黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

秋の収穫ツアー@農園ビギン

2010-10-31 | おでかけ

 夏に引き続き、小千谷の農園ビギンの収穫ツアーに参加してきました♪
 小千谷…そんなに距離的には離れてる訳ではないけれど、車がないと何気に行きにくい場所…。
 前回はいずみさんの車で長岡から移動だったのでスムーズでしたが、今回はひとりなので、家から最寄駅まで自転車、最寄駅から長岡まで電車、長岡から小千谷の街の中までバス(小千谷まで電車もあるけれど、到着時間が早すぎなので…)、そこからS氏に車でお迎えにきていただき、あらゆる移動手段を使い尽くした上、ようやく到着(笑)。 

 今回は、およそ30名弱の参加者で、目的はカリフラワーと長ねぎとさつまいも!
 
 まずは、カリフラワー畑に移動。概ね収穫の終わっている畑には、まだまだちらほら穫り残されたカリフラワーがあって、それを宝さがしのように見て廻り、収穫。


 その後、その上にあるねぎ畑までみんなで、てくてく徒歩移動。
 見渡す限り、ねぎ!な畑に到着。


 そのねぎを収穫するための機械に載る、りっつさん。
 さながら新車発表会のキャンペーンガールのようです(笑)。

 そこで、おもしろいように抜けるねぎを大量に収穫。
 さつまいもは畑の状況が悪いというので、先に収穫してあったものを袋に詰め詰め。 
 オレンジのさつまいも・ベニキララと、紫のさつまいも・パープルスィートロード、焼酎の原料になる

 お昼ご飯になりました。


 
 りっつさん作のさつまいも赤飯!

 小千谷のお蕎麦屋さん、角屋のお蕎麦。

 あとは写し忘れましたが、にくいちのやわらかホルモンや、サンドウィッチ(さつまいも入り)、サラダ(同)、焼きカリフラワーなどなどが所狭しと並べられているのを囲みつつ、自己紹介をしたり、お酒好きな人たちの間では日本酒の話に花が咲いたり…。

 

 デザートは、みちるのガンジージェラート(紫いも)♪
 あ、さつまいもプリン(紫)もいただきました。

 お腹もいっぱいになってまったりとしながら、熱く語る社長の話に耳を傾けたり…。

 その後、夏の名残のトマトを収穫して、さらにお米もお土産にいただき、ねぎを背負って(ゴルフクラブのキャリーバックのように/爆笑)、帰路につきました~。 
 いろいろとありがとうございましたvv>りっつさん、農園ビギンの皆様


<おまけ>

 帰りは、にくいちにホルモンを買いに行かれるという、はっちんさんたちの車に同乗させていただき、駅まで…の予定でしたが、にくいち(お肉屋)→酒屋→星野屋(フルーツ&クレープのお店)という流れに(笑)。

 じゅりびさんとロージィーズさん、はっちんさんとmiayoさんとお茶♪
 やはり甘いものは別腹ということで…(爆)。

 わたしは和パフェを注文…でも口に出してみると、結構言いにくい“わぱふぇ”(笑)。

 抹茶アイスに黒ごまアイス、葛餅に、フルーツはりんご、ぶどう、柿、いちご、洋梨(ラ・フランスかな?)などが載ってました。下は寒天とみつ豆。ほうじ茶つき。

 

 


† 新刊情報(10/10) †

2010-10-31 | 新刊情報
<10月>
10/7
梨木香歩『ピスタチオ』筑摩書房 
 
10/12
中山七里『おやすみラフマニノフ』宝島社 

10/中
楊逸『おいしい中国 「酸甜苦辣」の大陸』文藝春秋  

10/22
山尾悠子『夢の遠近法』国書刊行会 

10/25
西澤保彦『幻視時代』中央公論新社 

森博嗣『喜嶋先生の静かな世界』講談社 

10/26
牧薩次『郷愁という名の密室』小学館

10/27
山本一力、他『作家の胃袋』祥伝社 

10/28
畠中恵『若様組まいる』講談社

10/29
辻村深月『ツナグ』新潮社 
 
いしいしんじ『遠い足の話』新潮社 

10/30
三浦しをん『木暮荘物語』祥伝社 

西條奈加『御師 弥五郎 お伊勢参り道中記』祥伝社 


10/下
三浦しをん、あさのあつこ、近藤史恵『シティ・マラソンズ』文藝春秋

ダイ・シージエ『孔子の空中曲芸』早川書房 

西尾維新『猫物語 白』講談社



『なぎなた 倉知淳作品集』倉知淳(東京創元社)

2010-10-31 | 読了本(小説、エッセイ等)
二人で、<四季杜忍>として作家活動をしていた伊庭照彰は、相方の和喜多文彦を多摩川付近で殺害。自転車に乗ってマンションに帰宅。幸い、直後に宅急便の配達があり、自然なアリバイも確保できた。
そんな事件を捜査することになったのは、死神めいた容貌の警部・乙姫で……『運命の銀輪』、
男がふたりもみ合い、刺されたところを見たと警察に通報した“わたし”。しかし警察が駆けつけると男たちは消えていた。
それから数日後、わたしは周辺にたびたび人影を感じるようになり……『見られていたもの』、
葉子が小さい頃から飼い続けている老猫・モトノラの体調が思わしくない中、両親の離婚後会ったこともなかった父が、何者かに刺されて殺害されたと刑事がやってきた。
何故か父は、神社の注連縄を身体に巻き付けていたのだという……『眠り猫、眠れ』、
コンビニ友達の、レイ、ロック、デク、そしてブンガクと呼ばれる僕。
ある日、ロックが巷を連日連夜騒がせている、指切り誘拐犯の似顔絵そっくりの男がコンビニでナイフを買ったのを見たと言い出した。しかも二度。僕たちは男を見張るが……『ナイフの三』、
行方不明になった愛猫・ピラフを探すため、ポスターを作った詩織。ゼミの後輩・丈史を手伝わせて、それをあちこちに貼ったところ、自分が殺したと、わざわざ名乗り出る男が現れ……『猫と死の街』、
バイト先の映画館で見かけた美しい女性。彼女は何故か、映画の屍累々たる凄惨なシーンで微笑んでいた。そんな彼女が気になった僕は……『闇ニ笑フ』、
アメリカ。大統領選挙の熱狂の渦の最中、三発の銃声が響きわたり、集まっていた群衆はパニックと化した。
その中で死んでいたのは、ひとりの男ジョン・スミス。しかし遺体からは弾は発見されず……『幻の銃弾』の7編収録。

作家生活16年の中で発表された、倉知さんのノンシリーズのミステリを集めた作品集・その1。
やはり猫好きのせいか、猫ネタが2編入っていたり(でもちょっと切ない内容…)。
猫丸先輩も久々に読みたいなぁ…。
……それにしても何故タイトルが『なぎなた』なのかが謎…。

<10/10/30,31>


ガンジーミルクカステラ@みゆきや

2010-10-30 | スイーツ
 ガンジー牛乳を使ったマフィン。
 シンプルで素朴な味わいです

***** ***** ***** *****
 無添加手づくり工房 みゆきや:新潟(長岡)

 今月オープンした無添加食品のお店。
 加勢牧場のガンジー牛乳の製品(ソフトクリームも)や、それを使った天然酵母のパン(コッペパンみたいな)、マフィンなどがあります。
 土日は店前で野菜も売っている模様。

『チーズと塩と豆と』角田光代、井上荒野、森絵都、江國香織(集英社)

2010-10-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
スペイン・バスク地方。町でレストランを経営している父は、母が胃がんで余命三カ月だというのを皆に知らせる馬鹿げた食事会を開き、祝いの席のように集まる親戚たち。そんな彼らにむかついていた“わたし”。
その後、古くからの因習に縛られている町を出たいと、バルセロナの大学に進学、都会で生活を始めた。
卒業後、ひょんなことから、難民キャンプの炊き出しをする仕事を始め、世界中を旅する生活を続けることに。
しかし、そんなわたしを理解してくれていると思っていた、恋人のホセとすれ違いが生じ……角田光代『神さまの庭』、
イタリア・ピエモンテ州。三十歳の年の差のあるカルロと結婚した“私”だったが、彼が脳溢血で倒れ、入院。意識が戻らぬ彼の為に、ミネストローネを持って行き、香りを嗅がせる。そんな病室に彼の娘・エルヴィラがやってきたことから、思わず飛び出して……井上荒野『理由』、
スペイン・バスク地方。ある出来事が原因で絶交したまま、六年が過ぎていた母・アネットが危篤だという知らせを聞いた“僕”。
パリの二つ星レストランでパルフェを担当しているが、クレープといえば<しょっぱいクレープ>のことである彼女は、<甘いクレープ>を認めない。
そんな彼女は、病の床にかけつけた僕に、自分が死んだ後認めるときがきたら、花に姿を変えて知らせるという言葉を遺して、亡くなった。
それから五年、ブルトン人らしいねばり強さで、パリで知られる名店のチーフシェフに昇りつめた。そんな中で同じブルトン人のサラと出会い……森絵都『ブレノワール』、
同性の恋人・マヌエルと、フランスのアレンテージョに旅行に出かけた“僕”。
滞在することになったコテッジには、家出常習犯の小さな娘・エレナがいて……江國香織『アレンテージョ』の4編収録。

ヨーロッパの各地方と食、そこに暮らす人々にまつわるお話のアンソロジー。NHKBSハイビジョンの番組(←うちは対応してないので観れませんが;)とのコラボ的な作品のようです。
その地方の特色を色濃く映し出すのは、やはり食なのだなぁと、しみじみ感じました。

<10/10/29>


『お釈迦様もみてる S-キンシップ』今野緒雪(集英社)

2010-10-28 | 読了本(小説、エッセイ等)
男子校・花寺学院高校の生徒会役員の二年生には、一卵性双生児・薬師寺兄弟…昌光と朋光がいる。日光月光と呼ばれ、常に行動をともにする彼らは、一緒にいないと周囲が違和感を覚えるほど。
そんなある日、いつものように生徒会長・柏木優の烏帽子子・福沢祐麒が生徒会の手伝いをしていると、月光先輩がおもむろに腹痛を訴え始めた。保健室に連れていくと、どうやら虫垂炎の疑いがあるらしく、手を離せない養護教諭の司馬に代わり、柏木の運転で祐麒は病院に付き添うことに。
ところが実際に虫垂炎だったのは日光先輩の方で、入院することに。ところがその後、月光先輩の様子もおかしくなって……“S-キンシップ”、
柏木により、アンドレというあだ名をつけられている安藤礼一。初めてそう呼ばれたのは、高校入学式の日で、かれこれ一年半になる。
しかし彼に“アンドレ”の心が芽生えたのは、小学二年生の夏…祖母の勤め先・柏木家の避暑地の別荘に滞在することになり、坊ちゃま・優に出会ってからだった……“アンドレになった日”を収録。

シリーズ第6作。日光月光の入院騒動に絡み、各登場人物たちの家族事情が垣間見える表題作と、アンドレと柏木との幼い日のエピソードの短編。
福沢家は既出ですが、他の面々の家族の事情がさまざまで楽しめました♪今後も出てくることはあるのかな?

<10/10/28>

『キッド・ピストルズの醜態 パンク=マザーグースの事件簿』山口雅也(光文社)

2010-10-27 | 読了本(小説、エッセイ等)
作家ジェイムズ・ノーマンは気がつくと見知らぬ一室におり、そこには首を切断された老人が…。そしてノーマンのポケットには、知らぬ間にマザーグースの唄が書かれた紙片が入れられていた。
老人は金融業者ロバート・コーエン。ノーマンは、コーエンから依頼された伝記の執筆を引き受けており、コーエンについての情報提供をするという何者かに連絡を受け、呼び出されていたのだが、意識を失わされた上、密室に置き去りにされたのだった。
その直後、部屋を訪れた青年弁護士ロナルド・ギャラガーが、彼らに遭遇していた。
そんな事件を調べることになった、首都警察刑事のキッド・ピストルズと部下のピンク・ベラドンナ。
部屋はひどく散らかっていたが、被害者は<片づけられない症候群>であったらしい……『だらしない男の密室 キッド・ピストルズの醜態』、
かつてロンドンを、いや世界中を震撼させた連続皮剥ぎ殺人<革服の男>。彼を逮捕した直後、捕らえられていた三人のうち、二人は生還したが、一人は遺体で発見された。
その一年後。ジル・マーテルは、朝霧の深い中を歩いていると、近所に住むエレン・ウィンターズに遭遇。ところがそんな彼女が、<革服の男>めいた人影に襲われるのを見て、後を追う。途中で、エレンと離婚調停中の夫・フランクと遭遇し、一緒に追跡。しかし結局、エレンは何事もなかったように家にいて、襲われたことを認めない。
その体験を首都警察に相談にいったジル。そしてその言葉を検証することになったキッドたちだったが……『《革服の男》が多過ぎる』、
マザーグースの童謡どおりの残忍な見立て殺人、娼婦を斧で四十一回もメッタ斬りにした事件が発生。
その事件の捜査に協力することになった、キッドとピンク。J.D.キンロス博士の新しい画期的なシステムを採用しての捜査らしい。
一方、気がつくと、病院らしい建物にいた三人の男たち……ロックミュージシャンのジェリー、投資家ジェイムズ、医師のジョン。三人はそっくりで、兄弟のようだった。建物を歩き回る中で、唄のとおりに次々に事件が起き……『三人の災厄の息子の冒険 キッド・ピストルズの醜態、再び』の3編収録。

パラレルな英国を舞台にしてパンクな二人の刑事が謎に挑むシリーズ。6作目?
ミステリ的にフェアかアンフェアかは微妙なところもあるけれど、実にキッドシリーズらしいといえば、らしい展開(笑)。

<10/10/26,27>