黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『聖石の使徒 蒼の組木箱』前田珠子(集英社/コバルト文庫)

2005-04-30 | 読了本(小説、エッセイ等)
滞納した家賃を大家に払うべく、ファヴランは稼ぎを手に必死に家路を急いでいた……今日中に払えなければ、家を追い出されてしまうから。だが、間に合ったと思ったのもつかの間、聖石泥棒の汚名を被せられ、神兵によって神殿へと連行されてしまった。
その後、冤罪だと証明されるが、ファヴランの特異な能力を知る聖石の使徒、ナウルニールとトリノアークの要請で『迷わずの森』の案内役を半ば強制的に承諾させられて、同行するはめに……。

何も常識を知らないように見えて、実はお料理な姫刀自が結構お気に入りだったり(お料理上手キャラに弱い/笑)……師匠たちが虜になるくらいって(笑)。

<05/4/30>

『拝み屋横丁顛末記 四』宮本福助(一迅社)

2005-04-29 | 読了本(漫画)
とある商店街のとある路地。そこを曲がると、陰陽師に神主、坊主などが住まう『拝み屋横丁』があった……。
御隠居3人が除霊を頼まれた幽霊屋敷の騒動、オカマの幽霊・エンジェルさんのお話など収録。

……この巻は何といっても、やはりエンジェルさんのインパクトが絶大(笑)。

<05/4/29>

『殉教者は月に舞う 十二宮探偵朱雀 蟹座』藤木稟(徳間書店)

2005-04-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
最新鋭の科学設備を誇り、『現代の魔窟』とも称される異形の実験島『有明メルローズ研究所』。
その所長・鬼坂が衆人環視の中、口から炎を吹き上げて焼死するという怪事件が起きた。
通称『オクラ系』の刑事・柏木サクラは真相解明に情熱を燃やす。不可解な事件に行き詰まったサクラは、幼なじみの双子、朱雀十夜・十八兄弟を頼るが……。

名前でわかるように、あの人とかこの人の血縁者です(笑)。
これからシリーズ化していきそうなので、ちょっと楽しみです♪

<05/4/28,29>

『にゃんこ亭のレシピ 2』椹野道流(講談社/ホワイトハート)

2005-04-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
妖しと人が共存する村・銀杏村。
亡くなった祖母の住んでいたその村で暮らし始めたゴータは、一軒のレストラン、通称『にゃんこ亭』を始める。
パティシェのサトル、そして、おきつね様から預かった子ぎつね・コギと共に綴る、初夏から夏にかけての物語。

あいかわらず、ほのぼのとよい感じです。
コギがかわいいです~(めろめろ)。

<05/4/29>

『言いまつがい』糸井重里:監修,ほぼ日刊イトイ新聞:編(新潮社)

2005-04-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
「壁の上塗り」「まことしなやかに」「理路騒然」……そんな、人々のさまざま『言いまつがい』を集めた一冊。

……うっかりバスの中で読んでしまい、笑いを堪えるのに必死でした。
わたしもかなり『言いまつがい』が多い方ですが、上司は輪をかけて『言いまつがい』の宝庫です。
……『須く(すべからく)』を『すべからず』(禁止?/笑)といってみたり(しかも結構口癖で頻繁に登場/笑)、電話で『松村』という苗字の漢字を説明するのに、「普通の『松』に、普通の『村』です」といってみたり(←説明になってねぇ!/笑)。

<05/4/29>

『終戦のローレライ 下』福井晴敏(講談社)

2005-04-28 | 読了本(小説、エッセイ等)
『国家としての切腹』を目論む浅倉大佐。彼が望む、あるべき終戦の形の為の計画とは?……伊507、そしてローレライの運命は?

おもしろかったです~。
映画では、どんな感じで表現されているのか気になりますが(読み終わるまでは、あえて情報はあまり入れないようにしてたので)……彼は、きっと出てないんでしょうね(笑)。

<05/4/26~28>

C-blossom Case729

2005-04-27 | 雑記
 先日発売のかつくらに記事が載っていましたが、福井晴敏さん原作の『C-blossom Case729』が、別冊フレンド増刊『別フレVIVA!』に載るそうです。
 この作品には、なんと!如月行が登場するそうなので、かなり楽しみです~♪
……でも別フレってあたりが、結構意外な気が(笑)。

『透明少年 1』小田切ほたる(徳間書店)

2005-04-26 | 読了本(漫画)
全国からエリートが集う、私立の名門男子校・王崋学館。
2年生にしてその生徒会長をつとめる貴藤侑士をはじめ、個性的なメンバーの集う生徒会を舞台にしたお話。
書記の時枝凪は、両親は離婚し、父と二人暮し。だが、その父は不在がちで愛情に恵まれず育った凪は、自分自身に自信が持てない。そんな凪の為に、侑士は…。

かなり久しぶりな小田切さんのオリジナルストーリー(ここ数年、原作付きばかりでしたので)。
ちょっとキャラクターが多すぎて、1巻では掴みきれていない部分もあるので、今後に期待です♪

<05/4/26>

『終戦のローレライ 上』福井晴敏(講談社)

2005-04-25 | 読了本(小説、エッセイ等)
第2次大戦末期。
海軍新兵・折笠征人は、親友の清永とともに、特殊任務を与えられ、秘密裏に広島の呉軍港へと向かっていた。そこで待っていたのは1隻の潜水艦『伊507』…ドイツ軍においては『海幽霊』と呼ばれていたその艦は、秘密兵器『ローレライ』を搭載していたが、日本近海で米軍の追撃を受け、やむなく投棄していたのだった。
折笠たちに与えられた任務とは、その『ローレライ』の回収作業。そしてそれを阻止しようとする米軍との苛烈な戦闘が繰り広げられる…。

とりあえず上巻。…これからどう展開していくのか、楽しみです(…といっても、最初から破滅することのわかっている日本軍ですから、ハッピーエンドとはいかないと思うのですが;)。

<05/4/24,25>