黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『されど時は過ぎ行く』北方謙三(角川書店)

2009-06-13 | 読了本(小説、エッセイ等)
2年前に病死した、かつての戦友・野本太一の息子・野本精一から、金の無心をする電話がかかってきた。
何も聞かず借金を肩代わりした、<約束の街>の実力者である、久納一族の長老・久納義正だったが、精一はある男の存在に怯えていた……その男とは、N市の酒場<ブラディ・ドール>の経営者である川中良一。川中は、精一を殺そうとしているのだという。
それでも何も聞かずに守ると決めた久納は、精一に若月真一郎(ソルティ)をボディガード代わりにつけ、川中と対決することに。
やがて、精一が追われる原因となったのは、ピアニスト・沢村明敏の手を切断しなければならない事態に追い込んだからだと知るが……

<約束の街>シリーズ第8作(BD関係が出てくる時だけしか読んでませんが/笑)。
姫島の老人こと久納さんが、かつての戦友の為に、川中社長と対決するお話。
久納さんは格好良かったのですが、守られてる精一のヘタレっぷりにムカムカ。おまけに沢村さんの手を…とわかった時には、わたしが殴りたくなりました(笑)。

<09/6/13>