miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.326 「ファンタスティックス」

2010年10月31日 23時13分48秒 | 過去の観劇記録
2010年10月31日(日) マチネ シアターコクーン 1階 N列 1番

エル・ガヨ=鹿賀丈史、マット=田代万里生、ルイザ=神田沙也加、マットの父=斉藤暁、モーティマー=矢部太郎(カラテカ)、ミュート=蔡暁強、ヘンリー=二瓶鮫一、ルイザの父=モト冬樹。
演出=宮本亜門。

No.100、2005年3月(なんと5年半!)降りの「ファンタスティックス」。
覚えているナンバーが余りにオボロげです…

前回は舞台上席という特殊環境、さらに私もまだ駆け出しでした。
だからなのか、今回は千秋楽の盛り上がっている中、ちょっと冷めた目線で観てしまった。
こんなにもバタバタしていた作品だったのかぁ~

田代くんは歌は安定していて本当に上手だし、思った以上にワイルドでした。クリクリパーマの髪型も似合っていたし。
沙也加ちゃんは思春期特有の夢みる夢子ちゃん(だけどシビア)を熱演。
二人の父親の画策を知らずに違いに恋に落ちていくけど、一旦離れて世界を見て、再び心から信頼できる関係に。
モーティマーの矢部さん、ほんと細いんだねぇ…(インデアン、頼りないっ)
老役者の二瓶さんてば前回も同じキャスティング!相変わらずマントは龍角散の匂いだろうか(笑)←さらにヨボヨボ度が増した気も
ミュートの蔡暁強さんが素晴らしかったですね。あの身体能力。力強いけど しなやかな動き。キラキラを撒くジャンプの高さ。

エル・ガヨの鹿賀さん、そのマントと帽子姿は反則ですw
似合いすぎる… ルイザで無くともコロっと着いて行きそうな、大人でダークで危険な匂いのする男♪
ちょっとファントム/トート/ハイドが混ざった魅力。

今回生オケだったのね。舞台のセット自体は変わってなかったけど、コクーンって少し広すぎる印象。
そして、例の客席より募集する人々なんですけど。
さすが千秋楽、本当の一般観客も多数手を挙げていました。もちろん選ばれるのはあの3人です。前回は初見だったし、まんまと騙されてしまいましたが、今回の人たちは衣装が“いかにも”すぎるよ!特にカミテ上段カップルの女性。前の方が衣装が馴染んでいたと思うんだけど。

カテコは早い段階でヒートアップしておりました。
沙也加ちゃんは感極まって泣いていたようです。
思わぬ所でモト冬樹さんの側転披露!蔡暁強さんのバク宙!
挨拶は無かったです。

No.325 「鋼鉄番長」

2010年10月31日 22時20分43秒 | 過去の観劇記録
2010年10月30日(土) ソワレ サンシャイン劇場 1階 20列 6番

兜剛鉄=三宅弘城、浅見山サツキ=坂井真紀、権田原ユカ=高田聖子、灰汁音醤太郎=粟根まこと、井尻亀吉=河野まさと、土方夢知彦=田辺誠一、天王子天牙=古田新太、他。
作・演出=いのうえひでのり、音楽=岡崎司。

ほんと良かった… 上演再開!
三宅さん、ありがとう。いのうえさんも有り難う。
間に合った私のチケットよ、涙を呑んだ払い戻しチケットの分も楽しんできやがれ!!

てーことで(笑)
凄まじく久しぶりのサンシャイン劇場です。たぶん前回は「犬顔家」だと思う。
劇場新しくなったんですね。段差が大きくて観やすいです。
おポンチ学園ネタ。対象年齢は35歳以上な気もする(ネタが昭和風…)
お色気タレント沢々尻モニカ(保坂エマ)を巡り、恋人の土方夢知彦、さらに兜剛鉄(ひょんなことからサイボーグ化して警察の潜入捜査官に!)、同僚の浅見山サツキと共に聖アンガー学園に潜り込み、生徒会長・天王寺、灰汁音、権田原らの悪事を暴く…
とまぁこんな風なんですけど、何しろシモネタやらパロディやらのてんこ盛りですw
確かに腰も痛めそうだし、アキレス腱も切れそうな舞台でした(汗)

モニカは沢尻エリカだし、浅見山サツキは麻宮サキ(スケバン刑事!←武器はヨーヨーならぬケンダマ。一本調子の土佐弁が、また可愛い!)、土方夢知彦はマッチ風(坂井真紀さんも田辺誠一さんも、よーやるわ!)、天王寺天牙の登場シーンは東方神起風(すごい良い出来です。古ちん痩せたなぁ~)、教頭の九竜伊崎(くるいざき)←右近さん♪は假屋崎省吾だし(オシリ丸出しっすよ)。
さらに随所に挟まれるネタには、パパラッチに困ってる@ウチノくん(ネタは消滅してなかった…orz)、アバターの吉田メタルさん(すばらしい!)、アリエッティの中谷さとみさん(この二人は2幕中盤シモテ端で「バルス!」とラピュタネタしてた)
さらに逆木さんのキャッツアイ、真毛(まけ)校長(村木仁)の娘・ネエ子(村木さんの二役)登場シーンには『ヘアスプレー』だな。マイケル・ジャクソン風のダンスシーン有り、AKB48ならぬNAT48(納豆絡みなんです)
三宅さんに振られるモノマネネタではペ・ヨンジュン(結構しつこく)、小島よしお、エド・はるみ、蓮ほうさん(サンシャインで事業仕分けやってたのね)、テツandトモとか。
田辺誠一さんは渡部陽一のマネしてたなぁ。

ともかく「これでもか!」な感じです。
観られて良かったぁ~。笑ったぁ~。
カテコも熱かったですよ。三宅さんは時々噛んでたけど(「なにぃ!」と返してたw)、客席の拍手や声援は暖かくて、最大の讃辞じゃないでしょうか。
劇中の映像も手直ししてあったし(そりゃモチロンでしょうけど)、ポスターやフライヤーの刷り直し、払い戻しの対応、その他諸々のスゴイ苦労があったと忍ばれます。
欲を言えばオリジナルキャストで観たかった。河野さんは頑張ってたけど、なるしーさんだったら…と思ってしまって。

客席に天海祐希さん発見しました~。あ、もちろん いのうえひでのり氏もいたし、中島かずきさんもお見かけしました。

さぶいわー

2010年10月27日 22時59分47秒 | その他いろいろ
一気に冷え込みましたね~。
北海道では雪が降るし、木枯らし一号って話題も出てきました。
なのに会社内は結構暑くて、気温差にヤラれています。
少し体調を崩しました。

新感線の「鋼鉄番長」。橋本じゅんさんの代役に三宅弘城さんが決まり、今週末から上演が再開する予定だそうです。
一応観劇できそうです(ほっ)
“二回目の初日”みたいな感じでしょうか。
三宅さんのファンは急な展開で大変かも。

No.324 「じゃじゃ馬馴らし」

2010年10月24日 16時42分58秒 | 過去の観劇記録
2010年10月23日(土) ソワレ 彩の国さいたま芸術劇場大ホール 2階 V列 3番

2回目の「じゃじゃ馬」。
さい芸大ホールの2階に初めて座りました。思った以上に見やすいです。客席使いの所は悲しいかな、手すりの隙間から覗く感じ。横の座席の人は辛そうでした。
そして暑い!客席の熱気が全て上がってきているんじゃないかと思うほど。

あれだけの芝居、マチソワ公演の日は俳優さんもキツイんだろう…
磯部さんも相当噛んでいたし、筧さんもだし。

しかし観る私の方にヨユーが生まれたせいか(笑)
機関銃のような台詞が若干聞き取りやすく感じました。

ルーセンショー君、ビアンカに逢ってました(汗)←前の感想で「まだ逢ってもないのに!」と書いてしまった…あ痛た。
前回より台詞が立っていたような(2階席だから?)

ホーテンショーとペトルーチオが逢う場面で、「スパゲッティ!」と叫びながら身体をぶつけ合うシーンがワロタ。
それと「骨粗鬆症!」@ルーセンショーですかね(^_^;)
筧さんもこのシーンで、変な動きしてましたw

ペトルーチオが、キャタリーナに初めて逢うシーン。こう言ってやろうとか、こう返してやろうとか画策していたけど、実際のキャタリーナは打てば響く頭の回転が速い女性。
ここでかなりケイトに惹かれた感じが伝わってきました。
本来優しくて気遣いのできる女性だったのに、父親は妹ばかり可愛がり、自分の気持ちの納め所としての「じゃじゃ馬」だったのでは。
それを解放してくれたのはペトルーチオだったのかも。
まさに「褒め殺し」とばかりのセリフもありましたしね♪
父親だって「あの娘(ケイト)の気持ちが大切です」って言ってくれてたんだから、ケイトのことだって心配してたんだよ。

ラスト、ケイトの独白シーンも、「面倒なことは夫にまかせてしまいましょう」とも取れる。笑顔で2人が捌けていくのだから、幸せということで。

うーん疲れた。

2010年10月22日 23時06分37秒 | その他いろいろ
仕事がめちゃくちゃ忙しいっす。
毎日150%くらい頑張ってるし、それと比例するくらいキレてる(^_^;)
残業も続いていて、メシ→フロ→ネルみたいなオヤヂ生活。
まだしばらく続きそうなんですけど…
“パトラッシュ、疲れたよ… もう眠いんだ”
状態です(笑)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

流で頼んだ「臨場 続章」のDVDが届きました!
まだ見てないけど、特典映像とか楽しみ~♪

それと「鋼鉄番長」で じゅんさん体調不良(重度の腰痛&坐骨神経痛)で休演、さらに なるしーさんはアキレス腱断裂って、どんな舞台やねん!
今月末に観にいく予定なんですけど、大丈夫なんだろうか?

No.323 「じゃじゃ馬馴らし」

2010年10月17日 21時59分07秒 | 過去の観劇記録
2010年10月17日(日) マチネ 彩の国さいたま芸術劇場大ホール 1階 N列 6番

キャタリーナ=市川亀治郎、ペトルーチオ=筧利夫、ルーセンショー=山本裕典、ビアンカ=月川悠貴、他。
原作=W.シェイクスピア、演出=蜷川幸雄。

修学のためパドヴァにやってきたルーセンショーは、資産家のバプティスタが妹娘の求婚者たちに「姉の嫁ぎ先が決まるまで誰も妹と結婚をさせない」と宣言しているところへ出くわす。従順で美しい妹ビアンカに対し、姉のキャタリーナは鼻っ柱が強く、街でも有名な‘じゃじゃ馬’。男などまるで眼中にない姉娘の結婚が条件となり苦りきる求婚者たちをよそに、ルーセンショーは召使のトラーニオを身代わりにし、自分は偽名を語ってビアンカの家庭教師になりすます。彼もまた、ビアンカに一目惚れしてしまったのだ。
求婚者のひとりであるホーテンショーの元へ、ヴェローナからペトルーチオという紳士が訪ねてくる。彼もまた結婚相手を探していた。相手は金さえあれば誰でもよいペトルーチオは強引にキャタリーナとの結婚話を進める。破天荒なペトルーチオの振舞いに辟易するキャタリーナ。それをよそに結婚話を進めるバプティスタだが…。
果たして、ルーセンショーはビアンカと結婚出来るのか?
そして、ペトルーチオはキャタリーナを従順な妻に変える ― じゃじゃ馬馴らしは成功するのか?
それぞれの結末は如何に…?
(あらすじは公式HPより)

今回はyumiさんのご厚意で取っていただいたチケットで、久しぶりに一緒に観劇しました。
もーむちゃ面白かった!
とにかく言葉・言葉・言葉。セリフの応酬です。ただしどのキャストも早口すぎて少し聞き取りづらいのが難点か。

セットはほとんど無くて、幕開きの居酒屋の壁が一番豪華(笑)。他は壁のみ、とか、せいぜいテーブル・椅子・燭台。壁にはボッティチェリの「春」の絵が超拡大して使ってあります。場面によって絵の拡大部分が違う。

オールメール・シリーズなので全員が男性の俳優さんです。
まずは主役キャタリーナ(ケイト)の亀治郎さん。現代劇の女形は初めてだと思いますけど、ドレスさばきから ちょっとした仕草まで全て完璧。1幕前半のキャンディ・キャンディみたいな(笑)髪型より、結婚式からのアップの髪型のほうが似合います。
すさまじい「じゃじゃ馬」っぷり!側転まで披露してくれますw
女形の発声から地声の発声までの声色の使い方も上手い!!

ま、この「じゃじゃ馬馴らし」ってーのは一般の、というか現代の女性の視点からすると、とんでもないムカつくストーリーなんですけど、今回は劇中劇というオブラートに少しくるまった形になっているせいか、もしくは亀治郎さんのキャタリーナ&筧さんのペトルーチオの2人のおかげか、若干許せる範囲になっているかも?でした。
そうは言っても(^_^;) あんなに肩肘張っていたキャタリーナがペトルーチオにどんどん懐柔していって、「男性が求める理想の妻」になっていく様が性急すぎた気もします。
2幕ラスト、キャタリーナが「妻とは何たる者か」を語って聞かせるシーンではワレワレ観客の女性陣に向けたセリフにちょっと胸が痛くなりましたが(笑)
亀治郎さんのカテコでのお辞儀や目配せがとてもキレイで素敵でした!
あと、端々に入る歌舞伎の型!客席も沸きました♪

筧さんのペトルーチオ、あやしすぎ(爆)思った以上に古典的な衣装がお似合いでした(顔と身体のバランスが…以下自粛。)
最初は財産目当てと思われたけど、キャタリーナに惚れたんだろう。お互い似たもの同士の二人。少しペトルーチオの方がイカれてるかな~?
筧さんのセリフの量もハンパない。動き一つ一つが面白すぎ~っ!

ルーセンショーの山本くん、頑張ってましたよ。でもセリフの届き具合とかはまだ弱かった。
若いだけにイキオイのあるワカモノを熱演。ビアンカに惚れて(まだ本人を見てないのに!)求婚しちゃうあたりが世間知らずのおぼっちゃまなのか?
そのビアンカとも相思相愛になり(ここの2人がツンツンしてみたりキスしあってみたり、いわゆる「乳繰りあって」←笑)やがて結婚するんですけど、ここでもまた一波乱あり。

ビアンカの月川くん。はぁ~ん。キレイすぎっ!まだ幼い設定ということもあって、あのクールな感じで(月川くんの女形はツンデレ系なのかしらっ)したけど、やはり姉妹の血(?)は争えないのか、きっとルーセンショーを尻に敷いて、姉に負けず劣らずの「じゃじゃ馬」っぷりを発揮しそうですw

他にも蜷川常連組の磯部さん、原さん、横田さん、廣田さんらワキを固める俳優さん達も何だか楽しそう。
客席使いも沢山ありました。

劇中劇の最初の囲い部分で、酒場を追い出された酔いどれのオヤヂ(スライ=妹尾正文)を、偶然通りがかった領主が「お遊び」でニセの領主に仕立ててやろうと画策、ちょうど来た芝居一座も巻き込み、スライはまんまと罠に填り、小姓(宮田幸輝)は奥方にさせられ、二人して芝居を見ると言う設定です。この二人は客席でずっと一般観客と一緒に観てます。
ここの最初の囲いの閉じ方が、ちょっと“観客放り投げ系”だったなぁ。

舞台の後は…

2010年10月11日 00時35分50秒 | その他いろいろ
「エリザベート」観劇の後は、ゆきさんと、ゆきさんのお友達2人、さらにワタクシ、あーんど八女さん(「鋼鉄番長」観劇帰り)で集会。
と言うのも、八女さんがこの度めでたく ご結婚!
なんと旦那さまもご一緒に、この腐(?)女子の集会に参加ということで。

東京駅の中華料理店で御祝の会を開きました♪

八女さんと逢うのは「私生活」の時以来かなぁ。
(来月「M!」の観劇日がドンピシャで また逢う日までーw)

八女さんの旦那サマが誰に似てるか?な話になって。
そーいや帰りの電車で思いついたのだが、岡田将生に ちょいと似てるかも。
ええぃ!らぶらぶじゃないかぁ~

お二人の帰りの新幹線がギリギリだったよん。すまぬ忙しくて。