貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

山中温泉

2008年05月19日 | Weblog
大聖寺からいろは草庵までタクシーを使ったおかげで山中温泉には予定どうり13:56に着きました。

「奥の細道」では山中温泉に8泊して、腹痛になった曽良と分かれてから、加賀の全昌寺に行っています。このブログは「貴美華が巡る奥の細道」ですから。

       涼しさやたどりついたり不動尊
        
        

ここは曽良日記に書かれている、薬師堂(医王寺)です。山中温泉街を見下ろす高台にあります。ここで芭蕉の忘れ杖と鶴仙溪で酒杯を傾けた時の大きな瓢箪を見せたいただきました、感激したのは、もう一つ蕪村の描いたた「奥の細道」絵巻が全部開かれてかざられていたのです。

       忘れ杖少し曲がった然の竹



    山中や菊は手折らじ湯の匂い -芭蕉翁ー

山中温泉総湯ー医王寺ー白雲閣(荷物預け)-木戸門跡ー黒谷橋ー芭蕉堂ーあやとり橋ー道明ヶ淵ー無限庵(武家書院)ーこおろぎ橋ーゆげ街道ー泉屋跡ー菊の湯(女湯)-白雲閣(泊)
   
         旅人の跡追う道や芭蕉堂

       



        鶴仙溪せせらぎに散る青紅葉

山中の芭蕉ゆかりのコースはパンフレットでは約50分ですが、一人旅の私はゆっくりと180分かけ、宿へ着く前に総湯菊の湯に入り、のんびりと旅の疲れを癒しました。

     

        初夏夕餉温泉たまごつるりんと