九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

無謀な動作確認

2013年09月02日 08時55分20秒 | Weblog

時速60kmでのバイクぺーサー、選手なら全然問題ないスピードだが、もオッサンには無謀な挑戦だった。

ギヤは52×15、バンクの中盤から速度を上げていき、走行ラインに入った時には心臓がバクバク状態だった。

ここから10周回、心臓の能力を完全に超えている、走りにくい和歌山のバンクは速度の変化が大きく、現在の筋力では踏み返しがきかず筋肉がブレーキをかけているのが自分でもわかる、それが理解できていても普段バンクで走っていないので修正がきかないのでただ全力走行のみ。

4km団抜きの練習をかねているので、少年達が後ろで先頭交替している、なので俺が簡単に離れるわけにはいかないのだ。

1000mを越えたあたりから心臓が黄色信号を出し始めた。ここで何度もポジションをかえ空力の良い場所と楽なぺダリングを探すが見つからない、60kmの速度域ではなすすべが無いというか今の自分にはギヤが重すぎた。

2000m通過、生徒が先頭交替する4コーナーで前輪の位置を確認する事も出来なくなるぐらい苦しい、もうこうなるとローラーしかみていないうえに酸欠状態が始まるのがわかる、まるで1000mTTの残り200m状態だ。

2400m通過、心臓がリミットを越えた。ハンドルを握る腕に力が入らなくなり、これ以上走ると目の前が暗くなりかけ、危険を感じ、一気にローラーの右により、後方の隼人の車輪が左に入った瞬間に離脱。

こうして超高速の動作確認を終えた。