黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

† 新刊情報(12/09) †

2012-09-30 | 新刊情報
<9月>
9/4
小路幸也『ナモナキラクエン』角川書店 

三木笙子『金木犀二十四区』角川書店  

冲方丁『光圀伝』角川書店

9/10
津守時生『三千世界の鴉を殺し 16』新書館(文庫)

9/中
門井慶喜『若桜鉄道うぐいす駅』徳間書店

9/18
佐藤亜紀『金の仔牛』講談社 

9/19
小路幸也、宮下奈都『つむじダブル』ポプラ社

越谷オサム『いとみち 二の糸』新潮社 

9/21
宮部みゆき『ソロモンの偽証 第二部 決意』新潮社

9/24
松田瓊子『すみれノオト 松田瓊子コレクション』河出書房新社

9/27
桜庭一樹『本のおかわりもう一冊 桜庭一樹読書日記』東京創元社

9/28
梨木香歩『エストニア紀行 森の苔・庭の木漏れ日・海の葦』新潮社 

初野晴『カマラとアマラの丘』講談社 

9/下
中島京子『のろのろ歩け』文藝春秋 

東川篤哉『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか』文藝春秋 




本なお茶会・その16@真昼造船

2012-09-30 | おでかけ
 今回のテーマは「『物語』から遠く離れたり離れなかったり」……ということで、『物語』本。 
 参加者は5名。新規の方が1名いらっしゃいました。

 考えれば考えるほどわからなくなるテーマの上、出かける準備とかであまり時間がなくて考えがまとまらなかったので(おまけに当日は睡眠不足で思考力が著しく低下;)、とりあえずいろいろ持っていったらちょー大荷物(笑)。
 一応『語る』あるいは『語られる』対象というのが重要かしらと『人質の朗読会』などを持っていってみたりしました。あとはメタな視点も含めてみようかと“文学少女”とか。

 今回のおやつは、ルイママさんのケーキ。


 名前は忘れましたが、チョコ味でした。
 上のどんぐりクッキーが可愛い☆


新潟会@LEMON DROP

2012-09-29 | おでかけ
 上京ついでに、ちゃちゃさんと、先日新潟から引っ越されてしまったかりんさんと、吉祥寺でお茶してきました♪
 アトレ内がどこも混んでいたので、外に出て、駅近くのケーキ屋さん・レモンドロップで。





 わたしはアールグレイのアイスティと、マロンタルトで。

 ちゃちゃさんからお聞きした、食べ合わせに関する驚愕のお話が印象的でした(爆笑)。

 途中でかりんさんとお別れ、お店を出た後にちゃちゃさんと吉祥寺の街を散策。
 久々に吉祥寺を歩きましたが(10数年ぶり?)、かわいい&おしゃれなお店が増えましたね~。

<おまけ>
 ちゃちゃさんからいただいた、都電もなか♪
 ありがとうございましたv

 

『お友だちからお願いします』三浦しをん(大和書房)

2012-09-26 | 読了本(小説、エッセイ等)
父の散髪話、祖母から学んだあれこれ、読売新聞に掲載されたマナーをテーマとして書かれたエッセイなど……“一章 ひととして恥ずかしくないぐらいには”、
自分の席は確保しながら席を譲ってくれるか他の乗客を試す老婆の話、友人のあんちゃんが地下鉄で目撃した愛の告白(注:男同士)等、日経新聞の<プロムナード>欄に連載されたエッセイ……“二章 そこにはたぶん愛がある”、
青森県にあるキリストの墓とピラミッドとタクシー運転手の話、各地の名産あれこれ、母との旅行話等、VISAの会報誌に連載された旅がテーマのエッセイ……“三章 心はいつも旅をしている”、
包装紙を連想する十二月、銀座のアップルストアのエレベーターのこと等いろんな雑誌に掲載されたエッセイ……“四章 だれかとつながりあえそうな”を収録。

主にいろんな雑誌からの依頼により書かれたエッセイを集めた一冊。
新聞やあちこちのメディアに掲載された分ということもあり、確かにちょっといつもよりは余所ゆき仕様かも(なので、爆笑というよりはくすくす笑い、かな)。
切符のエピソードとか、わたしも割と同じ傾向が(笑)。
お母様や弟さんは以前からよく登場されてましたが、何だか今回はお父様の登場が多い気が……一応その道(国文)の有名な方なのに、ちょっとアレな感じな書かれ方ですが(笑)。

<12/9/26>

『三千世界の鴉を殺し 16』津守時生(新書館)

2012-09-25 | 読了本(小説、エッセイ等)
爆発事件について、政治家の孫であるヴァンサン・ロメールに聴取に行くルシファ。
ヴァンサンがニコラルーンに渡したのは、同僚から預かったディスク。その同僚を含め、周辺で不審な死がたびたび起こったことから渡すことにしたのだが、自宅に置いておいた間に何者かにより爆弾にすり替えられたものらしい。
その帰り、男たちに襲われたヴァンサンとルシファ。撃退し、都市警察に通報したが、ここぞとばかりに怨みを晴らそうとする刑事たちにより不当逮捕されてしまうも、婦人警官たちやスノーリ・ウンセット部長の口添えもあり無事帰還。そしてヴァンサンに強烈な印象を残すルシファなのだった。
そんな中、バーミリオン星の惑星大統領であるパオラ・ロドリゲス・フェアファックスの私邸に呼び出しを受けたルシファ。彼をヘッドハンティングすると口説く体を装いつつ、ひそかにディスクを手渡すパオラ。
その発言の端々から、彼女と父・O2は何か関わりがあるらしいと感じるルシファだったが、そこへパオラの夫であり、与党オナー党首ジェラルド・フェアファックスが登場。ルシファを間男呼ばわりし、調べようとする。自分はゲイだと主張、サラディンに恋人役として機転を利かせてもらい、辛くも疑いを逃れる。
しかし敵であるイヴルの構成員は、惑星組織の上層部にも深く入り込んでおり、パオラは、唯一補佐してくれるエレンの他に味方のいない孤立無援状態。ジェラルドもそこに取り込まれており、今回のことも確信犯的な言いがかりなのだった。
エレンとともに私邸を出たルシファは、早速襲われて……

シリーズ16巻。既に直前がどんな展開だったか忘れ気味でしたが(前巻3年前…)、読みながら思い出す(笑)。
相変わらず見どころ笑いどころは満載なんだけど、ちっとも作中の時間が進まない(笑)。

<12/9/25>

『ナモナキラクエン』小路幸也(角川書店)

2012-09-24 | 読了本(小説、エッセイ等)
「楽園の話を、聞いてくれないか」
七月の夏休みが始まる手前の日曜日。そう言いかけて、突然亡くなってしまった父・志郎。あらかじめ自分の死後の為の準備をしていた父は、母の違う向井四兄弟…大学生の長男・山(サン)、高校生の長女・紫(ユカリ)、中学生の次男・水(スイ)、小学生の次女・明(メイ)のためにに手紙を遺していた。
家から去ったそれぞれの母親の行方が書かれており、会う必要があると考えるなら会ってこい、と。
父が遺したオールドカー、一九六一年製のモーリス・マイナー・トラベラーを駆り、それぞれの元を訪ねることにした夏休み。
父のいう『楽園』とは何を示すのか……

父と四人の母の違う子供たち、そして家政婦代わりに面倒を見にきてくれる朝美さん、で構成されていた向井家。突然父が亡くなり、それぞれの母に会いに行く、というひと夏のお話。
『東京バンドワゴン』とはまたちょっと違う感じで、家族小説。
血のつながりよりも人の心のつながり、というか、その場としての『家』に重きを置いているという意味では、同じかな。
悪い人は出てこず、それぞれのお母さんたちも穏やかに彼らを迎え入れてくれる、という小路さんらしい展開。
サンの彼女・はるかちゃんもよい子♪

<12/9/24>

ミルフィーユ(アールグレイフィグ)@Parisパイ

2012-09-23 | スイーツ
 秋季限定ですが、久々に純然たる新作かも(基本、季節で変わるけれど、たいてい前の年に出ていたりするので)。
 パリパリのパイ生地の間に、アールグレイ風味のクリームと、赤ワインで煮たドライフィグ(いちじく)が挟まれています。
 ちょっと大人な雰囲気? 

 Parisパイ:新潟(長岡)