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今日ゆでるものは?
寸胴鍋に湯を沸かしておき、熱湯を鍋に取っては、次々と
ゆでていきます。
菜の花ずしにつかう菜の花。
さぁ、これ、なんのためにこんな風に並べているのでしょう。
答えは・・・菜の花の下に敷いてあるものでご想像ください。、
ぬたの材料と、とき辛子です。
かき揚げ用の天つゆをつくり、こしているところです。
ぬたです。
小松菜に、菜の花の茎もまぜてます。
菜の花ずし、
ご自分のはご自分で、盛ってください。
かき揚げとたらの芽、ふきのとう。
かき揚げの材料は、海老、三つ葉、ごぼう、さつまいも。
ふんわり、やわらかいあさりです。
固くしないコツがあるんですよ。
盛り付けてても、磯のいい香りがただよいます。
このお椀は、いつもおいしさに感嘆の声があがります。
いただきます。
あさりの潮汁
潮汁というと、鯛などの白身や、はまぐりですね。
でも、あさりもとってもおいしいのです。
尾道で過ごした子ども時代、我が家のあさりの潮汁は、お椀
の縁よりも高く盛ったのが普通でした。
これは、母方の祖母も同じ。
教室ですから、お椀に合わせた量を盛っていますが、わたしも、
あさりは、野趣ゆたかにたっぷり盛り、潮の香りの立ち上がる
なか、身を漁るのが好きです。
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18歳まで過ごした尾道。
高校時代、学校から尾道駅まで海岸べりを歩いて帰ると、
(約20分)土堂下では、漁師のおばちゃん達が、あさりを
むいていました。
海を背にして、一列に。
旬の今ごろは、多いときは10人くらいは、いたでしょう。
もんぺに手ぬぐいの頬かむり、脚の間にボウルを置き、
水ぶくれした手であさりをつかみ、口に刃を
あてるや、くいっと、一気に口をあけ、すばやく殻から身を取
り出しボウルに落とす。
その素早さ、みごとでした。
素早いため、身を見ることができるのは、一瞬なのですが、
むきたてのぷっくりとした身を見るのも楽しみでした。
鮮度の高い魚介特有の、透明感のある艶の美しさです。
むきみを買うとき、どうしても基準になるのが、
あのぷっくりとした身、あの艶・・・・・・・求める方が無理
なんですけどね。
掘りたて、むきたてだったんですから。
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