黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

† 新刊情報(11/03) †

2011-03-31 | 新刊情報
<3月>
3/1
宮部みゆき『ばんば憑き』角川書店 

千早茜『からまる』角川書店

3/4
椹野道流『宵霞奇談』講談社(文庫:ホワイトハート) 

3/9
あさのあつこ『ようこそ、絵本館へ』文藝春秋

3/14
高田郁『小夜しぐれ みをつくし料理帖』角川春樹事務所(文庫)

3/17
綾辻行人『深泥丘奇談・続』メディアファクトリー 

石井好子『バタをひとさじ、玉子を3コ』河出書房新社 

3/18
大崎梢『かがみのもり』光文社

小野不由美『ゴーストハント 3 乙女ノ祈リ』メディアファクトリー 

3/22
畠中恵『ちょちょら』新潮社

3/25
桜庭一樹『GOSICK VII 薔薇色の人生』角川書店(文庫) 

森谷明子『白の祝宴 逸文紫式部日記』東京創元社

茅田砂胡『コーラル城の平穏な日々 デルフィニア戦記外伝2』中央公論新社(ノベルス)

乙一『箱庭図書館』集英社 

加藤実秋『ホテルパラダイス銀河』講談社

有川浩『県庁おもてなし課』角川書店 



『カササギたちの四季』道尾秀介(光文社)

2011-03-31 | 読了本(小説、エッセイ等)
さいたま市の外れにある<リサイクルショップ・カササギ>。華沙々木と日暮が営むそこは、開業二年で赤字状態も継続中。あるきっかけで知り合った中学生・南見菜美が半年ほど前から、たびたび遊びに来ている。
そんなある日、小学三年生くらいの少年が店に現れ、ハンカチを落としたので探したいというが、どうやら嘘をついている様子。そんな彼を見た菜美は、二日前に起きた“ブロンズ像放火未遂事件”の犯人では?という。
その事件とは、売約済になっていた大きな鳥のブロンズ像の台座に火がつけられたというもので……“春 鵲の橋”、
電話で、家財道具一式を売って欲しい、という依頼が。場所は、秩父の山にある、沼澤木工店という木工品の製造販売を行っている老舗の木工所。遠いことからトラックで運ぶことになったふたりと、合宿するホテルが近いとついてきた菜美。
そこでは、サチと呼ばれる女性・田中早知子が修行中。神奈川からやってきて二年、やっと本弟子として認められ、住み込むことになったことから必要になった、家財道具だった。
その木工店では、切り出されて保管されていた神木が傷つけられたという事件が起きていて……“夏 蜩の川”、
菜美と知り合ったのは一年前の秋。
一部屋分の家財道具を一括で買い取って欲しい、という依頼で向かったふたり。菜美の両親が離婚、父・幸造が家を出て行き、母・里穂が、彼の使っていたものを売り払おうとしていたのだった。
大きな地震があったその晩、彼女の家で泥棒騒動が。しかし盗まれたのは飼い猫のナーだけで……“秋 南の絆”、
いつもガラクタ同然のものを高値で買い取らせられている、黄豊寺の住職に、オーディオセットを高値で売りつけることに成功し喜ぶ、日暮。
その二日後のクリスマスイブ。その住職から蜜柑狩りに来ないかと誘われ、危ぶみながらも、華沙々木、菜美とともに出かけることに。案の定、オーディオセットと同じ値段で蜜柑を買うはめになった彼ら。その後、雪が降ったことから、住職とその息子・立花宗珍とともに、寺に一泊することになったが、その晩、泥棒が入り、住職の思い出の貯金箱が壊されて……“冬 橘の寺”を収録の連作短編。

リサイクルショップを営む二人…華沙々木と日暮が、日常の謎を解決するミステリ連作。
華沙々木がおかしな推理を展開した後に、日暮がそれに合わせて証拠を捏造。結局謎を解いてるのは日暮だけど、それは、菜美の(夢を壊さない)為に内緒、というパターンで。
道尾さんにしては珍しく、あまり重くなくて手に取り易いかも(笑)。

<11/3/31>

『アネモネ探偵団 2 迷宮ホテルへようこそ』近藤史恵(メディアファクトリー)

2011-03-30 | 読了本(小説、エッセイ等)
お嬢様学校・実生女学院に通う、中学二年生の西野あけびの家に、<忠告者より>という差出人による脅迫状めいた手紙が届いた。
有名な賞を取った科学者である父・西野重盛と二人暮しのあけび。最近、父に元気がなく気がかりだったあけびが、それをこっそり開けてみると、内容は、英語で書かれた文章で、研究を中断しなければ、前妻の森小路雅代に不幸が襲う、というものだった。
あけびの母である雅代は、有名な老舗ホテル・森小路ホテルのオーナー。今では別の男性と再婚しているため、あまり会う機会がない。
様子が気になるらしい父に促され、母に連絡したあけびは、久しぶりに訪れる約束をする。
母からの提案で、友人の小沼智秋、細川巴とともに、ゴールデンウィークにホテルに泊まりにいくことになったあけび。
そこで双子の少女たち・乃亜と希亜と知り合うが、実は、再婚した相手との間にできた、あけびの妹たちだった。そんな中、希亜がいなくなる事件が発生、騒動となる。
一方、先般知り合ったあけびの家の前で、様子を伺う少年の姿をたびたび見かけた中原光紀は、彼を問いつめるが……

シリーズ第2作。今回はあけびが主役。彼女の父のところに脅迫状がきて、離婚して家を出た母のホテルに様子を見にいきつつ、遊びに行って、事件に遭遇…というお話。
ジュブナイルらしい展開ではあるのですが、子供は子供なりにいろいろ考えてる、というところが描かれてるあたりが、近藤さんらしい描き方かな。

<11/3/30>

『KAGEROU』齋藤智裕(ポプラ社)

2011-03-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
リストラの末、多額の借金を抱えた男・ヤスオ(大東泰雄)は、自らの四十歳の誕生日の前日、絶望から投身自殺を図ろうと昇った廃墟ビルで、黒服の男・キョウヤ(京谷貴志)と出会い、自殺を止められる。
キョウヤは、裏社会の臓器提供グループ『全日本ドナー・レシピエント協会(全ド協)』のスペシャルコーディネーター。自殺する人間の臓器を、それらを必要とする人々に斡旋する仕事をしているらしい。
ヤスオの臓器を移植の為に提供して欲しいという、彼の言葉を最初断るが、多額の報酬を田舎の両親に遺すことを引き換えに契約を結ぶ。
そんな中、拡張型心筋症を患う少女・アカネ(天木茜)と出会ったヤスオ。どうやらヤスオの心臓は、彼女に移植される予定であるらしい……

第5回ポプラ社小説大賞受賞作。…まぁ云わずと知れたアノ方のデビュー作ですね(微笑)。
ラノベの如き読み易さなので、普段本をあまり手にとられない方には良いかも。
個人的には、もっと違う意味で問題作なのかしらと思ったので、展開や人間造形のあまりの類型っぷりに、うーん;という感じ。

<11/3/29>


『小説を書く猫』中山可穂(祥伝社)

2011-03-28 | 読了本(小説、エッセイ等)
そのセクシュアリティ故に、障害の多い自らの恋愛について語る“恋する猫”、
デビュー秘話。新刊が出た時、儀式のように行う本屋さん巡り。山本周五郎賞受賞コメント。サイン会のこと。編集K氏のこと等、作品および作家活動周辺について語る“小説を書く猫”、
イタリアの船旅・モロッコ、長崎の九十九島、ブエノスアイレスへの取材旅行でのエピソードを語る“旅する猫”、
好きな音楽、映画。フリマで買ったブーツや、家周辺の外猫たちの去来等、好きなモノコトについて語る“遊ぶ猫”、
京都に住まいを移すまでの顛末。個人情報漏洩に憤る日常を語る“猫の近況”。さまざまに語るエッセイ集。

作家生活18年の、中山さんの初エッセイ集。
表紙のにゃんこがあまりにラブリーで、つい手に取ってしまいました(笑)。
こうして読むと、身(精神?)を削って作品を書かれる方なのだなぁと、しみじみ思いました。
それにしても、“近況”で書かれてた、勝手に住所を調べた上、厚かましい依頼をする(おまけに謝りもしない)某大学講師の非常識さが怖すぎ…;

<11/03/28>

『モップの精と二匹のアルマジロ』近藤史恵(実業之日本社)

2011-03-27 | 読了本(小説、エッセイ等)
“ぼく”(=梶本大介)の妻は、清掃作業員として働くキリコ。
先頃からキリコの職場となった、32階建てのオフィスビル・アルティス日比谷。その中にある、系列の証券会社に出向することになったぼくは、数年ぶりに同じビルで働くことに。
それから一カ月半ほど経った頃。エントランスで、キリコを見つめる地味な女性に出会ったぼく。キリコと話したいという彼女を取り次ぎ、後で事情をきくと、同じ建物の中で働く彼女の夫の身辺調査をして欲しいのだという。
その彼女・真琴の夫は、21階に入っているシステムキッチンメーカー・セキグチシステムキッチンで働く越野友也。他のオフィスでも評判になるほどの美形。残業と偽っているケースがたびたびあり、彼が浮気をしているのではないかという疑いをもっているという。
キリコが彼の尾行を開始すると、中野のあるマンションへと入っていく場面に遭遇。そこには女性らしき人物の影が見受けられた。
ところがそれを突き止めた矢先、ぼくの目の前で友也が車にひき逃げされる事件が。命に別状はなかったが、ここ三年間の記憶を失い、一年半に知り合って結婚したばかりの真琴のことは、すっかり忘れていて……

キリコシリーズ・第四弾。キリコちゃんと大介が、ひょんなことから、ある夫婦の問題に関わることになるお話。
かなり久々~(およそ四年ぶり?)で、シリーズ的には初の長編。
痛々しくも、ほんのり心温まる読後感でした。

<11/3/27>

『暴走ボーソー大学』山之口洋(徳間書店)

2011-03-26 | 読了本(小説、エッセイ等)
房総の最下流大学・房総自由大学で、おバカながらも、のびのびと青春を謳歌する学生たち。
そんな大学の“極楽鳥研究会”…この世のお気楽極楽に生き抜く術を追求するサークル…の会長である四回生のシンジ(西川慎次)は、単位が足りずに留年の危機。しかも東京で就職結婚した兄・健一に代わり、家業の西川精肉店をそのまま継がされそうな雰囲気で、留年さえも認めてもらえなさそう。
おまけに極研も、シンジと、同じ四回生の<女社長>こと北野杏子が抜けてしまうと、残り三人…<ヤマカシ>こと高所平気症の三回生・山鹿タツヲ、トップホストの三回生・三ツ瀬彰、<クモハ>こと鉄道オタク女子の二回生・会田楠葉…だけになってしまい、もし今年新入会員を獲得できなければ、存続の危機。極研にやたらと出入りする、エロフィギュアオタクの謎の万年学生・きたねこ先輩は、邪魔ばかりして数には含まれない。
そんなある日、通学中の電車の中で、不良高校生三人に絡まれるクラロリファッションの女子に遭遇。思いがけず助けてしまったことから、彼女…同じ大学の一回生・兵藤亜里砂に慕われ、彼女は極研に入会。
喜んだのもつかの間、大学を設立した学校法人秋元学園の経営破綻を理由に、大学を解散すると理事長・秋元大悟が宣言。シンジどころか皆の卒業が危うい事態に大騒ぎ。
しかしヤマカシが、偶然理事長の電話を立ち(?)聞いたところでは、どうやらその話には何か裏がある様子。
そんなヤマカシを警戒し、理事長側が研究会の『顧問』の名目でスパイとして送り込んできた、非常勤講師・行行林と共に、背後関係を調べ始めた極研のメンバーたちだったが……

お気楽大学生たち通う、房総のダメ大学がなくなる!という危機に。そこで何とかしようと立ち上がったのは、『極楽鳥研究会』の面々。それぞれの特技を生かしつつ(?)、理事長らの仕組んだ陰謀を暴こうと奔走する青春モノ。
ドタバタっぷりが楽しいですが、皆のキャラが濃すぎて、若干シンジの影が薄い気がしなくも…(笑)。

<11/3/26>

和チョコラスク@和楽紅屋

2011-03-25 | スイーツ
 Majaさんからのいただきもの♪
 和三盆糖を使ったラスクを、チョコレートとホワイトチョコでそれぞれコーティング。
 チョコが厚めなので、和三盆はわかりにくいですが(笑)、さくさくとした食感で美味しかったですv
 ヴァレンタインの期間限定?
 
 和楽紅屋:東京

『忘れられた花園 上』ケイト・モートン(東京創元社)

2011-03-25 | 読了本(小説、エッセイ等)
1913年、ロンドンからの船に乗せられ、オーストラリアの港に、白い子供用のトランクととともに、たったひとり取り残されていた少女。名前もわからない彼女は、港で働く職員・ヒューが連れ帰り、ネルと名付けられて彼ら夫妻の娘として育てられる。
そして2005年、祖母ネルを看取った孫娘・カサンドラは、祖母が、彼女宛てのメッセージとともに、イギリス・コーンウォールにあるコテージを遺していたと知らされる。今はホテルとなっている豪壮なブラックハースト荘の領地のはずれに
ある、小さなコテージをネルが買った理由は?
1975年、ヒュー夫妻の実の子でないと知らされたネルは、その養父の死後、トランクから見つかった、イライザ・メイクピースなる人物の手による御伽噺の本を頼りに、自らのルーツを辿るべく、イギリスへと旅立った……

ネル、カサンドラ、そしてイライザ(ローズ、伯父伯母)の3つの時間軸の中で綴られる、ミステリ風味なゴシック小説。
上巻の表紙に使われてるのが、桑原弘明さんのscope『The Secret Garden』なので、『秘密の花園』をモチーフに使われている内容的にもマッチしているのですが、できれば違うヴァージョン(ライティングで3パターンくらいに見え方が変化するオブジェなので)のを裏表とかで載せたほうが良かったかな、という気が。

<11/3/24,25>

『シアター! 2』有川浩(アスキー・メディアワークス)

2011-03-23 | 読了本(小説、エッセイ等)
鉄血宰相とあだ名される兄・春川司に泣きつき、主宰する劇団<シアターフラッグ>の運営資金300万を借りた春川巧。但しその借金の条件は、2年以内で劇団の収益から借金が返済できなければ、劇団をたたむという厳しいもの。人気声優・羽田千歳を迎え、奮闘を続ける面々。
前回公演『掃きだめトレジャー』が高校の依頼で再演されることになり、少しでも稼ぐべく安価なグッズとして缶バッジを作ったところ、相乗効果で思いがけずDVDも売れたことから、司は新しい物販グッズの作成を提案。
団員たちの中で話し合った結果、卓上カレンダーの案が多数派になるが、それに対し、売れるはずがないと反対する<熱血担当>黒川勝人。結局数で負け、しかも不本意ながらもそれを司に報告に行く黒川。
しかし、司からは即座に却下。何となく食い下がってみるが、先ほど乗り気だったはずの仲間たちは何も言わない。しかも、その後の彼らの態度にさらにムカつき、キレた黒川は春川家を飛び出した。
その際財布を忘れてきてしまうが、気まずく取りに戻れない黒川は、逡巡の末、司に連絡。財布を持ってきてもらった礼にコーヒーを奢ることになり、そこで、今後のことも考え、持ち回りで制作を担当してみないかと司に言われ……“etude:01”、
シアターフラッグの公式サイトの掲示板に、千歳を中傷する投稿が。何度削除してもあらわれるその投稿者は<半角スペース>と呼ばれるようになり、やがて衆人の知るところとなる。その結果、掲示板は荒れ、しばらく閉鎖する事態に。
千歳からその件について相談を受けた、<看板女優>早瀬牧子。叩かれるのは平気だが、自分のせいで劇団が悪くなったと言われるのは…と。
そんな中、牧子が客演で出た舞台の会場で、千歳入団を機に辞めた元団員・松本優依に再会。会話の中で、彼女が件の人物だと悟った牧子は……“etude:02”、
オーディションに落選続きの大野ゆかりに、舞い込んできたビックチャンス。昼ドラの脇役のオーディションながら、レギュラー的ポジションで、関西弁の役。しかも発音指導がいらない人、という条件であるため、大乗り気なゆかり。
ところが、その会場で優依に遭遇。牧子をバカにする口ぶりに、釘を刺すゆかり。
しかしグループ分けの関係で、一緒に組んで演技を披露することになった二人。足を引っ張ろうと打ち合わせを無視して優依の攻撃を、何とかうまく切り返し、オーディションは合格。
しかしそちらの仕事に追われ、次回公演の制作で請け負ったDMの分担をこなすことができない。しかも皆にそれを言い出すこともできず、悩んだゆかりは、小宮山了太に助けを求めるが……“etude:03”、
『海より来る夢の通い路』で物販を担当した、<うっかりスズべえ>とあだ名される清水スズ。そのうっかりぶりを遺憾なく発揮し、手元がおぼつかなく客を逃した上、DVD16本分を売り物にならなくしてしまう。
それらについて、飲み会の席で黒川に責められていたスズを庇った千歳。ところが、その“いい子ぶりっこ”な上から目線な物言いに逆上したスズは、千歳と言い合いになり、大ケンカに発展。
そのまま店を飛び出していったスズだったが、鞄を置き忘れたところで、茅原尚比古が追って来た。
その後、ケンカのいきさつについて司に語る茅原は、何故かドジっ子属性について力説。
スズと話した司は、千歳が、友達との付き合い方がわからないアンバランスな人間だと諭す……“etude:04”
何とか収益を伸ばそうと考えるも、一番微妙な規模であるらしいシアターフラッグ。
少しでもコストを抑えるべく、条件に合う劇場探し。規模的にも料金的にも良いのはテアトルワルツだが、この劇場は、支配人が気に入った劇団しかやらせないという専らの評判。
一応七月予定で利用申込をしたが、その後、知り合いのラジオ番組のディレクターから六月分にキャンセルが出たはずだと聞いた巧は、劇場に交渉を持ちかけ、支配人との面談までこぎつける。
ところがその支配人の、あまりにシアターフラッグをバカにする態度に怒り心頭。そのまま飛びだして来てしまう。
その後、そんな自分の行動を後悔した巧は、皆への面目なさと後ろめたさで、新作『走れ、ボート部』の稽古すらすっぽかし、皆からの心配するメールなどにも返信せず、新幹線に乗り込み、再婚した母の住む神戸へ。
とはいうものの母に会う訳にも行かず、何となく気が済んで帰ろうとした矢先、財布を落としたことに気づき……“STAGE.-1”、
費用をかけない劇場について、元演劇青年だった部長に相談する司。劇場ではないところ場所を借り、特設会場を作ることに。さらに収益を上げるためにゲネプロにも客を入れることにして……“STAGE.0”を収録。

シリーズ2巻。今回は、他の劇団員たちにも光の当てた“etude”があって楽しかったです♪
それぞれの恋や友情模様に、ふふふ~vな感じ。
それにしても口論の末、飛び出す、というのはここの劇団のデフォルトな行動なのでしょうか(このパターン多過ぎ/笑)。

<11/3/23>