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きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

知って得する ベランダ野菜の作り方⑥ ニガウリ

2009-06-13 11:02:13 | 知って得する シリーズ
知って得する ベランダ野菜の作り方⑥
ニガウリ


今回は、緑のカーテンとしてもおなじみのニガウリを紹介します。ゴーヤとも呼ばれます。暑さに非常に強く、病気や虫もほとんど付かず、独特の苦み成分には胃の調子を整える作用があります。ビタミンCを野菜の中で最も多く含み、夏ばて防止にも効果のある、まさに夏のベランダ菜園にうってつけの野菜です。



◆プランターの準備◆
 一般的なプランターよりも深く、長い、やや大型のプランターを準備し、市販の用土を入れます。また、苗作り用に、用土を入れた9センチ径のポリポットを準備します。
◆タネまき◆
 タネの皮が硬いので、皮の一部をペンチなどで傷つけ、1晩水につけてからまきます。ポットに2~3粒のタネをまいたら、1・5センチ程度土をかぶせ、芽が出るまでは暖かい場所におきます。本葉1枚のころ、1ポット1株にします。本葉3枚くらいまで育てます。
◆植え付けと支柱◆
 60センチ程度の間隔で、1プランターに2株を植えます。プランターの両端に支柱を立て、上端をベランダの手すりなどに固定したら、つるもの用のネットを張ります。
◆つるの管理と追肥◆
 親づるには雌花がほとんど着かないので、親づるは5~6節で芯を止めます。子づるも支柱からはみ出したら芯を止め、孫づるを伸ばします。子づるが伸び出したころから月2回程度、1株に2~3グラムの化成肥料を与えます。
◆収穫◆
 果実が大きくなったら、未熟なうちに利用します。果実につやが出てきたら取り遅れです。その前にはさみなどで切り取って収穫します。
◆応用編◆
 キュウリはニガウリより虫が付きやすく、病気になりやすいのが難点ですが、同様に作れます。
 キュウリの場合は親づるを伸ばして、親づるがネットの先端に届いたら芯を止めます。子づるや孫づるは2~3節で止めます。

塚越覚(農学博士 千葉大学園芸学研究科)


【つるの配置】
 つるもの野菜は、つるをネット全体に均等に広げ、すべての葉によく光が当たるようにするのがポイントです。そのために、最初のころは人手でつるを固定してやります。また、つるが込み合っている部分は、弱いつるを元から取り除きましょう。

【しんぶん赤旗日曜版】2009年6月14日付けより転載

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