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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

魅力ある活動求めて スポーツ連盟 月例マラソン 40年で500回 継続が力

2018-04-13 20:47:23 | いろんな取組み
魅力ある活動求めて スポーツ連盟 月例マラソン 40年で500回 継続が力

新日本スポーツ連盟は3月に開いた第33回全国総会で「スポーツの楽しみをすべての人に広げよう」というスローガンを掲げました。スポーツをする条件が後退する中でも模索しながら愛好者の期待に応えている連盟の活動を紹介します。

新日本スポーツ連盟が8都府県で開催している月例マラソンが昨年11月、ランニング雑誌が主宰するランナーズ賞を受賞しました。同マラソンは毎月開催し、当日受け付けで誰でも走れる記録会です。もっとも古い川崎月例は10月末に通算500回を迎え、市民ランニング界への貢献が評価されました。
授賞式では「約40年前、現在よりもレースが少なかった時代に『いつでもどこでもだれもがスポーツを』という理念のもと、新日本スポーツ連盟により開催された」と紹介されました。
選考委員長でスポーツ・ジャーナリストの増田明美さんが「2回しか休んでないんですね。びっくりしました。1000回目指して頑張ってください」と声をかけ、川崎月例実行委員長の佐藤静雄さんに表彰状を手渡しました。



川崎月例マラソンで3キロコースを走るランナー=3月25日

レベルに応じ
白いユキヤナギの花が満開のランニングコースを色とりどりのウエアのランナーが元気に駆け抜けていきます。3月25日に川崎市幸区で行われた第505回川崎月例マラソンの一場面です。
初心者もベテランも、それぞれのレベルに応じて1~10キロを走ることができます。この日走ったのは1歳から78歳まで。
1キロコースの途中で泣き出し父親に抱きかかえられてゴールする幼児がいる一方、おとなに混じって5キロコースを疾走する小学生も。親子や兄弟、友人同士などグループでの参加者も目立ちます。
参加して9年近いという江守美加子さん(52)は3キロと5キロを完走。「毎月同じコースで同じ距離を走ることで、練習の成果が確認できるのがいい。自分のランナー歴と重なる大会なので思い入れがあるし、参加が100回を超えたら、もうやめられない」と笑います。気軽に参加できるだけでなく、他のランナーと競い合い本番のレース感覚で走れるのが魅力です。

運営も手作り
川崎月例の第1回は1976年2月。「走る人はあまりいない時代でしたが、大雨の中、50人が参加してくれて、びっくりしました」とスポーツ連盟川崎市連盟の石川正士理事長は語ります。70~80人規模からスタートして、天気がよければ1000人以上、雨でも約500人が参加するまでになりました。
走るだけでなく自分たちでランニング環境を整えました。スポーツ連盟はランナーの安全確保のため川崎市に繰り返し専用コースの設置を要請。
97年にコースが完成しました。それまでは多摩川の土手を走っていたため、雪や嵐でコースが滑り危険と判断した2回は中止しました。その後は一度も中止していません。昨年10月29日の第500回は台風の雨の中、223人が完走しました。
運営も手作りです。安全確保や運営面はランナーから協力者を募ってきました。佐藤さんは「約45人のスタッフと15人の実行委員は基本ランナー。女性も含めて若い人が手伝ってくれています」と語ります。
神奈川では横浜と湘南でも月例が行われ、合わせて約5000人が参加しています。川崎に次ぐ歴史を持つ湘南月例は、中心役員の高齢化や機材の老朽化から来年5月の500回を機に閉会を決めました。しかし、大会を残したいという参加者の声を受け、新しい月例マラソンとして継続する努力が始まっています。
佐藤さんは語ります。「ランナーズ賞は大会運営と参加者も含めての受賞です。若い世代と一緒に継続していけるようにしたい」
(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2018年4月6日付掲載


兵庫県のスポーツ連盟でも、毎年1月に武庫川の河川敷でマラソン大会に取り組んでいますが、毎月ってのには驚きですね。
まさに継続は力です。

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