2012年10月14日(日) マチネ 日生劇場 2階 F列 32番
ジェーン・エア=松たか子、エドワード・フェアファックス・ロチェスター=橋本さとし、ブランチ・イングラム=辛島小恵、フェアファックス夫人=寿ひずる、バーサ・メイスン他=旺なつき、リード夫人他=阿知波悟美、ジェーンの母他=山崎直子、シンジュン・リバース他=小西遼生、リチャード・メイスン=福井貴一、ブロクルハースト氏他=壌晴彦、他。
原作=シャーロット・ブロンテ、脚本・演出・作詞補=ジョン・ケアード、作詞・作曲=ポール・ゴードン、指揮=山口也、他。
両親を突然の病気で亡くしたジェーン・エア(松たか子)は寄宿学校に預けられる。劣悪な環境の学校で教師の虐待や親友の死に耐えて成長し、やがて自立の志を持った彼女は教師の資格を得て、地方の富豪の邸に家庭教師として赴任する。邸の主人ロチェスター(橋本さとし)の謎めいた挙動に不審を感じながらも少しずつ彼に魅かれていくジェーン。身分の違いゆえに苦しむ彼女だったが、二人はやがて行き違いを乗り越えて結婚を誓う。しかしその時、隠されていたロチェスターの過去が暴かれる…
(あらすじは松竹HPより)
3年ぶりの再演!(
初演時の感想)
プリンシパルキャストは数名を除いて初演組が引き続いての熱演となった。
いやー何だか浸ってしまって、疲れたココロと身体にナンバーが染み込み、涙が出て止まらなかった。
セットは初演と同じく舞台上のカミテ・シモテ奥に座席を設け、荒涼とした土地と怪しげな森、センター奥には橋がかかり(その下にオケピ)立体的な造形。
松さんが やはり素晴らしいよね~
このミュージカルで菊田一夫演劇賞取ったんだよね~
まっすぐで素敵!
ロチェスターのさとしさんは初演より丸くなった感あり(イケズ感が少なくなったのか・笑)
ジェーンに「ひどい顔」と言われるんだけど、さとしさんが演じているとそうでも無いんだからな(^_^;)
ブランチは初演時はオペラ歌手の幸田さんだったが、今回は辛島さんにチェンジ。ううーん何だか小物感(すいませんorz)
フェアファックス夫人の寿さんのサバサバ感、狂気の妻バーサ役の旺さんの切なさ。リード夫人は阿知波さんだ!(←うわーいぢわるオバさんがよりパワフルにw)
福井さん、前より声が伸びなくなった気がする。
アンサンブルのコーラスも見事。
駆け足のストーリーの為、少し流されてしまう所もあるが、なんかこう浄化されたな~という気持ちになった。
リピーターチケット等の販売もあり、客席も満員御礼と行かないのは残念だ。
ハデさは無いけど良い作品なんだけどな~