黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

† 新刊情報(09/08) †

2009-08-31 | 新刊情報
<8月>
8/2
森博嗣/萩尾望都『トーマの心臓 Lost Heart for Thoma』メディアファクトリー
 
畠中恵『ころころろ』新潮社

嶽本野ばら『祝福されない王国』新潮社

8/4
長野まゆみ『あめふらし』文藝春秋(文庫) 

皆川博子『伯林蝋人形館』文藝春秋(文庫)

8/5
椹野道流『焔炎奇談』講談社(文庫:ホワイトハート)

8/7
中島京子『女中譚』朝日新聞出版

上遠野浩平『騎士は恋情の血を流す』富士見書房 

8/上
石田衣良『ドラゴン・ティアーズ 龍涙 池袋ウエストゲートパークIX』文藝春秋

8/19
芦辺拓『少女探偵は帝都を駆ける』講談社(ノベルス)

石神茉莉『謝肉祭の王 玩具館綺譚』講談社(ノベルス)

8/20
西條奈加『はむ・はたる』光文社 

8/25
恒川光太郎『雷の季節の終わりに』角川書店(文庫:ホラー)

小路幸也『brother sun 早坂家のこと』徳間書店 

伊坂幸太郎『あるキング』徳間書店

有川浩『フリーター、家を買う。』幻冬社

8/26
米澤穂信『追想五断章』集英社

北村薫『元気でいてよ、R2-D2。』集英社 

8/27
藤木稟『バチカン奇跡調査官 Truth2 サタンの裁き』角川書店

柳広司『ダブル・ジョーカー』角川書店

8/28
松尾由美『九月の恋と出会うまで』新潮社(文庫)

あさのあつこ『夢うつつ』東京書籍

宮木あや子『花宵道中』新潮社(文庫) 

8/29
野村美月『“文学少女” と恋する挿話集 2』エンターブレイン(文庫:ファミ通)

谷原秋桜子『手焼き煎餅の密室』東京創元社(文庫)

8/31
天野頌子『警視庁幽霊係と人形の呪い』祥伝社(ノベルス)

8/下
シリン・ネザマフィ『白い紙/サラム』文藝春秋 

朱川湊人『あした咲く蕾』文藝春秋

久世光彦『遊びをせんとや生まれけむ』文藝春秋

日付不明
北山猛邦『密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿』東京創元社  

似鳥鶏『さよならの次にくる<新学期編>』東京創元社(文庫)

桜庭一樹『少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記』東京創元社(文庫)  



8色マカロン'09秋@アンジュ

2009-08-30 | スイーツ
 <夏>を買いにいったら既に<秋>になってました…。
 ショコラ、くり、ノワゼット、赤い実、抹茶、コーヒー、チョコバナナ、紅茶の8種。
 ショコラとチョコバナナはショコラガナッシュ、赤い実はコンフィチュール、他はそれぞれの風味のバタークリームが挟まれています。

 パティスリー・アンジュ:新潟(燕)


リラックマ@京屋

2009-08-30 | スイーツ
 ミルクチョコムースの中に、バナナムースが入っています。前の白い部分は、求肥。顔のパーツはチョコレート。
 顔は可愛いんだけど、形がトトロのケーキと同じだから、リラックマにはなってないような…(やっぱり横偏平じゃないと/笑)。

 京屋:新潟(加茂、ほか)


『知らぬが半兵衛手控帖 姿見橋』藤井邦夫(双葉社)

2009-08-30 | 読了本(小説、エッセイ等)
女郎屋・鶯やから足抜けした女郎・おさよ。店の男衆に捕まり連れ戻されそうになったところを、北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛が通りかかり、その身を預かった。
彼女は既に重い病を得ており、小石川養生所に連れて行ったのだが、翌日、養生所を抜け出したという。
鶯やに話を訊きにいった半兵衛は、朋輩の女郎・おまちから、彼女が竜之進という男を長崎に医者の修行に行かせるために身を売り、10年後に姿見橋で再会するという約束をしていたと聞く。その約束の日が今日……第一話 寒椿、
10年前、亭主・富吉殺しで手配されたおすずという女。彼女によく似た女がいると、評判の良くない岡っ引、鴉の彦造がいってきたという。よく似ているという女は、薬研堀の扇屋、京扇堂の内儀・おふみ。
夫婦仲が良かったという富吉夫婦だが、手配書の表情は哀しげなことが気にかかる半兵衛。おすずと仲の良かったという隣のおかみ。お新の証言を元にした人相書だということから、彼女に話を聞きにいった半兵衛は……第二話 古傷、
満開の桜が咲く御殿山で、5歳の子供が若い武士に無礼討ちにされた。子供は芝口南源助町の裏店に住む浪人・松井又八郎の息子で一平太。
自分を責めた又八郎の妻・早苗は自害をはかり、危うい所で命をとりとめるが、心を閉ざしてしまう。
その場に落ちていた笄から、件の武士は、旗本寄合・矢部内記が、外の女に生ませ、家来筋である清水家に養子に出した子・清水祐之輔だと知れる。
そんな中、一平太の仇を、討つべく再び剣の修行を始めていた……第三話 波紋、
浪人の片平慎之介は、柳橋の船宿で幼馴染である袋物司・栄美堂の主、徳右衛門と酒を酌み交わした帰り、何者かに襲われた。片平は徳右衛門を庇ったものの殺害され、片平は川に落ちた。
しかし一緒にいた手代・幸助は片平が下手人だと証言、片平のその後の消息は知れず、店は徳右衛門の弟・徳次郎が継いだ。
それから半年。北町奉行所養生所廻り同心・神代新吾から、彼の母の従兄弟にあたるという栄美堂の大番頭・久兵衛に会って欲しいと頼まれた半兵衛。
仕事に出た幸助がそのまま行方知れずになっており、先の件もありその身に何かが起こっているのではないかというのだが……第四話 汚名 を収録。

「世の中私たちが知らん顔した方が良いことがある」と嘯き、<知らん顔の半兵衛>と異名を取る、北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛の活躍を描く時代小説。
同心なんだけど、自らの信念に従って行動する半兵衛が、ハードボイルドな感じで素敵ですv

<09/8/30>