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きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

安倍内閣の1年 危険ともろさ③ 様変わりした政党地図

2013-12-27 21:35:31 | 政治・社会問題について
安倍内閣の1年 危険ともろさ③ 様変わりした政党地図

20日の原発再稼働に反対する官邸前抗議行動。夏の参院選後、毎回参加している男性(46)=会社員=は語ります。「声を上げ続けることが大事だ。なしくずしにされるのは嫌だ」


原発なくせ!再稼働反対と抗議する人びと=20日、首相官邸前

投票「誇らしい」
昨年末の総選挙で初めて共産党に投票、続く夏の参院選でも票を投じました。理由は原発に反対する党だから。「共産党は言っていることが変わらず一貫している」
デモに参加したこともなく、選挙にいくようになったのも30代から。秘密保護法案の採決がかかった参院本会議(6日)の討論はネットで聞きました。「共産党に投票してよかった。仁比(聡平)さんだけがまともな演説をしていた。誇らしい」
安倍政権発足から1年で政党の地図は様変わりしました。
消費税大増税、原発再稼働、環太平洋連携協定(TPP)―。民主党はどの問題も自らの政権が手をつけたため自民と対決する足場を持たず、「厳しい、いばらの道」(海江田万里代表)を歩んでいます。
民主党参院議員の一人が明かします。「共産党を見習い、明確な対決軸を出すべきだ。しかし、秘密保護法でつめた議論はできなかった。これから集団的自衛権で仕掛けられたら、ウチは持たない。割れる」
メディアから「第三極」ともてはやされ、昨年総選挙で54議席を得た日本維新の会や、18議席を獲得したみんなの党は「野党」どころか、自民・公明両党の「補完勢力」としての姿がすっかり板につきました。秘密保護法で自公と「修正」談合を重ね、法案の共同提案者となったのはその象徴です。
9月の会合で「補完勢力となってあわよくば与党に入るのか」との意見も出ていた維新は秘密保護法「修正」で「翼賛野党」に。国会閉幕後も石原慎太郎、橋下徹両共同代表が安倍晋三首相らと相次いで会談するなど密着しています。
みんなは、「自民党にすりよるのは有権者の期待にそうものではない」(江田憲司前幹事長)と見限られ、14人が離党し分裂。江田氏らの新党も、「結局は新たな与党の補完勢力になってしまうのではないか」(「毎日」11日付社説)と見抜かれています。

「自共対決」鮮明
国民的なたたかいが広がるもとで「自共対決」の構図が鮮明になっています。
連載初回に登場した中小企業の社長(石川県)で自民党員の男性は、安倍政権の経済政策(アベノミクス)に懐疑的な見方を示したうえで、こう語りました。
「私は、共産党に伸びてほしいと思っている。自民党に対抗できるのは共産党だと思っているから。他の党は(自民と)仲がいい。民主だってふらふら。『二大政党』っていったら自民党と共産党が強くなってもらいたい。地方の庶民の暮らしをよくするためにやってほしい」(おわり)(政党取材班)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年12月26日付掲載


自民・安倍政権は、就任1年目の区切りということで、靖国神社に参拝。沖縄では辺野古の海岸の埋め立て許可を仲井眞知事にゴリ押しさせる。
過去の戦争、特に太平洋戦争・日中戦争を擁護し、ほめたたえることを任務としている神社、靖国神社に参拝することは、日独伊の侵略戦争の反省から始まった戦後の世界政治を真っ向から否定するものです。
沖縄では、仲井眞さんが埋め立てを容認したことは許せませんが、「アメとムチ」で強要した安倍政権の方が悪質です。

その自民党に、真っ向から対抗できるのは、残念ながら日本共産党しか存在していません。
コメント
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