黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

村上番茶ロール@雪甘月

2009-06-14 | スイーツ
 江口だんごでも販売している、富士美園製の村上番茶を使用したロールケーキ。
 村上番茶は大好きですが(江口さんで私的に一番買ってる商品は、多分このお茶/笑)、あまり番茶~という感じではなく、香ばしさで感じる程度。

 雪甘月:新潟(長岡)

雪甘月ロール@雪甘月

2009-06-14 | スイーツ
 シンプルなロールケーキ。
 昔風にクリームは少なめ、生地はしっとりとふんわりとしていてシフォンケーキのような食感。
 1カットが大きいです(笑)。

***** ***** ***** *****
 雪甘月:新潟(長岡)

 江口だんご本店の敷地内(奥)に出来たカフェ&洋菓子のお店。
 上越市から移築したという蔵が、素敵な空間になってますv(外はテラス)
 販売されているのは、ロールケーキ2種とシュークリームとプリンのみ。

『閻魔亭事件草紙 夏は陽炎』藤井邦夫(幻冬舎)

2009-06-14 | 読了本(小説、エッセイ等)
北町奉行所与力・大久保忠左衛門の妹の子で、小普請組の御家人の三男である夏目倫太郎は、忠左衛門の屋敷に居候しながら、戯作者を目指している若者。
話のネタを探し歩いていた倫太郎は、ある日、町で若い武士を尾行する町娘を見かけ、尾行する。結局彼らを見失うが、その後、件の武士が刃物で刺され、大川に浮いているのを目撃する。その武士は、旗本三千石寄合席・中野将監の家来、小坂善四郎であることが判明。
娘は、呉服屋丸越の女中・おすず。丸越は、先般騙りに遭ったのを苦に、主人の清左衛門と妻、一人娘のおさよと共に一家心中をはかっていたのだった。その騙りに小坂が関わっていたらしく……第一話 春は朧に、
池之端仲町の料亭・若菜の、19歳の一人娘・お澄が神隠しに遭ったという噂が。その件について調べ始めた倫太郎は、彼女の許婚である、牛込の米問屋・泉州屋の若旦那・清吉が、他に女を囲ったりと派手に遊び歩いているのを知る。そしてお澄自身もまた同様で……第二話 夏は陽炎、
ある秋の日。京橋から身投げをした女を助けた倫太郎。彼女は清水雪乃といい、元兵衛長屋で長患いの夫・幸之助と暮らしているという。そんな中、巷では辻斬り強盗は横行し……第三話 秋は泡沫、
浅草の浅草寺で若い武士に無礼討ちにされた錺職の峯吉。しかし、前日に小間物問屋・扇堂に品物を納めに行ったきり、行方不明だった彼がどんな理由で斬られたのかは不明。無礼討ちしたのは、信濃長田藩江戸下屋敷にいる藩士・榎本俊之助で、そこには扇堂の番頭・善蔵も関わっているらしい……第四話 冬は風花 の4話収録。

戯作者を目指す倫太郎が、いろんな事件に遭遇する時代小説。
最後は、その内容を黄表紙にして悪を告発する、というパターンで展開してます。
藤井さんの作品は初めて読みましたが、どうやら他の作品にもリンクしてるっぽいのが気になります~。

<09/6/14>