●内野聖陽、海外撮影の忽那汐里に嫉妬?「レコード探しですか…」
俳優の内野聖陽が29日、ウェスティンホテル大阪で行われた映画『海難1890』記者会見に出席。楽しみにしていたトルコでの撮影に行くことができなかった内野は、会見中に同国の思い出を楽しげに披露する共演者の忽那汐里をチクリと口撃した。
日本とトルコとの125年の友好関係を築いたエピソードを映画化した同作にちなみ、トルコの印象について聞かれた内野は「日本人に対して心を開いてくれている」とコメント。しかし「僕は、汐里ちゃんと違って楽しみにしていたトルコには行けなかった」と笑いながら嘆くと、同席した田中光敏監督がすぐさま「本当にすみません…」と平謝りして会場の笑いを誘った。
続けて、レコード集めが趣味だという忽那が「東京はすごく高いのに、トルコにはこんな安い値段であるっていうので、30~40枚買ってしまって、持って帰るのに大変でした」とほほえましいエピソードを披露。これにも内野が「(撮影)当時は世界情勢が一変していて、トルコで撮影ができるのかとやきもきしていたのに、やっていたことはレコード探しですか…」と冗談交じりにかみつくと、忽那も「すみません、内野さん」と笑顔で謝罪していた。
同作は、海難事故に遭ったトルコ軍艦エルトゥールル号への日本人による海難事故救援と、トルコ人によるイラン・イラク戦争時の在イラン日本人救出という、両国の絆を象徴する二つの出来事を描いたストーリー。12月5日より公開。
(オリコンスタイル)
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●内野聖陽 海外ロケに参加できず恨み節「待っていたのに…」
俳優の内野聖陽(47)が29日、大阪市内ので日本・トルコ合作の主演映画「海難1890」(12月5日公開)の記者会見に共演女優の忽那汐里(22)、田中光敏監督(57)とともに出席。トルコでのロケに参加できなかったことに“恨み節”を口にした。
同作は1890年に和歌山・串本町沖で起きたエルトゥールル号海難事故と1985年テヘラン邦人救出劇という二つの歴史的事実が題材。日土友好125周年に両国の国家的支援を受けて撮影が実現し、完成にこぎつけた。エルトゥールル号について、日本ではあまり知られていないが、トルコでは小5の教科書で習うためにほとんどの国民が認識している。
内野は、前半のエルトゥールル号編でトルコ船員を治療する医師役を熱演。トルコ人俳優と共演した今作を通じ、両国の絆の深さをあらためて実感。「日本人というだけですぐに心を開いてくれる。ますますトルコ人への親しみが強くなったし、絶対にトルコに行きたいという気持ちが強くなりました」と熱弁した。
忽那はエルトゥールル号編と後半のテヘラン救出編の両方に出演。生まれ変わった女性の設定で二つの時代で2役を演じている。前半のみの出演でトルコでの撮影に参加できなかった内野は「どうして、僕だけ生まれ変われなかったんだろう」と恨み節を口にした。
さらに田中監督が「(忽那)汐里ちゃんはイスタンブールにいた時は水を得た魚のようでした」と証言。レコード収集が趣味という忽那は現地で30~40枚も購入。「重たいですし、割れないように持って帰るのが本当に大変でした」という話を笑顔で披露した。
聞かされた内野の表情はさらに曇った。トルコでは昨年12月から今春にかけて撮影。IS問題などが日本でも連日報道されていた時期だけに「トルコで撮影ができるのか、やきもきしながら日本で待っていたのに、レコード探しですか…」とボヤキが止まらなかった。
(デイリースポーツ)
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●内野聖陽、トルコに撮影行けず忽那汐里らにボヤき「僕だけなぜ…」
日本とトルコの友好125周年を記念して製作された両国の合作映画「海難1890」(12月5日公開、田中光敏監督)の記者会見が29日、大阪市内で開かれ、主演の内野聖陽(47)、忽那汐里(22)が出席した。
トルコの軍艦・エルトゥールル号が1890年に和歌山・串本町沖で遭難。現地の住民による船員救出をきっかけに日本とトルコの友好が深まり、1985年のイラン・イラク戦争に際して、トルコ側が自国民に優先して日本人をテヘランから出国させたという史実を、2部編成で描く。
内野は前半のエルトゥールル号編で、遭難したトルコ船員を治療する医師役で出演。自身の撮影は串本など国内だけで終了したため、「日本人というだけで心を開いてくれる国民性。ますますトルコへの親しみが強くなった。僕だけなぜ行けなかったんだろう」と、同席した田中監督と忽那を横目にぼやいた。
一方の忽那は一人二役で、エルトゥールル号編では内野をサポートする女性の役で、テヘラン編ではその女性の生まれ変わりとして、日本人救出のために英語を駆使する日本語教師を演じた。今年4月にはトルコでのロケを「外国に行った感じがしなかった」というほど満喫。田中監督から、趣味のレコード収集に励んでいたことを明かされ、「東京ではすごく高いので30、40枚も買ってしまった。割れないように持って帰るのが大変でした」と笑みを見せた。
「すみません、内野さん」と苦笑いで陳謝した忽那だったが、内野は敏感に反応。「今年の春にかけて世界情勢が一変して、本当にトルコで撮影できるのかとやきもきしながら、日本で待っていた。それなのにレコード探しですか?」と、冗談半分に毒づいてみせた。
(スポーツ報知)
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●内野聖陽「若い人に残したい映画」
1890年の和歌山沖での「エルトゥールル号遭難事件」と、1985年の「テヘラン邦人救出劇」。2つの実話を題材に、日本・トルコの合作で映画化された『海難1890』。その記者会見が大阪市内で29日に行われ、主演の内野聖陽、忽那汐里、田中光敏監督が出席した。
「エルトゥールル号遭難事件」とは、1890年に和歌山県樫野崎(現:串本町)で起こった、当時としては世界最大規模の海難事故。海に投げ出されたトルコ人船員を、地元住民たちが総出で救出活動を行い、両国の友好関係の礎となった出来事だ。
主演の内野は「事故について、僕はNHKの番組で見て知っていたんですが、あまり日本人の方には知られていない。番組を見て、こんないい話が日本にあるんだと考えていた矢先、オファーをいただいて。この映画は後々も見ていただけるし、若い人たちにも残したい話だなと、監督にぜひやらせてくださいと」と、出演への熱い想いを語った。
そして、「トルコの教科書には、エルトゥールル号事故が載っていて、ほとんどのトルコの方は知っているんですね。僕は汐里ちゃんと違ってトルコには行けなくて。(トルコ人俳優の)ケナン・エジェくんと忽那さんは生まれ変わって2役やっているのに・・・なぜ僕は生まれ変わらなかったんだろうと(笑)。トルコに行きたい想いがますます強くなりましたね」とコメントした。
エルトゥールル号編で失声症の女性を、テヘラン救出編で日本人学校の教師、2役を演じた忽那汐里は、「私はトルコに1週間行ったんですが、街並みはキレイですし、食事はとにかくおいしい。イスタンブールは橋を渡ればヨーロッパ、反対側はアジアと、いろんな文化が交じっているので、ホントに魅力的な国でした」と語ると、田中監督が「汐里ちゃんはイスタンブールではとてもゴキゲンでした。趣味のレコードがトルコにはたくさんありまして・・・」とポロリ。忽那は「東京ではすごく高いのに、こんな安い値段であると30~40枚買ってしまって(笑)」と笑顔を見せた。
それに対し、内野は「当時、世界情勢が非常に一変していまして。トルコで撮影ができるのか、非常にヤキモキと日本で待っていたんですが、レコード探しですか?」と冗談交じりに嘆き節。忽那、田中監督ともに「すいません」と平謝りした。
会見の最後、田中監督は「125年前の、和歌山の方たちの善意が、今も日本とトルコの友情に繋がっていること、こうやって合作映画を作れたこと。日本人として誇りに思いますし、感謝しています。今回、和歌山でトルコの俳優たちが道に迷ったとき、“あんたたち、映画の俳優さんだね?“と街の人が車に乗せて、ホテルまで送ってくれた。そんなことが多々、ありました」と感慨深く語った映画『海難1890』。12月5日から全国の劇場にて公開される。
(Lmaga.jp)