貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

足立美術館

2011年10月04日 | Weblog
近年山陰ツアーにはなくてはならない名所として、足立美術館 があげられます。
ここは 故郷の安来に40年前、5万坪の庭園と日本画の美術館を創立した、足立全康のコレクションです。

聞くところによれば・・・農家から炭を売って商売を得とくし大阪万博で財をなしたとか・・・

                                 安来節炭俵編夢をみし

 



           秋声や安来一角松の庭

世界が認めた庭園と、言うことですが、確かに 西洋の芝と苔、白砂と小さく刈り込んだ松と石、池と滝、枯山水 庭に必要な要素を全部取りいれて、バランスの良い日本庭園をかもしだしています。

 秋の暮庭画供への仏間哉

 

美術館に4時40分につきました、幸い5時30分の閉館で1時間弱の見学で、 お茶する時間はありません。

 茶室 寿楽庵 でだされる羊羹の「緑風」と「日の出前」の二本を買いました。

      茶を立てて栗羊羹の確かさよ   



      旅装解き一服添えし甘さかな

「緑風」は栗羊羹です、足立美術館の茶室で掛け軸のような「双幅対」の庭を観ながら、この羊羹食べたかったわー