ＴＯＪ

選手がＴＯＪを見に行きたいというから自転車で見に行った。
長年自転車に乗ってきたが仕事以外で見るのは初めて。
何と待ち時間が長い事、テレビ放映して欲しいよな。
それに完全交通規制、天皇陛下でも来る？あれだけとめるのなら一般レーサーのレースやれるんじゃないかと疑問。
懐かしい面々にも会う、元全日本のメンバーと再開、中でもシマノの後輩住田、今でも走りそうな体系で逃げている真鍋を応援。
それにしても毎年海外選手強いのがこなくなりましたね、ペース遅すぎですよといわれるが初めてみるので判らない、それに高架橋の上から見るとスピード感が無くサイクリングしているように見える、レースはやっぱり狭い道がスピード感あって最高。
その高架橋の上も規制がかかり見れなくなる。
ガードマンと警察が選手が気が散るから高架橋の上から見ないでください、応援してはいけませんだと、選手がそんな事言うわけ無いだろと聞くと、大会本部に選手や監督がそのように言ってますだと、この嘘つき。
一般の観客はかわいそう、これじゃ見れないじゃん子供は小さいから名なお見れない、橋にしがみついて見ようとすると駄目ですと怒られるしまつ。
これじゃ年々観客も減るはずだ。
家に帰ってそのような事を話すと、皆知らんかったん毎年だよだって。
選手時代には見えないことばかりだ。
その間警察は回転塔を回すという理由でレース開催中エンジン付けっぱなし、クーラーギンギン、二人体制で一人は昼ね？地球温暖化に反逆して税金の垂れ流し状態でした。
来年は見にかんぞ、レースはやっぱりＴＶ中継だ。

赤い弾丸内間康平

始めてみた時に胸騒ぎを覚え、なんとなく走りそうな匂いを感じた。
まだあどけない表情、出来上がっていない筋肉、少し話をしてインターハイを制した選手だと気がついた。お前が沖縄の選手かと聞いたら元気良くはいと答えた。
この選手が最後に逃げ切った選手だ、そして同じレースを走るなんて思っても見なかった。
実際一緒に走ると色々な物が見える、ゴールのラインが一緒で動きが鋭い、動物的感を備えそれを実行する勇気を持っている。
最終日、日本人だったら引け、広瀬を助けろというと、高速で走り続け広瀬をアシストした。〔非国民が数人いたけど〕
この少年やれるぞとこの時思った。そしてエリートの成績は無いが１年前に初めてイランにつれて行った、完走は無理だろうという大方の予測に反し完走し、区間で２位、それもイラン人４人を相手に壮絶な戦いを演じた。ＴＶはこの勇猛果敢な少年を大々的に取り上げあたかも優勝したかのような扱いだった。
だがゴール後勝てなくてすいませんと地団太を踏みながら泣く姿が印象に残った。
日本ではさほど強さを発揮しないが、日本代表のユニホームを着るとウルトラマンののように変身して強くなる、そしてゴール前赤い弾丸となりゴールを狙ってくる。現在アンダーの中で一番入賞率が高く平地のレースに強い、今回の遠征でも日本チームが乗り遅れた逃げに一人で追いつく事に成功して体力を使いきったにもかかわらず集団の２位でゴールを決めた。
食は大食いで肉食、なんでも胃の中に入れてしまう、動物的感は肉食から来るのか？もちろん消化機能も最強。
この少年をきっかけに現在のＵ２３を編成してみた少年達は余り不平不満を言わない、ナショナルチームは実業団やプロチームとは違う。
少し貧乏チームのようだがそこから生まれる知恵はきっと役に立つぞ、年寄りの言う事聞いとけよ損はしないから。
前回はメカ無し、今回はマッサージャーが居なかった。居なければ皆が協力して出来る事をやる、マッサーが居なくても強い筋肉と精神力がある、そして任天堂ＤＳが。
食事も腹に入れば文句は無い、補給食にいたっては現地で買えるものですべてをまかなう強さを備えている。
すべて走る事が楽しい、この少年達が未来の日本を背負う時が来るぞ。