋さんはメガネ掛けて出てきました。なんと舞台中は裸眼でやってらっしゃるそうで!明るくなった客席を観て「こうなってるんですか~」「だいぶ年齢層がアダルティーで(^_^;)」とおっしゃってました(ええ、こまつ座の観客の年齢層は高いですわ♪)
あこがれの佐藤B作さんが演じていた役をやる事になって凄くプレッシャーを感じた、と。初日に大きなお花がB作さんから届いたそうですが、それも「嫌がらせかと思った(笑)」。あと沢山の先輩方が舞台を観に来て下さったと。今日の公演に角野卓造さんもお見えになってたとか!
朝海さんは「乃木将軍」の時は馬の脚で、今回は「人になれた」と♪
竹内さんもこの作品に出ると言ったら皆さんから「ああ、あの面白いのね!」と言われてこちらもプレッシャーが強かったと発言してました。
八嶋さんは客席から見えない、後ろを向いてる時に変顔とかやってるらしく、朝海さんから「いい加減にしてほしい」→かなりの出番と台詞数の八嶋さんの数少ない(?)癒しの時間とのことw
台本も台詞が普通の言葉(たとえば「ありがとう」と書いてある)の横にルビで方言が振られているので読むのに2倍時間がかかる
プロンプターさんが凄い(新国立劇場の演劇スクールの生徒さん)全ての役の台詞を覚えていた
八嶋さんは珍しく(?)自主稽古をした。今までで一番真面目に舞台に取り組んだ…とか
ある時 進学校で名高い高校の男子生徒さんが半館貸し切りで観劇に来た時に、皆真面目に観てくれたのが嬉しかった(by八嶋)→その後“文明開化語”でプログラムか何か買っていったそうです♪(井上さんの後日談付き)
あと印象に残ったのは演出家の栗山さんの演出法。1幕を通しでやった後に細かいダメ出しを沢山して帰ってしまう。それを反芻していざ次の日にその場面をやろうとすると、今度は違う場面をやれと言われる。ジグザグ色々な所を回り道して、その役の「本質」というものが見えてくる演出法だと。
それと細かい表現(あの時の音はこの音、とかなり具体的)をされる時と、ざっくりしてる時(この役はアタマじゃなくて「肉or土」の塊なんだ、とか)があって、そこも面白かったと。

アフタートークは八嶋さんの人柄もあってか、かなり面白かったし普段ではなかなか聞けないお話も伺えて貴重な時間でした。
思った以上に長くて30分程度あったでしょうか。

「今」だからこの舞台を観る価値もあるのだと思う。何かが変わろうとする転換期に、このような演劇が観られて幸せに思う。

内野聖陽×MONTBLANC(2015年9月18日)タイアップ広告

2015年09月18日 22時37分41秒 | ウチノなお仕事
詳しくはコチラ






なにこのカッコ良さ!記事も良い!


大人の魅力全開!
(この写真を内野さんの公式HPのトップにすれば…)

はぁぁぁ~
タマランですね

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ついで(?)に以前のタイアップ広告もご覧ください♪
2013年11月28日
2013年12月5日