九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

ありえん

2013年09月09日 07時56分48秒 | Weblog

 高野山登るんだぞ。

高野街道、突きあたりのT字路を登れば高野山、下れば高野口。

そのT字路を豪快に下って迷子になった奴、下りはじめたらおかしいと思わなかったのか?先生が、あそこで間違うか?信じられんと話を聞かせてくれた。

その後は人一倍練習して無事帰ってきたとの事。

他人事ではなかった。

何時も走ってる道、前日は逆走もした。

グリーンロードから竹之内峠に突き当り、しばらく行くと、後ろに居たはずなのに気配が無いので少し待つ。

余りに来ないので、もしかして何かのトラブル発生かと思いUターンして見に行くが居ない。失踪?それとも落車して溝にはまってる、

目を凝らして足取りをたどるが居ない。 何処に行ったのか?迷う所なんかないはず。

ここで携帯電話の出番、つながった瞬間に耳を疑った。

ここはどこですかと聞いてくる?そんなのわかるか?何が見える、当麻寺、、、、、そこは奈良県、、、、頭の中がぐーるぐる。

UFOにさらわれたのか?T字路右にしか曲がったことないだろ?左に行くと竹之内峠に向かって登る、そこで気が付かない?豪快に下り迷子、お前の家は大阪だろ。

先生の苦労がわかった瞬間だった。その後脱力感を味わいながら帰宅した。

 

 

 


ヒルクライム大台

2013年09月09日 06時31分15秒 | Weblog

今年も又登りにさしかかる数キロ前で集団から遅れた。

登りに入り振り向くと北高の1年生の姿はなく、前に数人が登っているが追走不可能でオールアウト、心拍を戻すためにとにかくペースで走る。

ギヤが25Tでは重く、いくらペースに戻しても心拍が下がってこない。(何時もギヤを準備しようと思うが、思うだけ)

前に北高の1年生確認、20mぐらいの差で30分以上同じ距離を保っていと、後方から女子の先頭にぶち抜かれる、ここで改めて80kgに近い体重を実感、重力を恨む。

昨年は最初から離されて、どれぐらいで登っているのかと思ったが速いいうか、軽そう。多分俺の半分ぐらいの重さかな?

後方には短距離陣の1年生が迫ってきているので、坂が緩やかになつてから先頭を引かそうと思ったが失速し、視界から消える。

ここで127番の選手が追い抜いてきた時、俺は後方に回り込んだ。絶妙な先頭引き。

アシスト選手がタイム短縮の為に引っ張ってくれるような感じで速度が一気に上がった。前に居た1年生をキャッチ、ペースでいくぞと声をかけ3人で頂上を目指すが、何を血迷ったのか頂上3kmぐらいの小さな登りかえしで1年生は豪快にダッシュ。線香花火のように散っていく。(さすが高校生、こいつ何か持ってるかも知れない)

ここから2人で頂上付近まで登ると、先頭の女子選手が見えてきたが追い付けずゴール。

頂上では先行した高校生が早々と着替えを済ませていた。

聞くと高校生も25Tでギヤが重く、激坂区間で苦しみ遅れたが、坂が穏やかになった所から追い込み皆上位でゴールしたらしい。

火曜日から又国体に向けて練習だ。

 

 


ヒルクライム大台ケ原

2013年09月06日 16時36分06秒 | Weblog

今年も大台ケ原ヒルクライムがやってきた。

昨年は女性に抜いたり抜かれたり,何とか頂上に到着した。

今年は昨年より軽いが77kg。

最近又汗がしょっぱいし、ギヤが無いというか23Tしかない。

今年は高校生も走る、果たして何分離されるのか?でも短距離選手には勝てそうなきがする、気がするだけか?

そして日曜日は雨、この季節の大台は寒そうだが、肉布団に包まれた俺は少し寒いほうがまだましだろう。

今日は天然ウナギでも食べて明日にそなえるか。

数年前、やめとけと言うのに、欲求に負けた奴が案の定ウナギの脂に負けた事がある。

ついでにビック6のエンジン動かさんんといけん。もう1年動かしてないから機嫌が悪そう。

 

 


まーまーかな

2013年09月04日 15時58分55秒 | Weblog

日が暮れてやってきた中野尻。

練習の前にウオーミングアップを開始したが、身長の事忘れてた。

足が伸びきるが切ることはできないのでそのまま乗せる。

その間自転車の調整、ヘッドガタガタでよくこんなの乗ってたなと言う感じ。

一応修理完了、高校生の自転車は常に目一杯で、ある意味プロの自転車より過酷で痛みやすい。

そして雨の中練習開始。

何で今頃?欠点見つけたり、もう少し早く見つけていれば良かったのだろうが、そう簡単に見つけられるものでもないしな。

直すのも簡単じゃないし、でも努力しようぜ。

帰りは高速で帰れ。

 

 

 

 


無謀な動作確認

2013年09月02日 08時55分20秒 | Weblog

時速60kmでのバイクぺーサー、選手なら全然問題ないスピードだが、もオッサンには無謀な挑戦だった。

ギヤは52×15、バンクの中盤から速度を上げていき、走行ラインに入った時には心臓がバクバク状態だった。

ここから10周回、心臓の能力を完全に超えている、走りにくい和歌山のバンクは速度の変化が大きく、現在の筋力では踏み返しがきかず筋肉がブレーキをかけているのが自分でもわかる、それが理解できていても普段バンクで走っていないので修正がきかないのでただ全力走行のみ。

4km団抜きの練習をかねているので、少年達が後ろで先頭交替している、なので俺が簡単に離れるわけにはいかないのだ。

1000mを越えたあたりから心臓が黄色信号を出し始めた。ここで何度もポジションをかえ空力の良い場所と楽なぺダリングを探すが見つからない、60kmの速度域ではなすすべが無いというか今の自分にはギヤが重すぎた。

2000m通過、生徒が先頭交替する4コーナーで前輪の位置を確認する事も出来なくなるぐらい苦しい、もうこうなるとローラーしかみていないうえに酸欠状態が始まるのがわかる、まるで1000mTTの残り200m状態だ。

2400m通過、心臓がリミットを越えた。ハンドルを握る腕に力が入らなくなり、これ以上走ると目の前が暗くなりかけ、危険を感じ、一気にローラーの右により、後方の隼人の車輪が左に入った瞬間に離脱。

こうして超高速の動作確認を終えた。

 

 

 


今日もバリバリたい

2013年09月01日 20時19分00秒 | Weblog

朝っぱらから夕方まで少年達の青春に付き合った。

国体まで数週間、最後の追い込みが続く。

1年生の時のから一緒にきた少年達も3年生、それなりに強くなった。

ジュニア世界選手権に隼人と森口が選ばれ、大学に進学していく。

正平も正選手になれなかったが自転車で進学の道を選んだ。今日はその作文を見たが、ウーンとうなる文面、ある意味芸術は爆発だ。

住田少年、バランス感覚の悪さ日本一、どんな指導者が見ても絶対走れるようにはなれんだろという素質、半分サジを投げたが、2年生で団体追い抜き優勝メンバーになった時は目が点になった。

しかし今年はミスをして2位、常識と言う言葉が通用しない住田に俺は色々教えられた気がする。

日本一の胴長少年よ、日本の治安を頼んだぞ。

中野尻は芸術家の道を歩む為に進学か?受かればだけど。

高校に入るときに身長伸びますかという言葉に、無理とは言えなかった、嘘つきの俺。

大阪芸術大学に進学しろ、田上の後輩だし、芸術大学は俺も見学したが超面白そうだったぞ。多分天国のような学生生活が待ってる。

そして実業団登録して俺のクラブで走れ。

家も近いし芸術は俺が教えてやる。

隼人よ固くなるな?どじょが出てきてこんにちは歌ったそうだな?その調子だ、この辺で自分のキャラを最大限に出して見ろ、かーちゃんな、お前の食事一生懸命作ってるんだぞ、勝って恩返だ。それが男だろ。

森口、団抜き引っ張りまくれ、お前の速度域にピンと来た俺はただの爺じゃなかったぞ。インターハイ優勝したのは上野先生の指導力だが、必ずチャンピオンのなると先生に言った事は間違いではなかった。

森口よカーボンフレーム1台プレゼントしたるからな。

夏休みも終わり追試数名、練習後に集合させ勉強しろよと言う先生はまるでドリフターズの加藤ちゃだった。

調教師の俺達、合わせて100歳超の爺人生の競技経験はこの少年達に受け継がれていく。