黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『エマ 6』森薫(エンターブレイン)

2005-08-31 | 読了本(漫画)
ついにエレノアとの婚約解消を決意した、ウィリアム。
一方、ウィリアムがエマに逢いにいったことから、2人の仲について仕事仲間からひやかされ、戸惑う彼女の元に、ある日一通の電報が届く(ウィリアムの名で)。
しかし、その電報に示された場所で、待っていたのは彼ではなく、エレノアの父の差し向けた謎の男・オドネルだった……。

大変な展開になってきましたね~。
……エマ、どうなっちゃうんでしょう(はらはら);

<05/8/31>

『子どもたちは夜と遊ぶ 下』辻村深月(講談社)

2005-08-31 | 読了本(小説、エッセイ等)
月子への自らの想いに気づく浅葱。
そして殺人ゲームに消極的な態度を示し始めた彼に、狐塚を殺させようとするようなメッセージを送ってきた『i』。そして狐塚自身にも『i』からの予告状が届く。『i』に狐塚を殺される前に、条件にあう人間を殺さなければ……あせった彼が選んだ次の被害者は……。

『i』の正体は……半分予想通り(笑)でしたが、ちょっと月並なので、できれば違うオチがよかったなぁと思ったり。
浅葱は、あの時まで月子の名字を知らなかったのか?(しかも彼が月子の名字を知らないことに誰も気付かなかったのか)とか、彼の中には対象になる人間を電話帳で調べるという選択肢はなかったのか?とか、浅葱が月子は狐塚とのことが好きだと、浅葱が勘違いしていることに気付かなかったのか?(普通自分の好きな人が、そういう勘違いをしそうな時って必死になってその間違いを訂正しそうな気がするのですが)……とか、ツッコミどころは満載なのですが、内容的には残酷だけれど、切なくて哀しいお話でした。
個人的には、秋山先生の、人あたりはよさそうだけど、実は底意地悪そうなところが結構お気に入りだったり……(笑)。
……そして、最後の『恭司』(笑)の「石澤恭司はとても優しくていい男なんだ。本当にかっこいい」という台詞に、激しく同意(笑)。

<05/8/30,31>

『チーズスイートホーム 2』こなみかなた(講談社)

2005-08-30 | 読了本(漫画)
キャットフードも食べられるくらいに成長した、チー。
山田家の一人息子・ヨウヘイとも仲良く遊び、まるで兄妹のよう。
そんなある日、近所で噂の大きな猫が、山田家に現われて……

思わず微笑んでしまうようなエピソード満載(笑)。
お気に入りは、ヨウヘイくんと一緒のおふとんで、寝ちゃうところとか。

<05/8/30>

『子どもたちは夜と遊ぶ 上』辻村深月(講談社)

2005-08-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
2年前、狐塚孝太と木村浅葱のどちらかが受賞すると思われていた、大学の情報工
学に関する論文コンクール。しかし、実際に最優秀賞を受賞したのは『i』という名の匿名の人物。
そして現在。D大学に通う月子、狐塚、浅葱、恭司たちの間には、ままならない思いが交錯していた。
折しも、赤川翼という少年の失踪に端を発したかに思われる連続殺人事件が発生……そこには、暗い過去に捕われ、幼い頃に別れた双子の兄『藍』を名乗る『i』に逢いたい一心で、『i』とともに殺人ゲームを繰り返す『θ』=浅葱がいた。
そして、事件が進むにつれ、その被害は月子たちの身近にも及び……。

感想は……下巻にまで保留(笑)。

<05/8/28,29>

『チーズスイートホーム 1』こなみかなた(講談社)

2005-08-29 | 読了本(漫画)
お散歩中に親猫とはぐれてしまった子猫。山田家の人々に拾われたその猫は、『チー』と名づけられ(というか、いわれた言葉を自分の名前と勘違い/笑)、ペット禁止のマンションで暮らし始めたが……。

チーが、らぶりーです~vv
出窓に登りたがるチーと、お母さんの戦い(?)が、楽しかったです♪

<05/8/29>

『QED~ventus~ 熊野の残照』高田崇史(講談社)

2005-08-28 | 読了本(小説、エッセイ等)
和歌山県・紀伊半島に位置する、古来からの信仰深い土地『熊野』。浄不浄を嫌わず、黄泉との謂れもある熊野三山……熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社……の神々には意外な逸話が隠されていた。
学校薬剤師会での親睦旅行に参加した薬剤師・神山禮子は、そこで奈々と桑原のコンビと行動をともにする。
人と深く関わることを避けてきた彼女には、故郷を捨てた過去があり……。

今回は珍しく視点が奈々ではなく、他人から見た二人というのがちょっとおかしかったり(笑)。
そして作中で沙織につっこまれているように珍しく人が死んでません(回想では死んでますが)。……もしかしたらこれから次回作に繋がって、そこで事件が……とか想像してみたり(……いや途中で合流したときの熊つ崎のセリフが、そんな前振りっぽいかな、と)。
ちなみに今回は8割以上タタルの薀蓄で埋まってます(笑)。

<05/8/28>

『心霊探偵八雲 3 闇の先にある光』神永学(文芸社)

2005-08-27 | 読了本(小説、エッセイ等)
斉藤八雲は、赤い左目を持ち、その目を以て死者の魂を見ることができる大学生。
ある日、八雲の隠れ家に若い女性が助けを求めてやってきた……マンションから飛び降り自殺を繰り返す女の幽霊に夜も眠れないという。
依頼を受けて友人・晴香とともに調査に向かった八雲は、そこで霊媒師だと名乗る男・神山に出逢う。
一方、新聞記者・土方真琴も久しぶりに再会した友人・麻美とその知人らとバーで飲んでいた際に、血まみれの女の幽霊に遭遇していた。
過去のレイプ事件を追って後藤刑事と部下の石井も動きはじめ……。

本屋さんで見かけて、前からちょっと気になっていたのですが、図書館に入らず、買うのもちょっと;……と躊躇していたら、いきなり3巻から入りました(笑)>図書館
……そんな訳で、しかたがないので、3巻から読みました。特に問題はないですが、やはり1巻から読んだほうがよいかも(笑)。

<05/8/27>

『妖怪アパートの幽雅な日常 4』香月日輪(講談社)

2005-08-27 | 読了本(小説、エッセイ等)
高校が夏休みに入った夕士は、古本屋が持ち込んだ魔道書『小ヒエロゾイコン』に封じられていた妖魔たちを使いこなす為、厳しい魔道師修業に励んでいた。
その修業が実り、なんとかレベルアップを果たした彼を待っていたのは、バイトの毎日。
だがバイト先の運送会社には、イマドキの大学生2人がいて、会社の雰囲気を微妙なものにしていた……。

バイト先の大学生たちや、夕士が助けた自殺未遂の女の子が、かなりイマドキな子たちでしたが……まぁちゃんと言えばわかる理解力(というか想像力)を持っている子たちでよかったですが、現実は……ねぇ(ため息)。
……それにしても、るり子さんのお料理は、相変わらず美味しそうです~♪(めろめろ)

<05/8/27>

『館島』東川篤哉(東京創元社)

2005-08-26 | 読了本(小説、エッセイ等)
地域限定の天才建築家・十文字和臣の謎の墜落死から半年。
未亡人・康子に招かれ、死の舞台となった、瀬戸内の孤島・横島に立つ異形の別荘に集められた事件関係者。
その中の一人として訪れた岡山県警の刑事・相馬は、私立探偵・小早川沙樹らと共に半年前の事件の検証する。
だが再び事件が起こり……。

ちょっといろいろツッコミを入れたい箇所は多々あるのですが……まぁ、早い話がバカミスです(笑)。

<05/8/25,26>