貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

越前竹人形の里

2008年05月22日 | Weblog
永平寺では是非宿坊に泊りたかったのです。
・・どうしてって・・・母方の祖父が修行僧だったと、聞いているからです。 
「檀家ですか、5月でなくてはだめですか」と聞かれました。混んでいるのです。
なんとか 門前の「井の上」にお願いしました。(ここは、一見客は泊めないそうです)    女の一人旅で一番困るのは、宿です、芭蕉翁も新潟ではとてもやなおもいをしたようですね。

越前竹人形の里は永平寺口駅から九頭竜川を渡った所にあります。

        五月雨弁慶人形竹の里     

        

        音もなく竹散る館夕灯り



黎明氏の竹人形は素晴らしいです、手つくりの竹ひごの細さに驚きました。写真でお見せできないのが残念ですが、竹と共存していると感じました。自然のなかに溶け込む、いいですね。

      竹の皮脱ぎ産まれきしかぐや姫

工房はもう閉まります、後ろ髪ひかれるおもいでタクシーに乗りました。