BR3想像以上に速い、予選で1回逃げたら心臓がバクバク、ゴール勝負でギヤをかけたら足ガクガク。
オッサンに予選決勝は辛かった。
そして迎えた決勝、なんとなく腹が減りハンガーノックの気配、予選後気分が悪くなり栄養補給が出来なかったのだ。
決勝は逃げたほうが楽だと考え逃げ始めるが、強い向かい風でペースが上がらない。
ラスト2周回から強引に逃げを試みてみた、本来ゴール勝負にすれば勝算はあるのだが、今の俺の体に必要な感覚を呼び戻す必要がある、今の俺にどれだけ機能が稼動しているのかを知る必要がある、一番は心肺機能とワット、何処まで体が持つのかを確実に知る必要があった。その為にコンピューターを搭載しているから敵はコンピューターとなる。
逃げている速度は速くは無いが、心拍が170を超えて限界をはるかに超えての走行はキツイ、足に余裕はあるが心臓は体中に血液を送り込めないでいる、ラスト数キロで速度が落ち始めた。
感覚的に残り300mで追いつかれるのはと思ったがその通り、最後のコーナーを抜けた所で集団に吸収された。
完全にオールアウト状態で飲み込まれてしまう、最後の直線は緩い登りの向かい風で最悪のパターン。
頭の中は4位までに入らないと昇格が無い、この事だけを考えてゴールを目指す。
抜かれた瞬間、一気に集中力を高め3番手に入り、残り100ぐらいからもう一度ギヤをかけて一気に踏んだ、これが大失敗、選手の頃と同じようにはいかない、心拍が急激に上がり遂に踏むのをあきらめ4位だった。
結果は4位だったが、これで心配機能のメモリーを回復させる一つのきっかけになったのは間違いない。
実業団レース参加は何時になるかわからないけど、このまま練習はするぞ。
約3週間の練習でここまで回復させてきたから、これからは少し加速度がつくはずだ。
これでやっとレベル1に入り、今月末にはレベル2の練習をしたい、そしてチキンラーメン方が俺の体を変える日が来るぞ。
今はまだチキンラーメンをやるだけにの力は無いし花粉が無くならなければどんな良い練習も身にならない。