プライド オブ ボス『25年間』篇 1分30秒 内野聖陽 竹原 ピストル トミー・リー・ジョーンズ サントリー CM
VIDEO
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25年前
アーケード街で政治について熱く語る内野青年。
道行く人は誰も耳を貸さない…
そんな中、一人の若者が声を掛けてきた。
「先生、さっきの演説感動しました!オレ、手伝わせてください」
駅前や
土砂降りにもめげずに街頭演説。
選挙カーで農村へも。
無事 初当選!
若者も涙を浮かべながら喜ぶ
やがて内野議員は着実に道を邁進し
ダム工事現場見学や
漁村で行われる地曳き網イベントへも足を運ぶように
(↑本気で楽しそうに見えるw)
宇宙人ジョーンズさんは一人で曳いてるぜ!
大物政治家(?)か、裏の権力者との、料亭での密談…
「理想論だけじゃ回らんな…」
やがて年月は過ぎ、内野議員に大役が!
嬉しそうな この顔
いそうなのよ!こういう顔の人!!
思う所あり、内野議員辞職
「お前はこの25年間を後悔していないのか」
「良いときも悪いときもあなたのそばにいました… それが私のプライドです」
この肩を叩くタイミングとか表情とかがっっっ!
「この惑星では、時間だけは止まらない」
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●サントリーHPニュースリリースより●
サントリー食品インターナショナル(株)は、「BOSS」の発売25周年の集大成となる缶コーヒー「プライドオブボス」を9月5日(火)に発売。今回、ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズ扮する宇宙人ジョーンズでご好評をいただいているTV-CM「地球調査シリーズ」の最新作として、内野聖陽さん、竹原ピストルさんが登場する「25年間」篇(30秒・60秒・90秒)を、10月7日(土)から全国で順次オンエアします。
■TV-CMについて
とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズが、大物ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、さまざまな職業を転々としながら、未知なる惑星・地球を調査する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」。最新作では、ストイックな役作りと抜群の演技力を武器に、主役から脇役に至るまで幅広くこなす実力派俳優・内野聖陽さんが、前回「ボスジャンの先輩」篇で、溶接工にしてボスの化身という役どころを好演した竹原ピストルさんとともに登場。理想を追い求める熱き政治家志望の男と、その志に共鳴した若者による、浮き沈みの激しい二人三脚の歩みを、ボスが発売された1992年から現在に至るまでの“25年間”という年月をテーマに表現しました。
街頭演説などの熱心な選挙活動が実り、念願の初当選を果たした後、精力的かつ地道な政治活動を経て、実力と人望、地位を築き上げていく内野さん。その数奇な人生をすぐ近くで見守ってきた竹原さんとの出会いから25年を迎えたある日、思いがけず政治家生活にピリオドを打つこととなります。議員バッジを外した内野さんに、25年間いい時も悪い時もそばにいたことが自分のプライドだったと告げて、姿を消す竹原さん。その直後、まるで竹原さんの化身であるかのように、「プライドオブボス」が現れるというストーリーを通じて、発売から25年間、働く人の相棒であり、これからも相棒であり続ける「ボス」のメッセージを訴求していきます。
■CMストーリー(90秒)
25年前、商店街の電器店のブラウン管テレビの画面に、矢沢永吉さんが出演するボスブランドのTV-CMが流れています。ディスプレイ用の扇風機を手に、店頭に出てきた店主のジョーンズ。ふと前方を見ると、政治家を志す30代の男性(内野さん)が街頭演説をしていますが、道行く人は誰も彼の話に耳を傾けることなく、足早に通り過ぎていきます。「誰も聞いちゃいないか…」と肩を落とす内野さん。気分転換に自販機で飲み物を買おうとすると、突然一人の若者(竹原さん)が近付いてきて、「先生、さっきの演説感動しました!オレ、手伝わせてください」と選挙の手伝いを申し出ます。
駅前や土砂降りの公園で街頭演説などを行い、農村を選挙カーで回る内野さんと竹原さん。見事初当選を果たすと、小さな選挙事務所では内野さんがスタッフとともに万歳で喜びを分かち合っています。そこに、「この惑星では、月日は驚くような早さで、過ぎ去っていく」というナレーションが挿入。竹原さんは、内野さんの笑顔を部屋の隅から眺めつつ、うれし涙をこぼしています。
月日が流れ、車の後部座席で資料をチェックしている政治家の内野さん。竹原さんは運転手として、常に行動を共にします。ダム視察に続いて、地元の漁村では地引き網イベントに二人で参加。地元の子供たちと一緒に「ソーレ!ソーレ!」と力いっぱい網を引っ張っていると、すぐ横で漁師のジョーンズが平然と網を引っ張っていて、竹原さんが「エッ、アッチひとり!?」と驚いています。
さらに月日が流れ、雪がちらつく冬の夜、料亭で大物との会合に臨む内野さん。しばらくして竹原さんが出迎える車に戻り、「理想論だけじゃ回らんな…」と不機嫌な表情で乗り込みます。
東京タワーが見える首都高を走行中の車内で、電話の相手に「はい、わかりました。喜んでお受けいたします」とうれしそうに答える内野さん。どうやら良い話らしく、運転手の竹原さんもチラチラとバックミラーで内野さんの表情を確認して、ニコニコしています。
とある応接室に並ぶ大物政治家たち。その中には内野さんの姿もあり、悠然とした態度で周りの議員たちと談笑しています。
そして、内野さんと竹原さんの運命の出会いから25年後。テレビから突然、「内野議員辞職」を伝えるニュース速報が流れます。「一石を投じたい」という自らの意思のもと辞職を選んだ内野さん。デスクの上に議員バッジが置かれた議員事務所で、背後に立つ竹原さんに、「お前はこの25年間を後悔していないのか」と尋ねる内野さん。「いい時も悪い時も、あなたのそばにいました」と答える竹原さんの肩を、軽くポンと叩いてすれ違うと、背中越しに再び「それが、私のプライドです」という声が聞こえてきます。一瞬立ち止まってほほ笑む内野さん。次の瞬間、竹原さんが姿を消し、まるで彼の存在そのものがボスの化身であったかのように、「プライドオブボス」の缶がデスクの上に現れます。「この惑星では、時間だけは止まらない」というジョーンズの報告に続いて、静かに部屋を出ていく内野さん。その姿を見送るスタッフたちの中にジョーンズもいて、最後は「勤続25年。缶コーヒーのボス」というナレーションで締めくくります。
■撮影エピソード
◇熱くストイックな役者魂全開のお芝居
「自分の果たすべき職分は、とにかく徹底的にやりたい」という内野さん。今回の撮影でも、その役者魂を存分に発揮し、少しでも気になるところがあると、監督に自らの疑問をぶつけ、セッティング中もわずかな時間を惜しむかのように、ポタポタ流れてくる汗にも構わず、ひたすらセリフや演技の練習に打ち込む姿がありました。声ひとつ取っても、冒頭の街頭演説のシーンでは地声よりもあえて甲高く話すことで、より若さを強調。年齢を重ねるとともに少しずつ低くしていくなど、25年間の変遷を表現する演技プランをきっちり練り上げて臨むことで、演じる年齢に応じた自然体の芝居を表現していました。
◇初共演ながら息の合った掛け合いを披露
決められた秒数に二人の芝居が収まらない場面では、即座に顔を突き合わせ、セリフのスピードや間、アクションを微調整するなどして、見事OKテイクを獲得していた内野さんと竹原さん。また、テストの際、役柄そのまま「お前がボスの化身であることは薄々感じておったぞ、ハッハハハ」などと突然台本にないせりふを口にする内野さんに、最初は慌てていた竹原さんですが、あくまでも本番前の肩慣らしであることに気付くと、次のテストからはアドリブで自然に返す場面も。初共演ながら、息ぴったりの掛け合いを見せる二人に、現場も大いに盛り上がりました。
◇若返り&老け特殊メイクで演じ分けた25年間
今回、内野さん、竹原さんはともに実年齢(内野さん:49歳、竹原さん:40歳)の15歳下から10歳上までの25年間を、若返り&老け特殊メイクで演じました。若いシーンから順番に撮影が進む中、急に年を取った自分の風貌を鏡で見ながら、「さっきまでの爽やかな俺はどこに行ったんだ」と苦笑いを浮かべた内野さん。すると、そこへ直前のラフなTシャツ姿から一転、ビシッとスーツで決めた短髪の竹原さんが現れました。一変した外見を見て、「髪形も雰囲気も全然違いますね」と指摘した内野さんに、「これが地毛で、設定も実際の年齢に一番近いんです」と竹原さん。「あ、そうなんだ。これだけ年代のバリエーションがあると面白いですよね」という内野さんの言葉に、竹原さんも笑顔で同意するなど、さまざまな年代を演じる芝居を楽しんでいました。
◇内野さんのアドリブに竹原さん大笑いでNG!?
内野さんが初当選し、支えてくれた選挙スタッフ、関係者と喜びを分かち合うシーンで、「僅差で当選したから余計にうれしいわけですね」と、監督から聞き出した状況設定を口にした内野さん。当初は周りと一緒に満面の笑顔で万歳をするという芝居の予定でした。ところが、本番では興奮のあまり、目の前に置いてあったダルマを、両手でつかんで持ち上げるアドリブを披露。あまりにもコミカルな演技に、応援していた内野さんの初当選で、うれし涙をこぼすはずだった竹原さんが、思わず吹き出してしまう場面がありました。
◇宇宙人ジョーンズCMシリーズの裏話に興味津々
宇宙人ジョーンズシリーズがスタートしたのは、1992年のボス発売から14年後の2006年4月。これまでに60以上のタイトルが放映されましたが、そのほとんどの演出に携わってきた監督に、自らが印象に残っているストーリーを告げ、「あのシーンはどうやって撮ったんですか?」などと尋ねた内野さん。監督が詳しい撮影手法を明かすと、二人のやり取りをそばで聞いていた竹原さんも加わり、当時の撮影裏話やジョーンズさんの話題で、ひとしきり盛り上がっていました。
◇日本の伝統的な漁法体験にテンションUP!
今回のCMでは、小さな商店街にある電器店の店主、漁師、議員事務所のスタッフという役どころで、内野さんと竹原さんの数奇な人生を見守ったジョーンズさん。その中でも特にテンションが上がっていたのが、漁村のイベント中、一人で地引き網を引いていた漁師の役です。撮影にあたり、ジョーンズさんは「最初は右と左、どっちから引っ張ればいいんですか?」「網を引く時の体勢はこれで大丈夫ですか?」などと、監督に細かく演技を確認。「熱中症対策にちょうどいい」とばかりに、頭に白いタオルを巻き、胴付き長靴を履いて地引き網を引く姿は何とも勇ましく、日本文化をこよなく愛するジョーンズさんだけに、日本の伝統漁法にも興味津々といった様子で、夏の暑さを吹き飛ばす熱演を披露していました。