吉原で人斬り稼業に明け暮れていた御家人・大木歳三。ある日、誘拐された惣名主である庄司又左衛門の娘・三笠太夫を救おうとするが、自身も斬られ重傷を負う。三笠太夫の看病により、一命を取りとめた歳三は、その後、京都・島原に上がり、その遊郭の番所に詰め、そこの者が代々名乗る“与右衛門”の名で呼ばれる。刀を捨てた彼は、廓内で起こる厄介ごとを次々に解決してゆくことに……
10章からなる連作短編っぽい感じなのですが、各章ごとにあらすじを書くと、それからの展開にも触れてしまうので(最後の方の章で)省略。
個人的に、この本の厚さだったら、短編4編くらいの収録にして1編をもっと細かく描いてくれた方が良いかなぁという気が。あとは地の分でいきなり現代視点が入ってきたりするのが、ちょっと興ざめかな;
<08/2/29>
10章からなる連作短編っぽい感じなのですが、各章ごとにあらすじを書くと、それからの展開にも触れてしまうので(最後の方の章で)省略。
個人的に、この本の厚さだったら、短編4編くらいの収録にして1編をもっと細かく描いてくれた方が良いかなぁという気が。あとは地の分でいきなり現代視点が入ってきたりするのが、ちょっと興ざめかな;
<08/2/29>