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miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.593 「日本の歴史」

2018年12月25日 22時38分40秒 | 過去の観劇記録
2018年12月22日(土) マチネ 世田谷パブリックシアター 1階 N列 シモテブロック シモテより

出演=中井貴一、香取慎吾、川平慈英、新納慎也、シルビア・グラブ、秋元才加、宮澤エマ。
作・演出=三谷幸喜、音楽:荻野清子。

2018年観劇納め。
立ち見がパツパツに入る程のプラチナチケット。

千年以上の日本の歴史を2時間40分くらいで、どうやってミュージカルにするのかと思っていたら、なんとまぁ…
まさかテキサスの、とある一族の栄枯盛衰になぞらえながら進むとは!
だからキャストが忙しいのね(^_^;)

音楽の荻野清子さん、天才か!
アタマに残る「INGA(インガ)」。あいえぬじーえ~♪
「オブライエンソング」なんとかなるさ~
「信長登場」シルビアさん、お見事!
「宝永六年のシンコペーション」入ってきて!www
どの曲も優しくて、素敵だった~

中井貴一さんは舞台初見。出オチの衣装が多かったけど(天使とか!)さすが場が締まる。
歌も役者歌なので、とても聞きやすく、ダンスも達者で今後ミュージカル出演が増えそうです。
香取慎吾くんも初見。当て書きが合ってて(当たり前かw)
一番心に残ったのは、中井貴一さんの源頼朝と、香取慎吾くんの源義経。兄と弟の思いのすれ違いにムネアツ。
川平慈英さん、いつものように大活躍だし!
新納さん演じる信長のスタイリスト、良し!
シルビアさんお久しぶり。変幻自在。こちらも大活躍。
秋元才加さんも初だった(汗)重要な役回りなのよ!雰囲気も役も秋元さんの魅力を良く活かしてましたわ~
宮澤エマちゃんも「アノ」衣装とか「アノ」役とか… めっちゃ頑張ってた!

客席も華やかだったようで。
終演後に大竹しのぶさんをお見かけし、その後twitterを調べてたら著名人の方がチラホラいらした様子。

WOWOWで2019年春に放送とか!
楽しみです~

番外 「井上芳雄 by MYSELFスペシャルライブ」2018年11月

2018年12月02日 23時03分42秒 | 過去の観劇記録
2018年11月29日(木) 東京国際フォーラム ホールA 2階 19列 シモテブロック

井上芳雄、大貫祐一郎。ゲスト=坂元健児、濱田めぐみ、斉藤慎二(ジャングルポケット)。





(今回のサイリウムは黄色ですた)

「ようこそ、皆様♪5000人の皆様~」!
ということで!
2018年2回目のby MYSELFライブです!
平日は本当にキツイ…(4時間近いだろうと想定してホテル取って良かった。しかし翌日朝帰りw)

なんといってもゲスト!(いや10月がどうのとか言ってませんよ…以下略)
サカケン兄さんは1幕に登場。昨年時のマッサージ店にいけないクダりをVTRで流し(緑のジャケット着て来て欲しかった)、四季に入る時に「CATS」を「CAT」と言ってしまったことやら23歳までブロッコリーを「ブロッコリン」だと思っていた件やら(カリフラワーは「シロッコリン」♪)
エピソードがオモシロすぎる!

そして「蕾」を歌いつつ…
あれ?「奏」じゃなかったか??
みたいなw

2幕は芳雄くんがトートの衣装で(先日「SONGS」で着た衣装かな?)「最後のダンス」を歌い、濱めぐ姐さんが登場!「私が踊る時」をデュエットしてくれました!耳福!贅沢すぎる!
「美女と野獣」の日本未公開曲も良かったわ~
お悩み相談のメール、ちゃんと聴いてないように見えて(?)的確なアドヴァイスをする姐さん。

続きましてはジャングルポケットの斉藤さん登場で突然のコントコーナー。
「マッサージ サバンナ」(だったかな?)のマッサージ店の設定。
あ、これって??と思ったら、壮大な前フリをしておいた、例のアレぢゃないすか!
手作りっぽいライオン(シンバ)のお面を頭につけた迷彩服のサカケン兄さん登場。
ずっと「心配ないさ~」って言ってるの(^_^;)
芳雄君乱入から~の、濱めぐ姐さんも登場!ちゃんとナラのお面着けてきた~~~!
カワユス!可愛すぎる!
「ハクナ・マタタ」(斉藤さんティモン・芳雄プンバァ)とオリジナルキャストが揃った奇跡の「愛を感じて」す、すごい…

ナイツのメドレーありスカピンありで一息ついて、また2階にも登場の芳雄君。
自由度が増す大貫さんも笑えるw
そして斉藤さん再登場…
汗を拭くその布は!?赤いパンティ(女性用w)が!!
すかさず「パンティを盗んだ罪だ」と芳雄ジャベール(急にレミか!)
「姪の為に盗んだのだ~」と斉藤バルジャン(おい!)
「このパンティを託されたのだ、パンティーヌから!」って!!
これ怒られるヤツやんか(爆笑)
もう笑ってオナカが痛いわ~
ところが!「対決」を歌いだした途端に客席から万雷の拍手!
斉藤さんの歌が上手い!このまま本舞台ではノドを痛めそうな歌い方だったけど、本当に上手だった。

2幕最後には客席降り。なんとまぁ万里生くんが満面の笑みで客席にいる!
しかも前回使用した猫セットを芳雄くんに着けさせ、芳雄くんはフル装備を着けたまま客席をまわり舞台上へ。
どうしてもシッポが取れなかった(秋山さんに取ってもらってた)けど猫だから!(CATになれたw)

そしてライブビューイングの時間ぎりぎり(午後10時)で一旦幕が降りて、その後は国際フォーラムだけのカテコ突入。
ヴォイスオブジャパンの方々が参加でクリスマスメドレーの素敵なハーモニー。
最後は「幸せのピース」でやっと(笑)終わりました。

結局3時間45分なのよ!
だから!午後3時か5時には始めよう!

No.592 「メタルマクベス」disc3

2018年12月01日 22時58分11秒 | 過去の観劇記録
2018年月11日25(日) マチネ IHIステージアラウンド東京 9列 カミテブロック

ランダムスター/マクベス浦井=浦井健治、ランダムスター夫人/ローズ/右近B=長澤まさみ、レスポールJr./元きよし=高杉真宙、グレコ/マクダフ柳下=柳下大、グレコ夫人/シマコ/林=峯村リエ、パール王/ナンプラー=粟根まこと、右近/医者=右近健一、エクスプローラー/バンクォー橋本=橋本じゅん、レスポール王/元社長=ラサール石井、他。

いよいよ豊洲での新感線もラストに突入。よく9回も通ったもんだ…
今回の席は9列と案外前の方でカミテブロックのせいか解らないけど、今までで一番気持ち悪くなったorz
上演時間も休憩入れて4時間と、とにかく長い!日曜マチネ午後2時開演なので遠征民は大変なのよ~

長澤まさみ嬢の夫人が強いw アル中なのか、って位 500mlのビール缶をグビグビあおる(^_^;)
ぴったりとした衣装なので、さすがのまさみちゃんもオナカのハミ肉がww
対するランディ/マクベス浦井こと大先生は普段(?)の不安定さが活かされて(褒めてます・汗)とても良かった♪
殺陣のキレもいいし、歌は元々が甘めの声なのでメタルどうかな~と思ったが、さほど違和感無かった。
じゅんさんや粟根さんと年齢差あるので、お父さん世代&家庭教師になってました(笑)
マクベス浦井の衣装がダサくなくて、ほんのりシャルルみ! CDジャケット等の映像がなかなかの格好良さ。

とにかく!亡霊のじゅんさんと繰り広げる「闇が広がる」「マイヤーリンク」の再現度!
トートダンサーズ(?)を引き連れて押したり引いたりの、あのダンス!!!
客席で悶絶してしまったw
ちゃんと まさみ嬢へも気遣いがあり「キャバレー」のナンバーもありましたで。

Jr.の高杉真宙君が…
申し訳ないがイマイチだった。歌が…orz
柳下くんのグレコ、随分と年上の奥さん(リエさん)なのねw
毎回思うが「猛り狂った狼の子孫が~」と歌われているわりには、グレコ一族の狼の紋章が目立たないし、グレコの背中にある狼の絵も最後にしか見られないので、なんだかな~と。

初演loveすぎて、disc1~3まで観たけど、越すものはなかった…
だけど3が一番バランス的には好き。

今後アラウンドシアターは何に使われるんだろうか?
新感線、ありがとうございました~

No.591 ミュージカル「マリー・アントワネット」

2018年12月01日 22時30分01秒 | 過去の観劇記録
2018年11月24日(土) マチネ 帝国劇場 1階 O列 カミテブロック

マリー・アントワネット=笹本玲奈、マルグリット・アルノー=昆夏美、フェルセン伯爵=古川雄大、ルイ16世=佐藤隆紀、マリー・テレーズ=叶英奈、ルイ・シャルル=長堀海琉。

前楽観劇。舞台の全体的な完成度、という点では前楽が一番ベストな気がするんだよね~(個人的な考えですがw)

No.590で観劇した時とキャストは一緒(子役ちゃん達コンプリートした様子です)

玲奈ちゃんが少し調子悪そうだったけど、だんだんに本調子になった感。
古川フェルセン的にオイシイのかオイシくないのかカミテサイド!いや、結構オイシかった♪
何回かオペラ越しに視線頂きました~(勝手に盛り上がる)

なんやかんや言って3回も観劇してしまった新生M.A.
インパクトは初演なんだけどさ(まだ言うかw)
セットや衣装考えると近いうちに再演になるんだろうけど、追加されたナンバーに関しては、やはり「やっつけ仕事」感が否めないんだよねー

No.589/590 ミュージカル「マリー・アントワネット」

2018年11月21日 22時26分55秒 | 過去の観劇記録
No.589 2018年11月17日(土) マチネ 帝国劇場 1階 U列 センターブロック
マリー・アントワネット=花總まり、マルグリット・アルノー=ソニン、フェルセン伯爵=田代万里生、ルイ16世=佐藤隆紀、マリー・テレーズ=吉田空、ルイ・シャルル=寺崎柚空。

No.590 2018年11月17日(土) ソワレ 帝国劇場 1階 T列 シモテサブセン
マリー・アントワネット=笹本玲奈、マルグリット・アルノー=昆夏美、フェルセン伯爵=古川雄大、ルイ16世=佐藤隆紀、マリー・テレーズ=髙畠美野、ルイ・シャルル=陣慶昭。

シングルキャスト:レオナール=駒田一、ローズ・ベルタン=彩吹真央、ジャック・エベール=坂元健児、ランバル公爵夫人=彩乃かなみ、オルレアン公=吉原光夫、ロアン大司教=中山昇、ギヨタン博士=松澤重雄、ロベスピエール=青山航士、ラ・モット夫人=真記子、他。

原作=遠藤周作、脚本・歌詞=ミヒャエル・クンツェ、音楽・編曲=シルヴェスター・リーヴァイ、演出=ロバート・ヨハンソン、翻訳・訳詞=竜真知子、振付=ジェイミー・マクダニエル、美術コンセプト=Robert Johanson、Michael Schweikardt、美術=松井るみ、他。

新演出版観劇。
12年前初演の時は相当「黒歴史」と散々な言われようだったのだが(個人的には結構好きw)、この新演出版は随分とアントワネット寄りになった気がする。
そもそも初演にはカリオストロ(山口祐一郎)やアニエス(土居祐子)とか別のキャストがいたわけだが、その分のナンバーが人を変えて場面を変えて出てくるので、ちょっと頭が混乱(^_^;)

華やかな舞台と衣装。この前の「モーツァルト!」から随分と盆がグルグル回るようになったw
特に夏の夜の仮面舞踏会のシーンは、おとぎ話を覗いているような幻想的な美しさだった。

2幕のオルレアンの衣装にレミゼみ(ジャベール風か?)や、アントワネットが青い部屋着で机に向かって羽根ペンで手紙を書いているシーンはエリザみ(奥のベッドからいつ閣下が出てくるのかと期待してみた・笑)だし、高い所で赤い布を投げるサカケン兄さんが「立つのだ!仲間よ!」とか歌いそうだし、シモテのエプロンステージで座って歌うソニンちゃん&昆ちゃんにもエポニーヌみorz
とまぁ色々と浮かんでしまった…

マリー様は1幕のふわふわした王妃様の、現実をみていない感が凄く良く出てた。
対して玲奈ちゃんは2幕の現実を知って、墜ちていくアントワネットを熱演。
ドレスの馴染み具合はマリー様に軍配が上がるが(^_^;)
ソニンちゃんはまたパン屋襲ってるし!だいたい怒ってるし!
昆ちゃんは玲奈ちゃんと声の馴染みがかなり似ていて、異母姉妹感満載。
マルグリットの扱いが初演より雑になってしまったのが残念だった。

フェルセンは万里生くん、めっちゃ頑張ってた!かなりオペラグラスで追ってしまった♪
アントワネットへの愛で溢れまくってる!正統派王子キャラで歌声も素敵でした~。
カテコの時に白パンツのオマタが破れていたような??
古川くんのフェルセンは、それはそれは見目麗しく、漫画から抜け出てきたかのようなキラキラ具合。
歌もわりと難しめのナンバーをソツなく歌っていたので、歌唱力も随分と上がったのかと思う。万里生くんと比べると落ち着いた(?)フェルセンだった。
ルイは佐藤くんしか観られなかったが、「もしも鍛冶屋ならば」は泣いた~。

シングル組はレオナール&ベルタンが軽妙(?)担当、エベールのサカケン兄さんはちょっと勿体ない感。ランバル公爵夫人の綾乃かなみさんもだけど…
真記子さんが日の目を見た~!ラ・モット公爵夫人以外に沢山出番があるので、「ウォーリーを探せ」ならぬ「真記子さんを探せ」で気になる~

そしてオルレアンの光夫さん!かっこよい!悪役最高っす!歌はマチネ若干抑え気味、ソワレは全開よりは少し抑えた感もあったけど、素敵でした~

憎しみは憎しみの連鎖しか産まない、と観客に問いかける体で終わったので、後味は悪くない。
しかし全体的に散らかっている印象も受けたので、このヴァージョンが再演を繰り返す演目になりえるのかは微妙。

番外 「井上芳雄 by MYSELFスペシャルライブ」2018年10月

2018年10月28日 22時00分29秒 | 過去の観劇記録
2018年10月27日(土) 東京国際フォーラム ホールA 2階 19列 カミテブロック

井上芳雄。ゲスト=生田絵梨花、田代万里生。







「ようこそ、皆様~ 5千人の皆様~♪」
ということで!2年目の壮大なる「文化祭」(と本人および大貫さんも言っていた)『井上芳雄by MYSELF』スペシャルライブに行ってきました~

土曜日開催!泊まりで終演時間も気にしない!(笑)←この意見多数あった模様w
いやいや、上演時間3時間50分くらいありましたよ?
もういっそのこと3時頃から始めませんかね~(^_^;)

5千人の圧が強いんだよね~。負けるわw
今年はモギリで貰うチラシ袋の中にサイリウムが支給されました!謎のピンク色です!


昨年よりも少しセットが豪華になったような?それとラジオブースセットがスライド式になって、その上に高台の舞台を設置。両側に階段が付いてさらに見やすくなった気がする。

のっけからすぐに押すのよ(^_^;)
秋山さんは昨年写真撮り過ぎて怒られたらしく、今年は随分と大人しかったです(笑)
大貫さんが明るくなったw
この大貫さんと井上君との、何とも言えない掛け合いがオモシロすぎる。

パンフ買わなかったのでセットリストが曖昧w
とにかく万里生くんのクリスティーヌ(全力)と「芳雄版レミゼ」のコゼット→エポ♪
マリオッティが可愛すぎる!
2部「キャッツ」の登場が!ネコミミに肉球手袋にシッポの、きゃわたんですよ。
申し訳ないけど生田絵梨花ちゃんよりカワイイ(ファンに怒られるわ・汗)
生田ちゃんはさすがアイドル…発言がソツナイのよ~
歌はもう少し頑張った方が良いかと思うが、ある程度のレベルにはなっている(上から目線)

トークでは山崎育三郎くんにライバル心メラメラすぎるし(笑)
「先駆者」「初めて」が大好きすぎる問題w

2部の「ナイツ・テイル」メドレーが終わった時に、なんと!客席に堂本光一くんと上白石萌音ちゃんが来ていると!
そして舞台上に呼ぶという!!
これジャニーズ事務所的に大丈夫なのかと非常に心配になる!
国際フォーラムだけならまだしも、全国の映画館で行われているライブビューイングもあるし…
「全力で謝ります」と光一&芳雄…
このあと関係者さん大変だったのでは…(^_^;)
舞台上に上がるときも、萌音ちゃんの手を引いて終始紳士な光一くん。芳雄ん時より拍手が大きかった(笑)
がっちり抱き合いナイツロスの話をし、そのままナイツのナンバーをもう一回!贅沢ですわ~♪
萌音ちゃんもフラヴィーナのナンバー歌いました。
イヤ~客席のザワつき具合といったら。

芳雄君は2階にも客席降り(降りてないけどw)で来てくれて、急にテンションが上がる2階の皆様♪
ひたすら井上芳雄を楽しむ素敵な文化祭でした。
来年も是非に開催して欲しい!
マリオッティは毎回参加して欲しい!来年の出し物も期待しています♪(ミス・サイゴンなんてどうですか?もちろんクリスは芳雄君でキムは万里生君ね。もう一人のゲストさんにエレンやってもらおう!)

No.588 「メタルマクベス」disc2

2018年10月08日 22時34分05秒 | 過去の観劇記録
2018年10月7日(日) マチネ IHIアラウンドシアター東京 Bブロック 17列 カミテブロック

ランダムスター/マクベス魔Ⅱ夜=尾上松也、ランダムスター夫人/ローズ/村木B=大原櫻子、レスポールJr./元きよし=原義孝、グレコ/マクダフ浅利=浅利陽介、グレコ夫人/シマコ/林=高田聖子、パール王/ナンプラー=河野まさと、村木/老医師=村木よし子、エクスプローラー/バンクォー岡本=岡本健一、レスポール王/元社長=木場勝己、門番=逆木圭一郎、伝令係ヤマハ=インディ高橋、森/老婆=保坂エマ、トーカイ=市川しんぺー、徳永君/杉=徳永ゆうき、マーシャル=伊藤玻羅馬、ローマン/ユウキ=常川藍里、他。

オープニングの「キレイは汚い、ただし俺以外」でランディ松也のバイクがシモテ坂道で転倒。バイクは敵方に襲われた体で持っていかれた。ランディは岡本ローラに抱きかかえられるようにシモテ袖へハケ、次のシーンに移動…のワケだけど、ちょっと舞台が開いたが すぐに閉じてしまい、バンドが演奏する曲だけが静かに流れる…
客席がじわじわとザワつき出し、なんかこのまま公演中止になるかも知れないと思った。
数分後にインディさんが満身創痍の報告に来て、無事に再開。
松也くんは左手負傷との事。かなりバイクシーンは危ないなぁとdisc1の時も思ったが、今後も事故がないようにお願いしたいです。

ゲネプロの映像を見た時に思った不安は全然杞憂になって良かった!
ノドを痛めない歌い方に変えたのかもしれないけど、松也くん思った以上に歌えてたし、歌舞伎俳優ならではの動き(見得とかエビ反りとか)も。
それと夫人の大原櫻子ちゃん!若さ!狂気に陥ってからが素晴らしい。松たか子さんに一番近いかも。
Jr.の原くん、disc1の松下くんよりもイイ!グレコの浅利くん、背がもう少し欲しいけど、その背を逆手に取って「浪人生」www
聖子ね~さんのシマコ!グレコ夫人の「未亡人哀歌」はやっぱり原曲のアレンジが好き…
河野さんのパール王。ランディの事を「裏切りもの」呼ばわりするんだけどさw さんざん髑髏城で裏切ってきたアナタが言うかww ナンプラーはムエタイ風衣装がツボるw
岡本健一さん、かなり年齢をイヂられてた(^_^;)
ギター弾きまくって頑張ってました!後頭部ハゲヅラもさすがジャニーズ、着こなして(?)ます!
木場さんの王。歌もウマかった。アコギの弾き語りあり。
冠くんがいないdisc2は、演歌歌手の徳永ゆうき君が鉄ネタを入れまくったナンバーを披露。
西日本の鉄道ネタが多かったがタブレットキーとか持ってるのを観てツボ。

休憩挟んで4時間は やはりキツイ。マチネの開演時間が午後2時というのも、遠征民にはキツイ。
ゲゲゲのシーンとか、他もなんだけどシツコイ所が増えてるんだよね~
劇団員にも客演にも見せ場を、というのは解るのだけど…

No.587 ミュージカル「タイタニック」

2018年10月08日 21時36分38秒 | 過去の観劇記録
2018年10月6日(土) ソワレ 日本青年館ホール 1階 1F列 シモテブロック シモテより

アンドリュース(設計士)=加藤和樹、イスメイ(オーナー)=石川禅、バレット(機関士)=藤岡正明、エッチス(一等客の客室係)=戸井勝海、チャールズ・クラーク(二等客)=相葉裕樹、マードック(一等航海士)=津田英佑、ジム・ファレル(三等客)=渡辺大輔、ブライド(通信士)=上口耕平、ライトーラー(二等航海士)=小野田龍之介、ハートリー(バンドマスター)=木内健人、ベルボーイ=百名ヒロキ、フリート(見張り役)=吉田広大、エドガー・ビーン(二等客)=栗原英雄、リス・ビーン(二等客)=霧矢大夢、キャロライン・ネビル(二等客)=菊地美香、ケイト・マクゴーワン(三等客)=小南満佑子、ケイト・マーフィー(三等客)=屋比久知奈、ケイト・ムリンズ(三等客)=豊原江理佳、アイダ・ストラウス(一等客)=安寿ミラ、イシドール・ストラウス(一等客)=佐山陽規、スミス(船長)=鈴木壮麻、メイド他=須藤香菜。
作詞・作曲=モーリー・イェストン、演出=トム・サザーランド、音楽監督=前嶋康明、翻訳・訳詞=市川洋二郎、美術=伊藤雅子、他。

タイタニックの船主J・ブルース・イスメイは、未曽有の沈没事故の責任を問う裁判の席で、人類がこれまで築き上げてきた偉大な建造物の数々に思いを馳せる。かつては作成不可能と思われた豪華客船RMS タイタニックは、その中でもすべてを凌駕するものだった。
サウスハンプトンの波止場に到着した機関士フレッド・バレットは、タイタニックのあまりの素晴らしさに驚嘆する。そこで彼は、見張り係フレドリック・フリートと無線係ハロルド・ブライドに出会う。「夢の船」を前にして驚きの声を上げる三人。やがて一等航海士マードックと二等航海士ライトーラーを始めとする船員たちも到着し、その中にタイタニックの船主イスメイと設計者トーマス・アンドリュースと船長E・J・スミスの姿がある。この「世界最大の可動物」を前に、それに関わっている自分たちを祝福し合う三人。
遂に出航の時が訪れタイタニックは大海原へと走り出し、そこにいるすべての人間が、その船旅の安全を祈るのであった。
イスメイはスミス船長に「タイタニックをニューヨークに早く到着させたい」と告げるが、処女航海は安全を第一に考えるべきだ、とアンドリュースが主張。ふたりの口論を聞いたうえで、船のスピードを少し上げるようにと指示する船長。ボイラールームで働くバレットはその指示を聞き、こんな新しい船で無理をするのは危険だと感じつつも、しぶしぶと命令に従う。
二等客室では、アリス・ビーンが一等客たちの壮麗さに憧れている一方で、彼女の夫である金物屋店主エドガー・ビーンは自分たちの今の生活で充分満足なのである。アメリカでジャーナリストになることを夢見るチャールズ・クラークは婚約者のキャロライン・ネビルと旅をしている。キャロラインの父がふたりの婚約を認めなかったため、駆け落ちをしたのだ。ふたりの間の階級差に縛られ苦悩するチャールズに、キャロラインは優しく「本当に大切なのは、ふたりの絆。私に必要なのは、あなただけ。」と諭すのだった。
三等客室、偶然にも同じケイトという名前を持つ三人のアイリッシュの娘たち(ケイト・マクゴーワン、ケイト・ムリンズ、ケイト・マーフィー)が、他の乗客たちと共に、アメリカで待つ夢の暮らしを語り合う。マクゴーワンはその中のひとりの若者ジム・ファレルに恋をする。
イスメイから「船の名声を上げるために、もっとスピードを上げろ」という要求が出され、アンドリュースが反対するにも拘らず、船長はこれを呑んでしまう。その頃、無線室ではブライドが客から託された数々のメッセージを送信する作業に追われていたが、恋人へのプロポーズを送ってくれというバレットの頼みに応える。
日曜の朝、ミサに出席した一等客たちは、その後、デッキの上でハートリー率いる楽団が奏でるラグの調べに乗せてダンスを楽しむ。やがて日が傾くに連れて気温が下がり、見張り係のフリートは天気のせいで氷山を見つけることが難しいことに気が付く。
すると突然、眼前に氷山が現れ、慌ててブリッジに警告を発するフリート。それを聞いたマードックも緊急回避の指示を出すが、時すでに遅く、タイタニックは氷山に接触してしまうのであった。
ブリッジに到着し状況を把握した船長は、救命胴衣を着けるようにという指示を乗員乗客に出し、遭難信号を出すようにブリッジに命じる。船が受けたダメージの度合いを調べるように頼まれたアンドリュースは、船体の損傷に船は持ち堪えられずタイタニックはやがて沈むと、船長とイスメイに告げる。だが、船の上にある救命ボートには乗員乗客の半数にも満たない人数しか乗ることができない。女性と子供たちが救命ボートへと誘導される中、男性は船上に残るように指示が出される。彼等は、愛する者たちとの別離を覚悟するのだった。
ベルボーイが、すべての救命ボートが海に出たこと、そして残った乗客たちは既に覚悟を決めていることを船長に報告する。事故の全責任は自分にあると話すマードックに「今まで自分の担当した航海で事故など起きたことがなかった」と哀しげに語る船長。そんな彼を見て、エッチスは船長になることの責任の重さを歌う。その頃、夫の元を去ることを拒否したアイダ、そしてイシドールの夫妻は、決して絶えることの無いお互いへの愛を静かに噛み締めていた。
その朝早く、カルパチア号に救助された生存者たちは、静かにタイタニック号の悲劇を語り、沈んでいった船、死んでいった人々を悼む。海に散った愛する人々、波間に消えた儚い夢。彼等にいつか再び巡り合える日が来ることを、みな静かに願うのだった。
(あらすじは公式HPより)

日本青年館、お初です。
外苑前の駅も初めて降りて、縁遠い球場やラグビー場を横目に。
新しい建物でキレイだけど、動線が激しく悪いし、席番も見づらい!終演後 一斉に観客が階段に押し寄せて、特にタイタニックを観た後だからかは不明だが、非常時はどうするのだろうかと思った。トイレの個室も、多数を占める女性の観客人口に合ってないと思う。

タイタニックはまたもや映画版未見(いつもだしw)初演・再演ともに観ていないので、新鮮に観劇できた。
なぜ観なかったのだろうかと後悔(特に再演時)
モーリー・イェストンさんのナンバーも良く、サザーランドさんの演出も良い。セットはシンプルかつ人力多用(スタッフさんが良く見えてw)

豪華客船の処女航海という晴れの日。一等客から三等客まで様々な人の夢や希望を乗せる。群像劇なので誰が主役(いちおう設計士のアンドリュースのようだが、バレットかも?)という感じは余りしない。
イスメイが「いかに早く到着できるか」「いかに速度を出せるか」ばかり気にして安全面をおろそかにし、救命ボートの数を減らして一等客室を増やすことしか考えていない。いざ事故が起こった時には船長や設計士に罪をなすりつけるは、さっさと救命ボートに乗って助かってしまうわ、なんだか今の世界や日本の縮図のような人だった。
壮麻さんと禅さん(フランツ&フランツ・笑)と加藤くんとのアツいなすりつけ合い、聴き応え充分。
各キャストが存分に色々な役を演じて、それぞれが良く似合っていた。
船室の下 深くで石炭をくべるバレット役の藤岡くん。石炭に縁がある…(^_^;)のと、だいたいヤサぐれている役が多いのよね~。
恋人を思い、通信士である上口くんと一緒に歌うナンバーが良かった。
上昇志向が有り余っている妻をなだめる栗原さん(救命ボートに乗る妻を笑顔で送り出すシーンに目頭が熱くなる)
互いに愛し合い離れては生きていけない老夫婦を演じた佐山さんと安寿さんも素敵な夫婦だった。

明るい曲調から、じわじわと変調して不協和音が混ざってくる。聴いているこちらも不安が押し寄せ、1幕最後の氷山にぶつかるシーンは息を吞んでしまった。
1500人以上の犠牲者を出した大惨事。一等や二等客は助かった人も多かったろうが、その下で不当な扱いを受けた男性や三等客の乗客がいたこと。
階級や年収や性別で命の重さが変わってはならないのだが、実際の世の中は未だその教訓を活かしていないのではないだろうか…

No.586 ミュージカル「GHOST(ゴースト)」

2018年08月15日 22時27分39秒 | 過去の観劇記録
2018年8月12日(日) マチネ シアタークリエ 15列 シモテブロック

サム=浦井健治、モリー=咲妃みゆ、カール=平間壮一、オダ・メイ=森公美子。松原凜子、松田岳、栗山絵美、ひのあらた、他。
脚本・歌詞=ブルース・ジョエル・ルービン、音楽・歌詞=デイヴ・スチュワート&グレン・バラード、演出=ダレン・ヤップ、翻訳・演出補=寺﨑秀臣、訳詞=高橋知伽江、装置・衣裳=ジェームズ・ブラウン、他。

温厚で誠実な銀行員のサム(浦井健治)は、陶芸家である最愛の恋人モリー(咲妃みゆ)と幸せな日々を送っていた。
ある夜、外出先から家路を辿る道中にモリーは「あなたと結婚したい」とサムに打ち明ける。これまで彼女が避けていた突然の結婚の話題に戸惑いを隠せないサム。そんな彼にモリーは「愛してる?」と問いかけてもいつも曖昧に答え、なぜきちんと言葉にして伝えてくれないのか不安な気持ちをぶつける。
その時、暗がりから一人の暴漢が二人に襲いかかる。サムは男と揉み合いになり、動転し狼狽するモリーの声が響き渡るなか、一発の銃声が夜の路地を引き裂いた。
必死の追走も敢え無く、闇の中へ消え行く男の姿を見やったサムがモリーの元へ戻ると、そこには彼の名前を呼び続け縋り泣くモリーと、血だまりに沈む自分の姿があった――
(あらすじは公式HPより)

何年前だか忘れたが、映画を1~2回見た記憶がある。
この舞台を見て、おぼろげな記憶が少しだけ蘇ってきた。
セットは2階建てのサムとモリーの新居がほとんどで、スキップフロアのオシャレなアパートメント。最上階が出入り口とキッチン、中フロアにはカウチソファ、最下段はモリーの陶芸スペース。このセットが回転すると銀行のオフィスになったり。それとオダ・メイの怪しげな(笑)サイキック店w
手動で可動するメタリックなパネルがニューヨークっぽく、地下鉄のセット等 以外と人力で賄われていた。
肝心(?)な、霊体であるサム(他にも「あの世」と「この世」の狭間にいる沢山の霊達がいる)がドアをすり抜けたり、気合いで何かを動かしたりするシーンも、プロジェクションマッピングに頼りすぎない作りになっていて、好感が持てた。

どの時代もどの地域でも、女性は言葉できっちりと「好き」とか「愛してる」とか言われないと納得しないイキモノらしい(^_^;)
サムも、モリーに対して「ディトー(Ditto らしいよ綴りは・汗)=僕もだよ」としか言わない。
まぁな~霊体になってから「愛してた」「今でも愛してる」って言われてもねぇw
冒頭のいちゃいちゃキスシーンが多い(*^_^*)

浦井くんはヤリ手(かどうかは不明だが)の銀行員…なんだけど銀行員には見えなかったorz
ちょっと顔がお太りに???
はぐらかしたり、おちゃめな面は浦井くんに良く似合ってた。
オダ・メイのモリクミさんとの掛け合いは面白かった~(スケジュール後半になったらヤバいくらい暴走しそうw)
ギター弾いたり、かめはめ波出したり(え?)アクションも頑張ってたぜ~
撃たれて身体とナカミが別れるシーンのタネは良く解らなかったorz

モリーはヅカOGの咲妃さん。おおぉ!歌ウマさんや!ちょっと強めのモリーの性格とぴったりで、安心して観られた。見所の一つであるサムとの陶芸シーン(舞台ではサム死去後)。陶芸の腕もなかなかお上手!
カールの平間くん、悪役なんだよ~
ダークサイド♪ 闇の取引も、モリーも一緒になんて都合良く行くワケなかろう!
オダ・メイのモリクミさん!パワフル!(色んな意味でw)
もーね、白いフワッフワのコート着て歌い踊るシーンがあるんだけど、浦井先生から「シロクマがいたw」とか突っ込まれてますた。
ラストで、自分の身体に移っていいよ、とサムに言い、モリーとの最後の別れのシーンは思わず目頭が熱くなった。
その他、大活躍な ひのあらたさんや松原凛子さん含めアンサンブルさんのレベルも高い。

天国に行くには階段を登るんだよね~
思わず「二都物語」やら「キャッツ」を思い出す始末(笑)
そして悪い事をした人は地獄へ墜ちるんだけど、暗い闇が引きずり込みに来るっていう…

e+とエポスカードの合同貸し切り公演だったので、浦井くんからご挨拶あり。
お盆絡みってww

No.585 ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」

2018年08月13日 23時21分31秒 | 過去の観劇記録
2018年8月11日(土) ソワレ 帝国劇場 2階 D列 シモテサブセン

アーサイト=堂本光一、パラモン=井上芳雄、エミーリア=音月桂、牢番の娘=上白石萌音、シーシアス=岸祐二、ジェロルド=大澄賢也、ヒポリタ=島田歌穂、他。
原作=ジョヴァンニ・ボッカッチョ[Teseida]/ジェフリー・チョーサー[騎士の物語]/ジョン・フレッチャー&ウィリアム・シェイクスピア[二人の貴公子]、演出・脚本=ジョン・ケアード、作詞・作曲=ポール・ゴードン、日本語脚本・歌詞=今井麻緒子、振付=デヴィッド・パーソンズ、美術=ジョン・ボウサー、照明=中川隆一、衣裳=ジーン・チャン、指揮=若林裕治、他。

テーベの騎士で従兄弟同士のアーサイト(堂本光一)とパラモン(井上芳雄)。2人は厚い友情を誓い合い、騎士としての誇りと名誉を何よりも大切に生きていた。戦争により敵国アテネの大公シーシアス(岸祐二)に捕虜として捕えられるも互いに励まし合いながら同じ牢獄で過ごしていた2人は、ある日シーシアスの美しき妹・エミーリア(音月桂)を牢獄の窓から見掛け、同時に恋に落ちてしまう。だが、アーサイトは追放され、テーベに戻るよう命じられる。アーサイトは、残ったパラモンがエミーリアに近づくのではないかと、一方パラモンは、祖国に戻ったアーサイトが兵を率いて攻め入りエミーリアを奪うのではないかと、互いに敵愾心を抱きながら、愛するエミーリアを必ず手に入れると決心し道を違えて行く。
テーベへ戻る道中で、アーサイトは森の楽団を率いるダンス指導者ジェロルド(大澄賢也)に出会う。エミーリアの誕生祝賀の稽古をしている一座に名を偽りダンサーとして加わった彼は、再びエミーリアに出会うチャンスを得る。その頃パラモンは、食事の世話をしてくれる牢番の娘(上白石萌音)の手引きにより牢獄を脱出する。牢番の娘は脱獄という危険を冒すほどパラモンを愛していたが、ふとした瞬間にパラモンが去ってしまい、ショックのあまり正気を失ってしまう。
エミーリアに再会したアーサイトは、シーシアスが愛するヒポリタ(島田歌穂)の計らいも有り周囲には正体を隠して彼女に仕えることになったが、シーシアスやエミーリア達と狩猟に出かけた森で、無二の友であり今や恋敵となったパラモンと出会う。
艱難辛苦を経て再会した2人は、どちらがエミーリアを得るにふさわしいか男か、愛と名誉そして生死を賭けて決闘を挑むのだった―。
(あらすじは公式HPより)

おかげさまで、超絶難関チケットを取ってもらい、なんとか1公演滑り込み!
ありがたし!

帝劇リニューアル記念で、ふかふかの絨毯を踏みしめて入る。
オサレになって高級感を醸し出そうとしているんだろうけど、「そうぢゃない!」と東宝に言いたいのよw
豚まんや若干チープなお土産も大切なのさ。

まず目に入るのはセット。木組みの、森を思わせる大きなもの。複雑なライティングとスモークが溢れる盆に、カミテ・シモテのエプロンステージには階段が。舞台奥に続く通路はスロープ状になっていたのかな?
私は2階席で観たから良かったが、1階席の場所によっては視界に問題もあったようだ。
舞台に刺さるようにして立つ花(これ、どうなってるのかな?磁石か?)木々も可動式で、セット自体は観客の想像が膨らむ、シンプルなものが多い。
手前のオケの他に、セット上部には和楽器奏者(太鼓・三味線。笛)。思った以上に世界観に合っていた。
衣装はなんとなくアジアン。
ポール・ゴードンのナンバーはどれも優しい(優しすぎる??)

ギリシャ劇のようにコロスありで始まり、冒頭部分が若干ボヤけた気もする(狂言回しか説明役を出せば、もっと話が先に進むのかも知れない。けど世界観はこっちの方が出るかな…)
基本 男女3組の恋物語と、騎士二人のラブラブ(違うかw)を楽しむっていう(^_^;)

まぁとにかくw
堂本光一くんと井上芳雄くんの、お互いにイイ所と得意な所が上手く組み合わさって、くすくす笑ったりホホォ~となったり、あらカワユスってなったりする見目麗しいミュージカルですよw
それに岸さん・歌穂さん初めアンサンブルさんのチカラと、今までで一番役に合っていた音月さんに、ナチュラルなカワイさの上白石萌音嬢と、大澄賢也さんの実力を改めて知るのよ。

それと鹿・馬・蝶など、ライオンキングを彷彿とさせたり、大きなお面にはサイゴンみ(笑)とかw

アーサイトとエミーリアのカップルはまだいいんだけど、パラモンとフラビーナ(上白石萌音ちゃん)の若干強引なラストorz

ダンスあり殺陣あり。歌の面では芳雄くんの方に軍配があがるが、光一くんも頑張っていた。
あと二人の身長差が、イイ♪

カテコもアンサンブルさんが日替わりで何かを披露してくれるパターンらしく、カンパニーの仲良しさを感じた。
主役2人ともが互いに信頼し、楽しそうに舞台を務めているのを観られて良かった。

再演…きっとあるだろうが、チケット難をどうにかして欲しい。