黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

† 新刊情報(10/01) †

2010-01-31 | 新刊情報
<1月>
1/5
小川糸『食堂かたつむり』ポプラ社(文庫)

1/6
岸本佐知子『ねにもつタイプ』筑摩書房(文庫)

1/8
恩田陸『私の家では何もおこらない』メディアファクトリー

1/14
小川糸/オカズデザイン『食堂かたつむりの料理』ポプラ社  

1/中
津守時生『三千世界の鴉を殺し 15』新書館(文庫:ウィングス)

1/22
有川浩『キケン』新潮社 

1/23
有川浩『塩の街』角川書店(文庫)  

1/25
香月日輪『僕とおじいちゃんと魔法の塔』角川書店(文庫)
 
1/27
万城目学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』筑摩書房(新書:ちくまプリマー)

1/28
伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介『蝦蟇倉市事件 1』東京創元社 

1/29
篠田真由美『閉ざされて』角川書店

前田珠子『破妖の剣外伝 紅琥珀』集英社(文庫:コバルト)

1/下
京極夏彦『数えずの井戸』中央公論新社 




『マドゥモァゼル・ルウルウ』ジィップ(河出書房新社)

2010-01-31 | 読了本(小説、エッセイ等)
14歳と6ヶ月の貴族の少女・ルウルウ。パパ、ママン、姉のディアァヌとそのフィアンセ、弟・リキキらプレェル家の家族とともにテーブルで歓談。彼女の語る政治のプランは……“Ⅰ ルウルウと政治”、
ロシアの負傷兵の為に開かれた展覧会に出かけた、ルウルウとパパ。芸術についてあれこれ語るが……“Ⅱ プチ・バレェにおけるルウルウ”、
ルウルウは、ディアァヌ、ディアァヌの友人たちとお茶を飲んでいる。結婚の近いディアァヌにはたくさんの祝いの品が届いているけれど、結婚したいとは思わないと語るルウルウ……“Ⅲ 道徳家のルウルウ”、
シャンゼリゼのロンポワンで。ルウルウとパパ。健康の為に歩くパパとあれこれ会話。
ムシュ・クレマンソォ(議員?)の姿を見かけて……“Ⅳ 示威運動を見るルウルウ”、
朝、ルウルウとパパは馬に乗って森に。いろんな貴族が通りかかるけれど、ルウルウが思いを寄せているムシュ・モントルイユにはなかなか出会えず……“Ⅴ 森へ行ったルウルウ”、
パパに頼まれ、手紙を写すことに。向こうの部屋でやろうとするが、モントルイユが来ると知って、急遽変更。
パパの準備が整うまで相手をする。しかしなかなか素直になれないルウルウは……“Ⅵ ルウルウの最初のフリルト”、
サン・ジェルマンの森へ午餐へ出かける人々。
モントルイユと一緒に馬車に乗れるかと思いきや、定員オーバーで押し出されたルウルウは、ヴィラダアジュ公爵の馬車に乗ることに。そこへ乗ってきた貴族ムシュ・ドルステェルとたちと会話する……“Ⅶ 園遊会に行ったルウルウ”、
ヴィラダアジュ家で催された舞踏会に、ノルマンドの七面鳥の番人に扮して参加したルウルウ。
トランブルの息子、美男のエメリヨン、そしてモントルイユと順に踊って……“Ⅷ 舞踏会に行ったルウルウ”、
ブリュイエェルの館。ルウルウが気になるドルステェルは、泳げないので乗り気ではないが、エメリヨンから水着を借りて、彼女たちとともに水泳に出かけることに……“Ⅸ 郊外に行ったルウルウ”を収録。

天衣無縫で奔放な14歳の貴族の少女・ルウルウの日常を描いたお話(というか会話?)。台詞とト書きで構成されてるので、慣れるまでが若干読みにくいですが、進むにつれてだんだん気にならなくなるかも。
おしゃまで生意気、おじさま好き(男は40かららしい…/笑)なルウルウがとても可愛いです♪装丁も凝っててかなり素敵vv
1973年に薔薇十字社から出版されたものの復刊で、森茉莉訳なのですが、序文が与謝野晶子…(笑)。

<10/1/31>


『居眠り磐音江戸双紙 寒雷ノ坂』佐伯泰英(双葉社)

2010-01-30 | 読了本(小説、エッセイ等)
江戸深川六間堀、金兵衛長屋で浪々の日々を送る坂崎磐音。
ひと月前に負った刀傷はほとんど癒えていたが、鰻割をするにはまだ微妙な感覚が戻らず、仕事ができないことから、食べるものにも事欠く始末。
そこへ、無職の貧乏御家人の次男坊・品川柳次郎がやってきて、一緒に内藤新宿まで職探しに出かけることに。内藤新宿では、太宗寺の門前の縄張りを巡って、金貸しの黒木屋左兵衛と渡世人の新場の卓造が争っており、助っ人を集めているという。同じく貧乏御家人の安藤新八が、既に卓造一家に身を寄せているというので出かけて行ったふたりだが、彼は追い出された後。何とか黒木屋の方にもぐりこむが、やがてその縄張り争いを煽っている輩がいると知る……“第一章 寒風新宿追分”、
安永元年も残り三日。先の仕事は金にならず、相変わらず汲々とした日々を送る磐音は、鰻取りの少年・幸吉から紹介され、両国広小路の矢場の用心棒をすることに。
先頃、楊弓場荒らしの集団が現れ、賭矢を申し込んでは金をふんだくっているという……“第二章 東広小路賭矢”、
先に知り合った、南町奉行所の与力・笹塚孫一から佐々木道場に顔を出すようにと伝言を受け、出かけた磐音。
先日、磐音の家に無断で押し入ったものは、豊後関前藩の者らしいと知る。
そんな中、再び鰻割きの仕事を始めた磐音は、新たな仕事も引き受けた。柳次郎の父の釣り仲間である、元大工町の蝋燭屋明石屋参左衛門が囲っている、妾・おきくの浮気の相手を説得する仕事だ。
やがて、かつて磐音が主宰していた修学会の仲間で、勘定方をつとめる上野伊織がやってきた。彼は、磐音たちの悲劇は、藩内の改革を望まぬ何者かによって仕組まれたものだと聞かされる……“第三章 柳橋出会茶屋”、
再び、両替商今津屋の仕事を引き受けた磐音。
今津屋に借財を持つ、元中奥御小姓衆の岡倉美作守恒彰が、甲府勤番の職に就いたと聞き、貸していた金の取り立てに出かける今津屋の供をするのが役目。なんとか金は取り立てられたものの、後々まで狙われることとなり、柳次郎たちの手を借り、護衛をすることに。
そんな中、伊織から手紙が届き……“第四章 広尾原枯尾花”、
宍戸派の行動を気にしながらも、しばしのんびりとする磐音。何かと世話になっている幸吉と朝風呂に出かけた磐音は、そこで見かけた入墨の男が、天ぷら屋で因縁をつけているところに遭遇。泥亀の米次というその男と仲間たちを撃退する。
そんな中、鉄砲洲の料理茶屋深山亭で、宍戸有朝の江戸次席家老着任を祝う宴が催されていること知る磐音だったが、伊織からの連絡が途絶えていた。やがて彼は遺体となって発見され……“第五章 蒼月富士見坂”を収録。

シリーズ第2作。江戸で暮らし始めた磐音は他の仕事も請け負うけれど、トラブルに巻き込まれた挙句、金にならずに貧乏暮らし。そんな中で、実は磐音が藩を出る理由となった悲劇が、実は仕組まれたものだと判明し……なお話でした。
前巻は結構順調に職を得ていたのに、今回は散々な感じかも(でも何気に鰻割きの腕前は上がってるのが…/笑)。

<10/1/30>

Thamel(タメル)

2010-01-30 | カフェ・レストラン

 先週、長岡駅前にオープンしたばかりのネパール料理のお店<Nepal Dining&Bar Thamel(タメル)>に行ってきました♪
 実は、数ヶ月前までうちの会社のいらした方のお店なのです…。
 
 ランチは、ダルバード(ネパールの定食的なもの)とパスタがありましたが、ここはやはり前者で。



 まずはサラダ。レタスとかは普通ですが、上に載ってる豆っぽいものが謎…



 そしてご飯(普通の日本のお米っぽい)と、カレー風味のじゃがいもと野菜のソテーなど。



 豆のスープ。いろんな豆が入ってましたが、見たことがない(レンズ豆とかは入っていた気がしますが、他はわからず…)




 カレー。日替わりで、変わるようですが、この日はチキンカレーでした。カレーといっても、まったく辛くはなく、香辛料のスープ的。

 食べ方は、スープ、カレーともそれぞれご飯にかけて食べる、あるいは両方をご飯にかけて食べる…のだとか。




 飲物は、ネパールチャイを。最初からほんのり甘いですが、お好みで砂糖を追加して飲むそうです(わたしはそのまま飲みましたが…)。

 男性が食べるには、ちょっと量は少なめかなぁという気がしますが、個人的にはこの位で良いかも。
……ただデザートが欲しい…(笑)。