引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)日本料理きほん学級2015年4月5日

2015年04月09日 | 和食はじめの一歩教室

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買い物に行く前に、

木の芽の「若芽」をチェックします。

ただいま8本。

今日使う量があるかどうか・・・・・。

今月は、村上農場のじゃがいも(粉吹雪)を

つかってコロッケをつくります。

同封されている村上農場のリーフレットにあるように、

熟成によって、固くしまっています。

 

ところがゆでると・・・

 ふわっふわ

とっても軽くなり、

さらに、粉雪のようにサラサラに。

ゆでる前と、

マッシュしたあと、

この食感の違いはサプライズ。

しかも、

こんなに白いじゃがいもは初めてです。

 

すてきなポテサラ、イメージ湧くわね、

粉吹雪というネーミング、わかるね、

ほんとだほんとだ、

なんだかんだ言いつつ、今日もつまみぐい

まるめる隊

キャベツたっぷり

豆ごはんが炊けました~。

春の香り~台所に充満~

今日は、じゃがいもとグリーンピースの

香りに悩殺されっぱなし。

 

 

3種のウスターソースを試してね。

ど・れ・に・し・よ・う・か・な ♪

今日の箸置きは、芽柳。

早春の季語ですが・・・・ま、大目にみてくださいな。

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引頭佐知(いんどうさち)日本料理きほん学級2015年4月4日

2015年04月06日 | 和食はじめの一歩教室

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今月はポテトコロッケをつくります。

せっかくですから、じゃがいもは

北海道士幌町の村上農場・村上智華さんにご相談。

「やっぱり、男爵でしょうね」

「男爵もいいですけど、

コロッケなら今回は<粉吹雪>にしてみませんか。

北海道ではカタカナ表記で<コナフブキ>と呼んで

ますが、道内ではポピュラーなじゃがいもなんですよ。

粉質が多くて、マッシュすると

ふわふわに仕上がるのが特長です。

お試しください」

 

わたしにとっても初めてのじゃがいもですが、

みなさんの反応が楽しみです。

粉吹雪をゆでています。

「 ポテトコロッケ、みんな好きですよね~~♪」

このじゃがいも、肌理が細かくて白いですね。

よく混ぜあわせてください。

 片や、一番だしの試飲です。

にら、なば菜、わかめ・・・・

お椀は、うどとわかめ。

わかめは、鳴門の新わかめ。

 「うどの1/3は、桜の花びらにつくってね」。

 

花びらは、器用なみかんさん作。

「 丸めるのって楽しい

「味見したーーい」「したいね」、

脇見をすると、つまみぐいするので

目が離せません。

まるめる、まるめる

香りよく揚がりました。

んがっ、

ここで、1個、消えました。

 キャベツがまた甘くておいしい。

 あさりがむっちりおいしくなりました。

よーーーく洗ってくださいね。

 酒蒸しです。

食卓に3本のウスターソース。

メーカーによって味がちがいます。

味をお試しいただくために、

瓶のまま食卓に。

ブリーンピースごはん。

うどの皮は、きんぴらが定番。

 

 

あ、にらのおひたしもありました。

いま、柔らかくておいしいんです。

 

実は筍もゆでてたのですが、

おかずいっぱいなので、

明日にゆずりましょう、ってことに。

 珍しく、太っ腹な第1土曜日グループです。

 

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福音館書店の雑誌「母の友」に。

2015年04月02日 | ときどき日記

 

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 全国の幼稚園や保育園でおなじみ、

福音館書店の雑誌

「母の友」。

明日、発売です!

リードに

「幼いおかあさん、おとおうさんに。

子どもにかかわるすべての人に」

とありますが、

幼いお子さんの子育てに参考になる記事が

コンパクトに平易な文章でまとめてあります。

 だしのとり方のページは38~39ページ。

できれば、ちょっぴり昆布を奮発して

お試しください。

汁物

昆布とかつお節でとるだしは「一番だし」。

昆布の旨味成分はグルタミン酸、

かつお節の旨味はイノシン酸。

一番だしは、この2つのうまみの相乗効果で、

とても満足感の高いものになります。

旨味だけではなく、

栄養的にも成長に必要なミネラル、

たんぱく質他が含まれています。

 

だし取り教室でのわたしの経験ですが、

幼いお子さんに

一番だしをさしだすと、

たとえ初めてであっても

ゴクゴクゴクゴク、

息をするのも忘れたかのように

飲みます。

もちろん、おかわりを欲しがる子も。

 

だしがあれば、毎日のごはん作りは

楽ちんです。

おかあさんになられた元生徒さんから

ときどきメールが入ります。

「だしで本当に助かっています。

順調に成長してます」と。

 

写真の汁物、

幼いころは、大人用につくったお味噌汁を

小分けにし、だしでのばしましょう。

だしでおいしい今日のごはん

前ページの汁物と組み合わせて、どうぞ。

 

 このページもおすすめです。

実は、わたしの母がこのタイプでした。

食べ終わるまで立たせてもらえませんでした。

 

 

 父方の祖父母は昭和16年より保育園を開園、

わたしはもちろん、戦後の物心ついた頃からしか

知りませんが、土間の大きな竈で脱脂粉乳の

ミルクを沸かしたり、昼食をつくる祖母の姿を

猫や犬と見ていました。

祖母の手があいたら、日当たりのよい、

薪置き場に行き、薪で作った椅子に座って

おしゃべり。

朝から1日中働き詰めの祖母に

「なんで保育園はじめたん」ときいたら、

「農家のおかあさんは、小さい子どもがおったら

働けんから」

「誰かが助けんとやれんけど、保育園なら

気兼ねせんと預けられるィね」

 

休みのたびに訪れていたのですが

身を挺してよく働くやさしい先生の笑顔、

園舎からきこえる「お百姓さんご苦労さん」の

歌がわすれられません。

祖母は、92歳で秋に亡くなりましたが、

倒れる前日まで園の運動会の練習を

目を細めてみていたそうです。

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ラジオ福島・番組のレシピ作成。

2015年04月01日 | ときどき日記

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12年間出演しているラジオ福島の番組のレシピ、

3月31日が締め切り。

番組内で料理を実際につくるのですが、

クライアントさんの製品をつかってレシピ展開をします。

提案するのは、毎回12種。

クライアントさんは懐が深く、

レシピへの注文は何の縛りもなく、

全くのフリーなので、オリジナルのレシピを作成します。

 ただ、ラジオの15分番組内ですから

3~5数分でつくれるものにしています。

まずは、プランニングに2日間。

わら半紙に、思いついた食材、調味料、調理法を書きなぐり

フリーにミックスしていきます。

調理台は、食材の山。

20種は作成しますが、

イメージしたものが

実際につくってみて、おいしければ、

めちゃめちゃ頭がすっきりします。

いままで見たことも食べたこともないものをつくるのですからね。

 

その不思議な料理を作る間

ラジオ福島の局アナ鏡田さんのあげ足とりに

ギャラリーみなさん大笑い。

漫才さながらに応戦しながらの番組。

仕事なんですけどたのしいです。

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さて、下の写真はいちごジャム。

試作は、作り始めると没頭するので

必要なものは自分でつくります。

この日、試作にいちごジャムをつかうことにしたのですが、

ジャム買いに行くの面倒なので、

デザート用に購入していた苺で作っちゃおと。

放っとけばできます。

考案した料理につかいます。

1年に1回の訪福。

12年も通ってると、愛着もあり、

スタッフのみなさんと会えるのがとても楽しみです。

 

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