No.597
2019年2月10日(日) ソワレ 2階 F列 センターブロック
ファントム=市村正親、クリスティーヌ・ダーエ=濱田めぐみ、ラウル・シャニュイ子爵=田代万里生、メグ・ジリー=咲妃みゆ、マダム・ジリー=香寿たつき、グスタフ=大前優樹
No.598
2019年2月11日(月・祝) マチネ 2階 F列 センターブロック
ファントム=石丸幹二、クリスティーヌ・ダーエ=平原綾香、ラウル・シャニュイ子爵=小野田龍之介、メグ・ジリー=夢咲ねね、マダム・ジリー=鳳蘭、グスタフ=加藤憲史郎
フレック=知念紗耶、スケルチ=辰巳智秋、ガングル=重松直樹、他。
5年降りの再演!(初演の感想はコチラ→
No.443、
No.444)
この演目は日生劇場が良く似合うね~
舞台の幅も奥行も天井も丁度良い。
相変わらずツッコミ所が満載の作品なのだが、一番の強みは何といってもロイド=ウェバーの曲が使える所だと思う。それと豪華なセットと衣装、キャストとの相乗効果、かな~
ナンバーが少し変わっていたり、演出面でも変わっている所があった。初演が良かったものもあるが、総じて再演は面白かった。
今回観劇した組み合わせも自分的には満足。
市村さんは円熟味が増した反面、さすがに年齢を感じさせるような…(まぁファントムとしての演技もあっての事だけど)
石丸さんのファントム、とても良かった!「まだ現役(?)」感が凄く漂っていて、あ~やクリスティーヌと火花が散る感でバチバチ燃えてました!
濱めぐ姐さん素晴らしい~!高音も良く出てました♪
あ~やさんの方は、前回より母としての演技に深みが増して良かった。「愛は死なず」でブラボーおぢさんが声かけてましたw
マリオッティのラウルはゲス男の役だけど余りゲス感を感じなかった。これは小野田くんのラウルもそうなんだけど、クリスティーヌへの愛が前回よりも感じたからかも知れない。
小野田くん(ロバートソン・アイw)は衣装パツパツだった(笑)思った以上に声が高かった…
メグは咲妃みゆちゃんの方が好みだったが、だいぶ個人的な好みですんで(^_^;)
いやぁ初演の時も思ったが、メグの立ち位置が本当に可愛そうすぎる!
承認欲求なのかな~? 『クリスティーヌばっかり!』って感じなのか?
ジリー母娘が『10年間尽くしてきた』『密かに乗せたアメリカ行きの、怪しい船に~』って歌ってるけど、それってファントムが頼んだワケぢゃないよね?勝手にやってたのかな~。
メグの枕営業もな~ ああ切ないな。
マダムは鉄板のタータンさんと、鳳蘭さんは重厚感はあったが歌が少し不安定かな?
グスタフは初演で兄・清史郎くんも拝見していたし!の、弟・憲史郎くん(大きくなって!)、大前くんも「メリー・ポピンズ」のマイケル・バンクスでご活躍の記憶も新しいので、素敵なボーイ・ソプラノ聴かせてくれました♪
「美の真実」(今回も録音なのね…)の、その前のくだりがね~
今回一番好き。ファントムが髪の毛を撫でつける仕草を観てアドレナリンが出ましたわ。