きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

600人がかりで ストレステスト はたして大丈夫??

2011-09-18 23:39:44 | 原子力発電・放射能汚染・自然エネルギー
600人がかりで ストレステスト はたして大丈夫??

「読売新聞」の2011年9月18日朝刊に下記の記事が掲載された・・・

政府が原子力発竃所再稼働の条件とするストレステスト(耐性検査)を行っている三菱重工業が、読発新聞に対してテスト状況の取材に応じた。

三菱重工神戸造船所
 原子力関連の生産高が約7割を占める神戸造船所(神戸市)内に今年8月、原発の安全対策を行う、「安金高度化対策推進室」を設けた。12階建てのビルに約600人の技術者が集まり、原子炉容器や配管、蒸気発生器、ポンプなど、プラントの部位ごとに分けて行っている。ある部屋では、100台程度のパソコンを使って、加圧水型軽水炉(PWR〉が地震などの力にどこまで耐えられるかのシミュレーション(想定実験〉を繰り返していた。解析結果はパソコン画面に細かい数値データで豪示される。担当者は、入カデータに誤りがないかどうかを2~3人1組でチェックし、表示されたデータを一つ一つ分析している。



ストレステスト作業をする三菱籔工業の技術者ら(16日午後、神戸市兵庫区の三菱重工業神戸造船所で)=原田拓未撮影


政府が原発の再稼働の条件としているのがストレステスト。しかしその実態は、パソコンを連結して行うシミュレーションだ!
たかだかパソコンの連結で行えるシミュレーションっていうのは、あらかじめ想定された範囲での、それこそ「トレース」でしかないと思います。

本気でシミュレーションを行うなら、ポートアイランド2期に建設中の「スーパーコンピュータ京」を使うべきでしょうね。


日本共産党が、「ストレステストをパスしたから再稼働を認めることはできない」って言っているのは、「読売新聞」の報道からも納得できます。

そもそも「読売新聞」の元社主の正力松太郎が日本に原発を導入した張本人の一人です。
その「読売新聞」がストレステストの舞台裏をさらけ出したのですから・・・。面白いものですね。

「事実は小説より奇なり」とはよく言ったものです。

「読売新聞」の意図は知るすべもありませんが、それが逆の効果をもたらしかねないと思うのは僕だけでしょうか・・・。

コメント
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