黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

† 新刊情報(10/12) †

2010-12-31 | 新刊情報
<12月>
12/3
小川糸『つるかめ助産院』集英社

12/9
矢崎存美『キッチンぶたぶた』光文社(文庫) 

バカリズム『都道府県の持ちかた』ポプラ社 

12/15
齋藤智裕『KAGEROU』ポプラ社 

12/17
海堂尊『モルフェウスの領域』角川書店 

12/中
梨木香歩『不思議な羅針盤』文化出版局

12/22
西崎憲『蕃東国年代記』新潮社 

伊坂幸太郎『3652 伊坂幸太郎エッセイ集』新潮社 

12/25
田辺青蛙『皐月鬼』角川書店(文庫:ホラー)

野村美月『“文学少女”と恋する挿話集 4』 (文庫:ファミ通)


日付不明
高殿円『メサイア 警備局特別公安五係』角川書店


『月のさなぎ』石野晶(新潮社)

2010-12-31 | 読了本(小説、エッセイ等)
森の中の学園に隔離されて育つ、“月童子”たち…生まれつき、性が未分化で、それ故に身体の抵抗力が弱いという。概ね18歳前後で性別が確定され、その者から順に学園を去り、外の世界へと巣立っていく。
その学園では、殺伐とした地上を嘆き、六人の官女と共に、月に渡ったという存在、月の大姉サラ・ユミエルを崇め奉っている。
年に一度の降誕祭を目前に、演劇部員の小麦は音楽劇の練習に打ち込んでいた。小麦は、少年めいた言動のひとつ上の先輩・薄荷に憧れを抱き、性別が女になることを願っていた。
そんな中、小麦が仲間たちと興じていた占いの紙に、「清めの官女は学園の中にいる」という文字が浮かび上がり、大騒ぎに。
一方、薄荷は、学園の中に変装した生徒を見つける。その生徒は、外界から侵入してきた少年・雪矢で、次第に彼に心惹かれていく薄荷。
薄荷と同室で、類い稀な歌声を持つ空の周辺でもまた変化が……

第22回日本ファンタジーノベル大賞・優秀賞受賞作。
森の中の学園に隔離されている、性別の決まっていない子供たちのお話。
決まっていないという割には、全体的にだいぶ少女寄りな感じ(というか少女漫画っぽいというか…ラノベっぽい?)。
雰囲気的には結構好みなお話ですが、ちょっと描き方が散漫になっている気がしなくも…;

<10/12/30,31>

『祝もものき事務所』茅田砂胡(中央公論新社)

2010-12-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
弁護士・雉名俊介に紹介され、椿江利が“もものき事務所”を訪れた。
彼女の弟・黄瀬隆は殺人容疑で逮捕され、もうじき初公判の身。
殺害されたのは、黄瀬の勤める会社の上司・渡邊光成。渡邊が以前付き合っていた、同じ会社で働く呉亜紀子は、現在黄瀬の恋人。上昇志向のある渡邊は、部長の娘と付き合うことにし、彼女を捨てたのだが、その後実は亜紀子がオーナーの孫娘であることが発覚したことから、未練タラタラで復縁したいと望んでいるが、黄瀬と付き合っている彼女はそれに応じない。そんなことから渡邊は職場で、黄瀬をいじめていたという。
アリバイもなく、目撃者も動機もあり、凶器は黄瀬の持ち物、と端からみれば疑う余地のない状況で、黄瀬自身も警察に責め立てられたとはいえ、自分の犯行と認めてしまっている。
そんな有罪確定とも思える弟の無罪を証明して欲しいというのが、事務所への依頼。弟が原因で、婚約中の恋人・吾藤田恭次の両親から婚約を解消して欲しいと言われているのだ。
所長である青年・百之喜太朗は、まるでやる気なし、覇気なし。そんな依頼にももちろん乗り気ではないのだが、有能な美人秘書・花祥院凰華により、引き受けられてしまう。
その後、調査の帰り、ひとり電車に乗って帰ることになった百之喜は、天才的な方向音痴ぶりを発揮し、東京都のはずれ、西多摩郡嶽井町に辿り着く。
迎えに行った、百之喜の幼馴染たち…格闘家・犬槇蓮翔、舞台役者・芳猿梓ら…は、旧家の豪華な嫁入り行列に遭遇する。
一方、雉名は、その地と事件関係者との関係を調べ始める……

本人にはまるでやる気がないが、やたらと事件の証拠や重要証言にぶち当たってしまう<体質>の百之喜。その有能な周辺の人たちが、それをヒントに彼の周辺の強者たちが事件の解決に当たる…的なお話。ミステリ風(笑)。
久々に現代モノですが、キャラ設定や会話の掛け合い、発言などは、いつも通り楽しいです。
……ただ百之喜の影が薄い(笑)。

<10/12/29>

『朧夜ノ桜 居眠り磐音 江戸双紙』佐伯泰英(双葉社)

2010-12-28 | 読了本(小説、エッセイ等)
小正月も過ぎ、麻布広尾村の白梅屋敷において、桂川甫周国瑞と織田桜子の祝言の日となった。
佐々木磐音も招かれ、屋敷にて花嫁の到着を待っていた。そこへおこんが現れ、近頃この界隈に野犬組と称する浪人が徒党を組んで横行し、因縁をつけて金をせびっていると知らせる。気になった磐音とおこんは、用心の為、桜子を迎えに近くまで出ることに。そこへ懸念通り野犬組が現われたが、磐音が撃退し、事なきを得る。
その後、祝言は滞りなく済み、磐音は桂川甫周国瑞の父・国訓と祖父・国華から、磐音たちの祝言の折には呼んでくれと頼まれる。
そしておこんは、速水家に養女に入ることになる前日。最後の親孝行に金兵衛の元に泊まり、そこから向かうことになった。
磐音がおこんを送った後、浮世絵師の北尾重政と久しぶりに再会。北尾の口から、このところ吉原で白鶴太夫や磐音について訊き歩いている者がいると聞かされ、磐音は念のためにと吉原会所の頭・四郎兵衛を訪ねる。
尚武館に戻ると、白山が毛を逆立てていた。長い大薙刀の四人組が道場破りにやってきて、その様子を読売屋の楽助が見物していた。
道場破りにやってきたのは、タイ捨流の相良肥後守定兼。何故か新年になってから道場破りが増えており、世間への牽制の為に手荒く叩きのめし、楽助に読売で書き立てるようにと頼む。
そんな中、備中国橘右馬介忠世と名乗る、老武芸者が磐音の前に現われた。尚武館道場潰しを頼まれたという。玲圓に訊くと、二天一流の剣客で、有名な人物であるらしい。
いよいよおこんが速水家の養女となる日となった。その日、磐音は四年ぶりに三味芳四代目・芳造の次男・鶴吉に再会。江戸を離れていた鶴吉は旅の途中、遠州相良に寄っていたのだという。老中田沼意次の領地であるそこで、磐音を狙う刺客たちの名を聞いたという鶴吉。琉球古武術の松村安神、タイ捨流の河西勝助義房、平内流の久米仁王蓬莱、独創二天一流の橘右馬介忠世、薩摩示現流の愛甲次太夫新輔の5人。いずれも伝説的な人物であるという……

シリーズ第二十四弾。国瑞と桜子の祝言に始まり、いろいろ再会もありつつも、強敵の登場も盛り込んで、見所たくさんな感じになってます(笑)。

<10/12/28>


マカロン・その4@マドモアゼル・マカロン

2010-12-27 | スイーツ
 クルールジャポンシリーズ。
 心ふわり、3時のおやつ、紅の里、松風、小町の5種。
 心~はみるくいちご味、3時~はプリン味で中はクリーム、上にチョコがけ、紅の里はりんご味(クリームも)で見た目もりんご、松風は炭入りのマカロンに、抹茶クリームと黒豆、小町は柚子風味で、上にもピールが載ってます。

 マドモアゼル・マカロン:東京


マカロン・その3@マドモアゼル・マカロン

2010-12-26 | スイーツ
 マルブルシリーズ。
 マッチャ&シトロン、フランボワー&ミルティーユ、キャラメル&ショコラ、ピスターシュ&フレーズ、アブリコ&ペッシュの5種。
 マカロン生地がそれぞれの2つの味のマーブルになっていて、中のクリームも同様に。
 何といっても見た目がキュートv

 マドモアゼル・マカロン:東京 


マカロン・その2@ドゥー・パティスリー・カフェ

2010-12-24 | スイーツ
 テ、アビル、ジャンドゥージャシトロン、フォレノワール、ショコラの5種。
 テは紅茶風味(アールグレイ)、アビルはバナナ、パッションの生地にショコラガナッシュ、ジャンドゥージャ~は、ヘーゼルナッツ&チョコと、レモンピール、フォレノワール(マカロンはベリー系?)とショコラがそれぞれ挟まれています。

 ドゥー・パティスリー・カフェ:東京 ※東京駅で購入。

ブッシュドノエル@ドルチェ小川

2010-12-24 | スイーツ

 今年のクリスマスケーキ♪
 今回は、取りに行き安さで店をセレクト(笑)。 
 いちごのムース。中はいちごのジュレ、バニラムース?で、サクサクした食感のフィヤンティーヌがちょっと入っています。
 土台はピスタチオのスポンジ。 上に、いちごやチョコ。両端にホワイトチョコの板がついています。 さっぱりとした甘さで、食べやすいケーキでした。






  ドルチェ小川:新潟(見附)