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きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

山田洋次監督の映画「おとうと」。人生負け組みでもいいんじゃないの。

2010-02-23 20:15:18 | 映画について
山田洋次監督の映画「おとうと」を観てきました。

おとうとポスター
おとうとポスター
2月21日、神戸三宮の国際松竹です。

どうしようない弟と小さいながら薬局を経営しているできた姉との兄弟愛の物語です。
それを、娘の視点から描いていきます。

鶴餅演ずる弟は突然帰ってきて娘の結婚式をめちゃくちゃしてしまいます。大阪では、大衆演劇に情熱を燃やしていますがなかなかうまくいきません。
そんな弟を、吉永早百合演ずる姉が「いっそ、たこ焼き屋で身を起こしたらどうかな。まだ結婚もできるし、子どももできるかもね」と励まします。

そんな弟なんで多額の借金をつくって元愛人が返してくれと言ってきます。それでも、なけなしの貯金をはたいて返します。
弟は、娘の名付け親なんですが、娘はつねに嫌がっています。

娘も結婚したエリート医師と心が通じなく、「他人といるみたい」と・・・。離婚してしまいます。

弟が行き倒れで担ぎもまれ、姉は飛んでいきます。そうこうするうちに、危篤状態になり、娘もご近所の大工をしている彼氏といっしょに大阪に・・・。
最後に、姉と娘で弟の最後を看取るわけですが・・・。


「人生の本当のしあわせって、なんなんだろう」って感じさせる映画ですね。
決して勝ち組がいい人生だなんて思えないし、負け組みでもいいんじゃない。
細々と調剤薬局を親子でやって行くのもいいんじゃない。
と思わせますでね。


最後、サービスで国際会館のイルミネーションをアップしておきます。
国際会館イルミネーション_02
国際会館イルミネーション_02


国際会館イルミネーション_01
国際会館イルミネーション_01

国際会館イルミネーション_04
国際会館イルミネーション_04
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