黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『海馬が耳から駆けてゆく 4』菅野彰(新書館)

2007-02-28 | 読了本(小説、エッセイ等)
ある時は旅先の波照間島やフランスや韓国で災難に見舞われ、通販で買った健康器具のビデオ買ったに爆笑し、ワープロとパソコンの狭間で揺れ動く厄年な著者の爆笑エッセイ集・第4弾。

あいかわらず本当に爆笑な日常ですね(笑)。
そしてトラブル遭遇率の高さは、厄年の所為なのか、はたまた……(笑)。

<07/2/28>

『№6 #2』あさのあつこ(講談社)

2007-02-27 | 読了本(小説、エッセイ等)
2017年。理想都市“No.6”のエリートの道を歩んでいた紫苑は、一転追われる身の上に。
ネズミに助けられ、彼とともに西ブロックで暮らしはじめた紫苑だったが、そこで自分の甘さを思い知る。
そんな中、No.6に一人残してきた母・火藍が手紙で教えてくれた、昔の知人・力河の元を訪れた彼らは……

再読です。
初読のときよりは冷静に読めたかな……(笑)。
でもやっぱり天然ですね、紫苑(笑)。

<07/2/27>

『フィッシュストーリー』伊坂幸太郎(新潮社)

2007-02-26 | 読了本(小説、エッセイ等)
夜の動物園に寝泊まりしている元職員・永沢。彼がいると動物たちの雰囲気が全く違うのだという……さながら動物園全体にエンジンがかかったように。そんな彼が、動物園近くで行われているマンション建設反対運動に参加しているという、その理由とは……『動物園のエンジン』、
泥棒兼探偵の黒澤は、依頼を受け、行方不明の男・山田を捜していた。彼が残していったパソコンに“小暮村”を検索した形跡を発見した黒澤は、手がかりを求め、その地へとやって来た。そこには“こもり様”という奇妙な風習があり……『サクリファイス』、
“僕の孤独が魚だとしたら、そのあまりの巨大さと獰猛さに、鯨でさえ逃げ出すに違いない”……3枚のアルバムを残して解散したロックバンドの最後のアルバムに収録されている一曲“フィッシュストーリー”。その間奏にある、一分にも及ぶ無音部分が、後の世の人々にさまざまな影響を与え……『フィッシュストーリー』、
監督に嫌われ、万年補欠の野球選手・尾崎のマンションへ空き巣に入った今村たちは、そこで彼に助けを求める留守電メッセージを聞く。代わりにその場所へと向かった彼らは、そこで件の電話をかけてきた女性に出会うが……『ポテチ』の4編収録の短編集。

それぞれに独立したお話ですが、他の伊坂作品にいろいろリンクしていたりするのがちょっと楽しいかも(でもかなりうろ覚え;)。
個人的には『フィッシュストーリー』がお気に入り♪

<07/2/26>

木苺のエクレア@リジェール

2007-02-25 | スイーツ
 表面は、ピンクの苺風味のクリームでコーティング。
 中は甘酸っぱい木苺のクリームが入っています♪

 今回買えなかったのですが、他に抹茶のエクレアとかオレンジのエクレアなどもあります。エクレアの種類がどんどん増えるので楽しいのですが、あまりお店に行けない身としては、ちょっとつらい(笑)。

 パティスリーリジェール:新潟(燕)

『蟲師 8』漆原友紀(講談社)

2007-02-25 | 読了本(漫画)
冬山で足を怪我し、弱っていた蟲師・ギンコが助けたのは、昼も夜も眠りを取らず、農事に精を出す男。その地は何故か雪の時節でも、青々と実りをたたえていた。その秘密に蟲が関わっていることを見抜いたギンコだったが……『潮わく谷』、
ギンコが迷い込んだ冬の山。どれだけ歩いても何故か山から出ることが出来ないそこは、春の訪れを拒むかのようにすべてが眠ったままで……『冬の底』、
寂しがり屋で病弱な少女・ゆらは、発作が起きると元女中として働いていたスミの元へと意識をとばしていた。その危険性について説くギンコだったが……『隠り江』、
雨を望む地で、雨の訪れを告げながら旅をする女・テル。彼女には思いを寄せる男がいたが、一緒に暮らせぬ事情があった……『日照る雨』、
死んだ者を山の沼地へ葬る風習のある里で奇妙な病が蔓延する。死者の骸が消え“山へ帰る”7日間は山に入ってはいけないという掟があったが、その禁を破ったものがいたらしい。その病は蟲が原因だった為、人々に薬を渡したギンコ。しかし一人だけそれが効かないものがいて……『泥の草』の5編を収録。

『日照る雨』が切なかったです~(涙)。
そういえば、今月いよいよ映画公開ですが、オダジョーのギンコはどうなんでしょうね…;

<06/2/25>