黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

† 新刊情報(08/08) †

2008-08-31 | 新刊情報
<8月>
8/1
今野緒雪『お釈迦様もみてる 紅か白か』集英社(文庫:コバルト)

8/上
海堂尊『ひかりの剣』文藝春秋 

大崎梢『夏のくじら』文藝春秋

北村薫『野球の国のアリス』講談社(ミステリーランド) 

8/6
翔田寛『誘拐児』講談社 

8/9
有川浩『別冊 図書館戦争 II』アスキー・メディアワークス

8/20
石持浅海『ガーディアン』光文社(ノベルス)

森見登美彦『美女と竹林』光文社

8/21
岩井志麻子『べっぴんぢごく』集英社(文庫)

三浦しをん『乙女なげやり』集英社(文庫)

8/23
恩田陸『ユージニア』角川書店(文庫)

五條瑛『蝶狩り』角川書店(文庫)

青井夏海『星降る楽園でおやすみ』中央公論新社(文庫)

8/25
西澤保彦『夢は枯れ野をかけめぐる』中央公論新社

太田忠司『予告探偵 木塚家の謎』中央公論新社(ノベルス)

高野史緒『赤い星』早川書房

8/26
えんどうしゅうこ/マクティコ『いつもわがままガマおうじ』ワニブックス 

8/28
三木笙子『人魚は空に還る』東京創元社

8/29
ケイト・アトキンソン『博物館の裏庭で』新潮社(クレスト・ブックス)

アリス・マンロー他『記憶に残っていること 新潮クレスト・ブックス短篇小説ベスト・コレクション』新潮社(クレスト・ブックス)

8/30
野村美月『“文学少女”と神に臨む作家 下』エンターブレイン(文庫:ファミ通)

日付不明
野梨原花南『マルタ・サギーは探偵ですか? 7 マイラブ』富士見書房(文庫:ミステリー) 

森博嗣『「どちらかが魔女」森博嗣シリーズ短編集』講談社  

森博嗣『「僕は秋子に借りがある」森博嗣自選短編集』講談社




キャラメルオペラ@プリムール

2008-08-31 | スイーツ
 オペラのキャラメルヴァージョン。
 生地の間に、キャラメルクリームとチョコレートクリームが交互に挟まれています。コーヒー風味のクリームも(あるいはクリームとは別に、生地にコーヒーシロップか何かが塗られているのかも…)。
 上に載っているのは、葉っぱ型のチョコレートと、キャラメリゼしたヘーゼルナッツと、コーヒー風味のミニマカロン。
 キャラメルが思いの外、ほろ苦いです。大人向け。
 
 パティスリー・プリムール:新潟(新潟)

ノワール@プリムール

2008-08-31 | スイーツ
 チョコガナッシュでコーティングされた中は、ラムレーズンの入ったしっとりした感じの何か(スポンジでもなく…)。中心は、バニラのムースというかブリュレ?
 土台は、シナモン風味のビスケット。画像ではわかりにくいですが、脇についているヴァイオリン型のチョコレートが可愛いです。
 でもラム酒が効いてるので、かなり大人向けで、重厚感があります。
 
 パティスリー・プリムール:新潟(新潟)

シュークリーム@プリムール

2008-08-31 | スイーツ
 しっかりした感じのシュー皮の表面には、細かいアーモンドと粉糖。
 中にはカスタードクリームが入っています。

***** ***** ***** ***** *****
 パティスリー・プリムール:新潟(新潟)

 新潟市江南区(旧・亀田町)の亀田駅のすぐ近くにあるケーキ屋さん。とてもかわいらしい感じのお店です。
 電車に乗っていると見えるので、以前から気になっていたのですが、マカロンがあるらしいという情報を聞き、行ってみました(笑)。

『マラリア』桂美人(角川書店)

2008-08-31 | 読了本(小説、エッセイ等)
2006年、福井・永平寺で修行を続ける青い眼の美貌の雲水・唯慧。彼がこの地を訪れてから2年の月日が過ぎようとしていた。そんな彼の正体は、標的の右目を狙撃することで知られていた凄腕のスナイパーとして指名手配されているダニエーレ・ケイ……そしてアンジェロと呼ばれていた男。
3年前、アフリカの小国・シエラレオネ共和国。そこを訪れるスタニフワフ枢機卿の暗殺を依頼されたアンジェロと、彼を兄のように慕っていたレオと仲間たち。ところがそれは、彼を嵌める為の謀略でもあった。組織のトップである<プリンス>が枢機卿とともに彼も一緒に消そうと考えていたのだ。負傷しつつも返り討ちにしたアンジェロとレオは、辛くも生き残ったが、彼はマラリアに罹り、病院で離れ離れになってしまう。
その後、彼らが育った施設、リヴィア・ハウスを訪れ、そこの園長であったリヴィア・コリーニに宛てられた、日本からの郵便物の束を見つける。それは、法聴寺にいる神坂将巳から出されたものだった。そして2004年1月、日本にやってきたアンジェロは、横浜の法聴寺に将巳を訪ねる。そこで彼から、野上聡という偽名を付けられたアンジェロは、寺の和尚の従弟である仏師・秀才に気にいられ、しばらくそこで手伝いをしながら過ごすことに。ところが2月26日、将巳が突然拳銃自殺を遂げてしまう。『妄心』という書を遺して……
一方、東京地検特捜部で検事として働く神坂将史は、最近、自分の身辺を探っているものがいるらしいと聞かされる。そんな中、職場の上司や父の知り合いであった外務省の人間たちから、父・将巳の知り合いであった神父ダレン・トーマスが、サン・ピエトロ広場で起きた射殺事件で亡くなったことを知らされる。
彼の父は、外務省官僚であったがその職を辞し、2年前に拳銃自殺を遂げていた。将史は愛人との間にできた子どもということで、彼に引き取られて育ったが、その口添えをしてくれたという、書道大家である祖父・清将は、現在病の床に伏していた。
父について知ろうと思いたち、彼の終焉の地である法聴寺を訪れた将史。そこでいままで存在を知ることのなかった、野上聡という、自分によく似た特徴を持つ人物について聞かされ……

時代や場所があちこちに飛んでいるので、めちゃめちゃあらすじが書きにくい~;いっそ年表にでもまとめたいくらい(笑)。
さらにアンジェロを捕まえようとしているカラビニエーリ(警察みたいなもの?)のベルナルド大佐側の動きとか、神坂父や神坂祖父の秘密、ヴァチカンの秘密とかいろいろ入り乱れて、てんやわんや(わたしの頭が/笑)。
それなりに面白く読めましたが(美形率は高いし)、タイトルである『マラリア』に対する言及がいまいちなので、もっと説明があった方が良かったかなぁと思ったり。

<08/8/31>